すべてのおすすめ
痛みを
覚えている

気が遠くなるほどの
長くて短い
日々が流れても

夢で会いましょうの約束も
できないまま泣いてる男の子
いつだって逢えるでしょうと笑う
優しいひとの手を

 ....
目が覚める
一切の眠気が残らない
完璧な起床
頭の中はひどく澄んでいる

世界はとても静かだ
何かの機械音だけが聞こえる
僕はただ天井を見るばかり

眠っている時の僕を考える
夢の ....
ねえもういやなのよ
脂の匂いでたるんだ男どもの顔と
画面の中のかわいらしいみんなを見比べる毎日は
世の中をこんな風にしたのは一体誰
いくら泡のような微笑みで満ちていても
私をぶつ手の感触が本 ....
タクシーがつかまらない

ちょうどいいバスあるかも知れない

病院坂のからくり峠

蝉鳴く頃会えるかな

俺が弱ってしまったら会えなくなる

強くなきゃ会えなくなる


自転 ....
あゝ薔薇が咲きました
昨日までは蕾であったのに

馬鹿だね 何もこんな寒い日を
選んで咲くことないのに

小学校から知っている息子の友達は自衛隊に入隊するといいます
有事の際には戦うので ....
幼稚園の豆まきでは
殻付きピーナッツと一緒に
キャンディーやチョコ玉や
たまにチロルチョコなんかも混ぜて
撒いてくれるので
鬼のお面をつけた子どもたちが
懸命にそれを拾うという
奇妙な光 ....
政治的に詩を書く
五回目で
もうやめます
私の興味も五回までしか続かなかったということだ
およそ二週間 だいぶ短いけど
国会から遠く離れた地方に住む人間には
特定秘密保護法も政治のあれこれ ....
一日分の答え合わせは
いつも寝床の中
模範解答のような布団に
やんわりと挟まれて
たいていが正しくない僕は
自分にバッテンをつけては
寝返りを打つ
寝返りを打つ
寝返りを打つ

 ....
遠足だろうか。
赤白帽を被った小さな子供たちが公園ではしゃいでいる。
日曜日の山下公園は多くの人達で賑わっている。
一つだけ空いていたベンチに腰掛けて私は一人それを見ている。

私はどん ....
夏の終わり

何かし忘れたようで
少しあわてる
あわてながら、また微睡む
麦茶をのんで
また微睡む
日もくれて
またあわてる

そうしていると
夏が終る

ある夏の日
夏が ....
仕事から帰宅したら タイマーでひんやりしているリビングに赴く
猫たちが 御主人様おかえりなさいなどと云わず
御飯くれ御飯!御飯!と絶対に云っている

暑くて疲れています

UVのパーカーを ....
そら
くう
から



変換キィで
世界は変わる

くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました

昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ....
なんだかさ

しゅん、となる時もあるんだよ

大人だってさ



なんだかな

カッコ悪いことばかりなんだよ

大人なんてさ



だから

見逃してほしいんだ ....
そらみみさまのみみはききちがいのみみ

空気踊るくらいあつくなつく夏の夜
ジャンキー頭は
つぎはぎだらけのだらけたことばばっかり
思い浮かんで
へらず口あきれるくらい
生ぬるい唇ふやけて ....
釣りなどはじめてみた
君の影響かしら
と思ってみるけれど
釣り好きの君の傍らにいて二年間
そういえば竿のひとつも持たなかった
たまたま起きた早朝の四時に
君がいつものように釣りに出 ....
 1

 雨に打たれながら
 空をふり仰ぐ
 喜びは消えて

 土に手を当てて
 星の身体の温もりに
 触れる喜びも奪われた

 原発の吐息が
 燃えている

 風に乗り 雨 ....
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
 ....
きめたの
あなたと、いきてゆくこと

そして
きめてくれたの
わたしと、いきてゆくこと

そんなこと
ゆめみたひとが、
いたけど

そのきもちは
きらめきを
はなって
 ....
楽園の門が閉ざされて久しい
寝室には潰れたふたつの枕だけ
ふたりは台所にいる
夏は不快な熱で部屋を満たして
居座っている
まるで昨夜着いたばかりのように

