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{引用=
それがそこにあり
僕たちは離れて行き
そして
範囲を指定する

土砂崩れに
身を任せるわけにも
行かず

僕は
回転する椅子の上に座り
懐かしい風景を思い出し
 ....
ひとしきり 遊んだあとに娘は 
本へ目を落としていた私に 突然
これ はこ?と聞く。

本の入っていた段ボールの空き箱を指さして

ロシア・フォルマリズムから日本の
8月の自宅の居間へと ....
イモムシ 這っている

イモムシを 見下ろしている

何日かしたら 空を飛ぶようになる

イモムシは そのときまで這っている

イモムシが 飛べるようになったら見える

それまで  ....
きみが死んでしまった夜
ぼくはまんじりともせず
ただきみの
白く死化粧を施された
美しい寝顔を
ただ目の中に入れていた
ほんの数時間前
きみはすっかりかすれてしまった声で
ぼく ....
明日
わたしは
食べにでます
あなたの知らない
穴場の店へ
いつか
行きたいと思っていて
なかなか行けなかった
まだ開店間もない
トンカツ屋へ

トンカツ屋に入って
先ず感じる ....
とどめておくことが難しいものほど
愛しいのは何故なのかしらと
突然あなたが呟いたので
僕は何とか返事をしようとしたけれど

何でだろうねと言うのが精一杯で
その表情がおかしかったのか
あ ....
やつが通りを行くと
すれ違う人すべてが
やつの背姿に釘付けになる
アヴァンギャルドなファッションセンスに
やつのファンは熱狂する
やつはみんなのファッションリーダー


そんな ....
君に『サヨナラ』を告げられた日から
君への想いはもっと強くなった

想えば想うほど
君は遠くなる

他の男に抱かれる度に
僕のことを忘れてゆくのだろう

小舟のようにゆらゆら揺れる
 ....
ミンミンと鳴くこともなく
たまたま出会ったセミは
コンクリートの駐車場に
ただ しがみついていた
生きているのか死んでいるのか
さわったら ジ っと鳴いた
逃げることもしないので
ひどく ....
{引用=

6月の雨が
まだどこかに残っていて
それが7月の終わりになっても
降り注いでいる
一月以上寝かせたからだろう
いらないものがたくさん混じってる
人間の気持ちに置き換えたら
 ....
あんたはわかってねえ
生みの苦しみというものが本当にあるってこと

あんたはわかってねえ
その苦しみは人を狂わせる毒であること
その毒の香りが芳醇、豊満、魅惑的であること

あんたはわか ....
たぶんいろいろなことがうまくいかないだろう

それでも見捨てるわけにはいかなくて

なんとかネジを巻き直す

いろいろとうまくいかないことだらけだろう

うんともすんともいわなくて
 ....
大通りを歩いていると
反対側にいたおまえが
大声でおれを呼び止めた
振り向いておまえを見ると
おまえは大きな声で
おれに向かって身振り手振りを交えて
なにか懸命に伝えようとしてる
 ....
 のっぴきならないのっぴ―のような
 蛙の声が雨音にまぎれるような
 御飯、パン、御飯、パンのような
 星空がスイッチのない電灯のような
 ゴミの日のカラスの合 ....
なんか違うんだよね

しっくりこないんだよ

居心地が悪いっていうか

今日一日ずっとだぜ

ずっと

最悪だ

ああ嫌だ

実を言うとさ

本来は

右寄りなんだ ....
どうしても欲しい本があったから
適当な理由をつけて仕事を切り上げた
書店の前は長蛇の列ができていて
整理券は僕の少し後ろで配り終わった
それを確認すると並んでいた人達は一気に散らばっていった
 ....
仕事柄前かがみになることが多くて
いつも腰のあたりに爆弾を抱えてる
過酷な作業 割りに合わない給料
サービスの笑顔に心は込もらない

