すべてのおすすめ
子供たちは
キティちゃんのホークで
なぽりたんを召し上がる

何千キロという海の大きさも
何十万ガロンという容積も
その喫水の深さも
まるで想像できない
きっと、大切なことなのだろう
 ....
恋人がいない夜
野菜炒めでごはんを食べて
他愛無いテレビを見て
ビールを一本飲んで

未来の恋人に
電話をかけてみる
かかとのケアをしながら
現在という塊の中から
わたしの輪郭だけを残して、わたしが
蒸発していく
夕暮れの空は赤く発光し、届かない高さで
じっとして居る
いったい、わたしは何に忘れられたのだろう



浮遊す ....
サンガツ
山月にたなびく、かすみぐも
岩石層に堆積した破片から
雲母を削り出した
三月の夜

月は出ていた
犬が遠吠えていた
猫はこたつでまるくなっていた
かもしれない夜
 ....
「 人生は素晴らしい  生きているって美しい 」  白い顔の犬が笑う

 嗚呼 そんなことは どうでもいい   可愛いオンナの手を握りたい


「 人類が みな兄弟なら どうして殺し ....
 
意味なんて
ないのです

意味を添えるのを考えるのもわずらわしい。

あなたの返事がこなくとも、
あなたに何かをおくりたい。

あなたへのメールを 手紙を 何でも
伝える手段を ....
すべてにけりをつけて
ゆっくり回りだす世界に
打寄せる思い出
消えるわけじゃない
最後にゆっくり
涙をこらえて踊る
涙色の照明に照らされ
「またね」
言葉に隠された
「さようなら」
 ....
誰もあなたを守れない
あなた以外 誰も
ほんとうには 守れない
きっと
やわらかなシーツに包まれて
そっと盗み見る

ゆるやかなウエーブの髪に指を絡ませて
唇を寄せる

幸せそうに眠る
起こさないようにベッドから降りようとして
冷たい床に足が触れる前に
 ....
忘れかけてた
ブレーキランプ
“未来予想図”は
一瞬にして
脳裏を独占したこと

蘇り始めた過去


否定し続けて過ごした年月
今更、受け入れても遅いこと
幼さの過ちが痛い

 ....
ひとりで
回転寿司に行きますと
何周もしている
モンゴイカにふと
周回遅れのじぶんじしんを重ねて
真向かいの
ホスト風の男が
うにいくらと注文しているのを
同じ色の皿ばかり積む私は
 ....
それはきっと

お月様
木漏れ日
嵐の夜の海
森深くにある空気
金木犀の薫り
我が子の寝息
君と触れ合う指先の
ぬくもり

当たり前にあるすべて

当たり前じゃない

す ....
灰色のコンクリートには
ない、ない
としか書かれていなくて

薄紫色の夕暮れには
さあ、さあ
としか書かれていなくて

茶色の地面には
まあ、まあ
としか書かれていなくて

青 ....
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね




愛についてを乞うたのならば

骨と枯れても

幾千

幾憶


そこには声があった、と
想う

 ....
飼い殺した新鮮な感情 目は曇っている
心に吊ったてるてる坊主 一体 何個目かな

絶えない否定と肯定 大丈夫 昨日は戻らない
慰めるだけ 虚しくなるから わかっているのに 忍ばせた

卵が ....
ななこ 「 ねぇ つとむくん、おいしゃさんごっこしようよ。 」



つとむ 「 いいよ〜。どっちがどっちの やくをやろうか? 」



ななこ 「 わたしがおいしゃさんに ....
ほら みて
ふってるよ


あなたが言う

窓の外をみると
ぎゅ っとひざをかかえた雪 
みたいな雹が
こつこつと
じめんにおちてきた


なんだろうね これ

ひょう ....
あなたと
いつでも
たのしく
いれたら
それが楽しみで少し早く起きたりするの
いるのかな、いないのかなって
いつくるかな、こないのかなって
ちょっとソワソワするのも好き