テーブルには缶詰がひとつ
ふ ....
部屋の中 わたしの吐息で満たされていて
蒸し暑くて目が覚めた

普段お洒落なんてしないから
どうしたの?って聞かれて恥ずかしくなった赤いペディキュアを

あれから何度も何度も塗り直した
 ....
余計な一言が面白いと思っていらっしゃる 辛いこと貯めこんで利子がつく そのあと
泣きながら話したこと
そのあと
青い空に憧れたこと
そのあと
たんぽぽの綿毛が優しかったこと


きみが傍にいたこと
本のあいだにしまい込んだきもちのこと
故郷という ....
大きな山があって
そのまわりを道がくるくると続いている
頂上からゆっくりと転がり落ちてゆく

それがわたし
あなたであり、わたしたち

一本道は迷うことはないけれど
あなたはいつも怯え ....
繋がりなんて無いと思っていた
見えないものは信じないと
決め込んでいた

飛び交うのは
想像したくないものだと
決め込んでいた

見えないものは
ふれあえないものだと
勝手に案じて ....
いいじゃねえか TPP
いらっしゃい TPP
ヨダレ垂らした海ン中
かみきれないステーキにぶら下がって
あっぷあっぷもあきただろ

国の出入りが自由になりゃあ
あっちの国こっちの国からわ ....
 











からからに
































傷んじま ....
だから俺は生きてこれた

日々を告白するように

だから俺は書いてこれた


音楽と過ごしていた

ただ未来を見つめて

夢まぼろしの立体が

遠い虹のようだった


 ....
痂を剥がして傷に戻す

昨日の夜を思い出す様な軽い気持ちで
 
あまりにも賢しくなってしまった僕たち
たくさんのバナナキャンディが液化する夜
いちばん先になくなる
火を灯した心臓

大人になってしまったね僕たち
ソネットが夜と心中するのは
遠景の丘の ....
佐和さんの自由詩おすすめリスト(1250)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
優しいひと- 村上 和自由詩514-3-16
ヒュプノス- opus自由詩214-3-16
ある退職届に書かれていた文章- Neutral自由詩6*14-2-19
タクシーがつかまらない- 吉岡ペペ ...自由詩514-2-16
君死にたまふことなかれ- そらの珊 ...自由詩14+*14-2-7
節分- Lucy自由詩19+*14-2-3
政治的に詩を書く5- オイタル自由詩1*13-12-23
答え合わせ- nonya自由詩20*13-11-6
ささやかな想い- ヒヤシン ...自由詩10*13-8-24
森は秋の支度をしていた- そよ風自由詩113-8-24
素朴の素描- 朝焼彩茜 ...自由詩19*13-8-22
あおいそら- そらの珊 ...自由詩24*13-8-21
大人だって- hiroto22自由詩2*13-8-18
そらみみさま- 阿ト理恵自由詩613-8-17
しあわせを釣る- かんな自由詩7*13-8-4
黒い手紙- まーつん自由詩17*13-8-3
雨の日の猫は眠りたい_2013- たま自由詩30*13-8-1
「ちかうこと」- 玉兎自由詩313-8-1
失楽園- salco自由詩9*13-7-29
新しい夏- なかうち ...自由詩413-6-25
余計な一言が面白いと思っていらっしゃる- 北大路京 ...自由詩1613-6-22
辛いこと貯めこんで利子がつく- 北大路京 ...自由詩1613-3-29
そのあとがある- かんな自由詩20*13-3-12
支配する環- 瑠王自由詩413-2-8
無線- subaru★自由詩17*12-12-6
いいじゃねえか_TPP- オイタル自由詩2*12-11-24
俺もマリーも南を目指す- TAT自由詩412-11-17
遠い虹- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-5
治りかけが一番痒い- 徘徊メガ ...自由詩312-10-3
大人- いつも神 ...自由詩112-9-23

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