私生活でもストレスは溜まる一方
スーパーのバイトに去り ....
僕の目の前で
新しい太陽が産声を上げる
またこの土地で
新しい一年が無事に始まることが嬉しい


昨日
ボーリングしていた井戸から
やっと水が溢れてきたよ
新鮮な真水を
無 ....
もういやだ
あなたは泣くのね

何に?
人生に

ぶつかった雨粒にも
震えてる

肩に手を置けばいいのかも
わからなくなってしまう
ごめんね

言葉がみつからない

だれ ....
{引用=辛い夜を過ごして
束の間
平穏な時間が流れるとき

あなたのそばに
神様がいることを
あなたにとっての神様を
感じることがある

それくらい
神様はひっそりといる
眩しい ....
しずむ おちる
泣きたくないからクスリで満たされるココロ 幸福
ふわり ふわり
泣きたくともクスリで満たされるココロ 不幸

死ニタクナイ
君が放った言葉は空を絶った
ナライッソ楽ニナレ ....
{引用=
心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、      とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人間がみんな死 ....
 
 
梅雨の湿った風に吹かれいると
いつの間にかぼくと妻は
古ぼけた感じがする列車の
最後尾の座席に並んで腰掛けている
列車はカタンカタンと
紙のイメージの中を
ゆっくりとしたリズム ....
さよなら手を振って
ごめんね頭を下げた
おはよう手を振って
ありがと頭を下げた

言葉だけじゃ足りなくて
身振り手振りでも足りなくて

解り合ったふりをして
僕ら勘違い ....
自分の周囲で起こる物事に
興味のアンテナを向けようとしない
それがおまえの言う自由
だが
気にかけようがかけまいが
おまえのすぐ後ろで
おまえの自由を食いつぶす
なにがが蠢いてい ....
朝。
新宿から歩いて帰宅した。




暑いな。今日も。

早い。もう7月も半ばじゃないか。



今年が明けたと思ってたら。
もう7月で。

やることいっぱ ....
片親とか貧乏とか



決して触れられたくない琴線抱えてる子供は








暴力で捻じ伏せるか







 ....
日本復活
ビートルズ復活
君はどっちを選ぶ?

ユニコーン復活は嬉しかった
ピストルズ復活はがっかりした
プロレスラーの復活は当たり前だ
復活って何だ?
復活に何を求めるんだ?

 ....
世間 世間 世間・・・

世間とは一体なんなんだね

世間が許さないと言ったって
それは誰なんだい
どこにその実像があるんだい

複数の人間のことかい
はたまた・・・

世間が許 ....
カムパネルラの瞳が
どこからかしずかにみおろしているような星空

君の沈黙 君の横顔
それはなにかうつくしく けれどものがなしい
予感に満ちているようで
僕も黙ったままでいる

僕の脳 ....
佐和さんの自由詩おすすめリスト(1250)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
普通の話- 真島正人自由詩2*10-8-6
箱入り猫娘- N.K.自由詩6*10-8-6
「イモムシ」- ベンジャ ...自由詩2*10-8-6
Eternal_Heart- 寒雪自由詩110-8-5
トンカツ大王2号店- 花形新次自由詩5*10-8-4
花びら- ベンジャ ...自由詩3*10-8-3
カリスマ- 寒雪自由詩110-8-1
勿忘草- うずら豆自由詩110-7-31
セミ- ベンジャ ...自由詩9*10-7-31
雨の残りもの- 真島正人自由詩9*10-7-28
無理解無批判無神経- ブロッコ ...自由詩1*10-7-26
二本の足で立っている- 短角牛自由詩110-7-25
ディスコミュニケーション- 寒雪自由詩110-7-25
あれ、つまり、その- ヨルノテ ...自由詩410-7-23
違和感- 花形新次自由詩4*10-7-22
義務と権利- 1486 106自由詩110-7-20
歪み- 1486 106自由詩210-7-19
なりたい自分- 寒雪自由詩510-7-17
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「あなたのそばにいる神様」- ベンジャ ...自由詩2*10-7-13
俺で好ければ- sora-miage自由詩210-7-13
それはガラスのような音がしているけれどもガラスではない- 渡邉建志自由詩6*10-7-13
嘘つき- たもつ自由詩810-7-12
鏡の国- 秋助自由詩1*10-7-12
浸透- 寒雪自由詩110-7-12
日曜。雨。投票、- 高杉芹香自由詩210-7-11
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復活- 新守山ダ ...自由詩210-7-11
世間- tianlan自由詩210-7-11
カムパネルラの瞳- 塔野夏子自由詩8*10-7-11

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