いざ見つけ出したら急に視線はずしちゃったりして
ちょ ....
ジャストサイズを選んだはずが
いつのまにかもの足りなく感じる

酷いことだって分かっているけど
追いかけられると逃げ出したい時もある

あとを濁してばかりのこの暑さも
街で香るつけす ....
包帯 が
巻かれた
そこから
光 が差し込むのならば
身体いっぱいに
包帯 を
巻いてやれ
温かい、涙を誘う詩も、

悲しくて、綺麗な詩も、

どれもこれも、うまく表せなくて。

あの時の涙は、偽物だったのかなぁとか

あの悔しさは、僕に何も残さなかったのかなぁとか

い ....
いま
あの日、に立っている


右手をのばし
空の高さを測るきみ
手招く左手は
薄の穂の間に
見え隠れして
黄昏の
目で追う背中には
金色の翼があった
喧嘩しても
すぐに忘れ ....
私は10年冬眠していた

 走って 走って 疲れてしまったから

 目を開けると

 良人も家族も 老けていた

 みんな 私より 弱っていた


 はいつくばって 鏡の前へ
 ....
できれば

君を抱きしめてしまう
あの日にもどりたい

あの日
君を抱きしめさえしなければ
今も
君の隣で笑っていられたかもしれない

かもしれない

かもしれないだけなんだけ ....
なんとなく
わかっていたけれど

夕風は
すっかり
つめたくて
昼間の陽光も
どこかしら寂しげで

緩やかに
届かぬ夏を
受けとめる頃合です


おろそかに出来るくらいなら ....
現実との駆け引きに負けて

セメント漬けにした思い出

腹の奥底に沈めてた光

こうも簡単に浮いてくるとは

思わなかったよ

期待はしてたけども




前を見るために ....
都会に迷い込んだタンポポの綿毛が
アスファルトの上で花を咲かせた

道行く人は忙しなく
誰もその存在に気付かない

それでもタンポポは咲いていた
人に踏まれても風に吹かれても  ....
惰性で生きている
其の銃口はチョコレートで塞がっている
テレビでピエロが首を吊る時代に
ドアを叩く
憂鬱はもう止まらない

ロックンローラーは死んだ 右手に一輪の薔薇を握って
最後に音を ....
ある日電車で向かいになったおじさんが
ちょっとうれしそうな顔して居眠りしてるのみたら
どうしようもなく親に電話したくなって
寂しくないのに涙ぐんで
なんでもないようなあたたかさ 
感じている ....
佐和さんの自由詩おすすめリスト(1250)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キティホーク- 佐野権太自由詩21+*07-10-24
連続する恋人- チアーヌ自由詩107-10-23
輪郭、その曖昧な、- 望月 ゆ ...自由詩33*07-10-22
サンガツ- mizu K自由詩3*07-10-22
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あたしも乙女だったというだけ- 哀詩自由詩5*07-10-16
ラストダンス- プル式自由詩10*07-10-16
誰もあなたを守れない- みへき渉自由詩3*07-10-15
シーツ- 暗闇れも ...自由詩607-10-13
ア・イ・シ・テ・ル- 見崎 光自由詩4*07-10-13
おひとりさま- ふぁんバ ...自由詩22*07-10-8
kamisama- こころゆ ...自由詩7*07-10-7
人生ノート- 小原あき自由詩24*07-10-7
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言葉にできたなら- 蒼穹自由詩9*07-9-30
いまどきの- むむ自由詩407-9-30
みず_たま- はな 自由詩11*07-9-29
かしら文字。- 自由詩6*07-9-29
早起き- 蒼依自由詩207-9-29
日曜の朝- 蒼依自由詩307-9-29
神秘- FUBAR自由詩6*07-9-29
例えば情けない夜に- 短角牛自由詩7*07-9-26
彼方- LEO自由詩19*07-9-26
ぬくもり- 池中茉莉 ...自由詩2*07-9-26
Oo- こころゆ ...自由詩6*07-9-24
なごりの九月- 千波 一 ...自由詩8*07-9-24
treasure- 哀音自由詩2*07-9-23
小さな花- 1486 106自由詩13*07-9-23
69RL- 000自由詩207-9-22
おおげさな当たり前。- 短角牛自由詩207-9-21

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