すべてのおすすめ
むなしいって
云ったらいけない?

むなしいって
云ったら詩は終わり?

なんだよう 声だよう
冷たい風が騒いでいる
フランツ・カフカの骨は崩れている

むなしい
 ....
一日に何度も何度も
「わたしのこと好き?」
って聞いちゃうのは
あなたがわたしのことを好きだって
信じているから
だから
しつこいって怒らないでね
もしもあなたの気持ちが
変わるような ....
誰かわたしを飼ってください
朝 かろうじて
そう わたしの耳がささやいたとき
ひとが姿を現しはじめた

かつて わたしがどんぞこで
まだ 形をとりもどしていない頃だった
 ....
わたしが毎晩家にいると
友達がみんなバカにする
約束も無いのに男を待っているなんて
負けてる証拠だとバカにする
お風呂の扉の前まで電話を持ち込んで
シャワーの間も電話がかかってくることを期待 ....
与えられた運命のがっちりつなぎあわせられた糸
ほどこうともがくぼくは

一匹の昆虫としてもぞもぞと眠るだけ

何かしなきゃってわかってる
信じようとしている運命を
それが正しい道 ....
 不安のコートを身に纏い
 不可思議な街を闊歩する
 出来そこないの街角で
 偶然の出来事が僕達の人生を
 決めてしまう

 明日出会う人は
 今何してる

 それでも不安のコー ....
 眠りたくとも眠れません
 時間をつぶす術を忘れてしまいました
 
 眠りたくとも眠れません
 明日は用事があるというのに

 眠りたくとも眠れません
 飼い猫は気持ちよさげにねてい ....
あなたなんか嫌い
だから
きれいな女の子を紹介してあげるわ
わたしの知り合いの中で
一番の上玉を紹介してあげるわ
きれいでしょ
かわいいでしょ
どうぞお好きなように
あなたは
性格が ....
傷ついて
しまった者
遠くからみてる
見守っている僕は

傷だらけの朝
まどろんでいる
ねぼけた手つきで
昔を
まさぐって
あんまり欲情しない
大丈夫かな
おんなのこと思う
 ....
 ふわふわ浮かんでる生活
 とりとめのない情熱はどこに向かう
 
 しきたりどうりにいかない生活
 世間から遊離している

 まぼろしをみた
 遠い昔にいざなうまぼろし

 いつかの ....
素晴らしい世界だ
人々は通りすぎて行く
僕も
生の
通行人

夜の木陰
夕暮れの谷間
びる
びる
びる
回る空

天王寺公園
悲しいかな
カラオケ屋台は消されてしまった
 ....
空は赤い

歩いていても
泣いてなんかいない
恥ずかしいからではない
憂鬱だからでもない
たぶん幸せ者で
その幸せを一歩一歩
ふみにじっていっている

そうして家に帰り
笑いなが ....
 なにもすることないから
 煙草ばかり吸ってる
 明日のことなど考えない
 その日その日をかたずけるだけ
 頭にはクモの巣がはっている
 こんな日もあるさ
 自由にならない心の模様
 せ ....
 カンカンの太陽に照らされてた季節は終わり

 ひまわりはちょっと一息いれている

 ゆとりのない生活のなか

 かじりつかれるような

 追い立てられるような気分では

 綺 ....
 秋晴れに君の笑顔がまぶしくて
 流れゆく時忘るれば
 季節の魔法が降りかかり
 けがれなき{ルビ瞳=め}に映る夕暮れ

 {ルビ幾度=いくたび}も訪れる四季身に感じ
 そのたびごとに新鮮 ....
苦しいのは
薬のんで
痛みがないこと

痛いの怖い?
でも少しの我慢
長い退屈
痛みだけが
自分のもの
記憶している
すりきれていく
忘れていく
流される
暮らしに押し流され ....
 寝られない夜には言葉の雨に打たれたくなる
 明日への切符を買いたくて
 深夜の裏道から表通りの
 コンビニに缶コーヒーを買いに行く
 
 不眠の苦痛は自分と向きあうせる
 あなたは僕をど ....
 暑くもなく
 寒くもなく
 それでいて静かで
 おいしい御飯食べて
 体調よくて

 一人であっても
 寂しくもなく
 気楽で
 明日は仕事もなくて
 借金があるわけでもなく
 ....
 僕は季節の花を知らない
 風に乗って飛んでくる 
 その日その日の荒波の日常
 生きていくのに四苦八苦

 でも死に憧れるほどでもない
 それほど深刻でもない
 共有する時間だけが ....
            
なにもないところから
水を汲み出す作業は
大変きついことです

今日も草臥れたあたまと
身体で
井戸の縁から
底を覗き込んで
あまりの深さに
ため息をつい ....
 ごみ箱の部屋のなかでまどろむ時間の中
 明日を占う煙草のけむりの紫煙をぼんやり見つめる
 時を告げる鐘がなり僕は独りだとうっすら思い知る
 
ぼくは何も望んでいないと
言っているけれど
それがほんとうなのか
本音なのか
最近分からなくなってきました

立ち上がることもせず
座り込んだまま
なにもかもをあきらめて
それでも  ....
 
 睡眠薬を飲まずに
 今日は寝ます
 たとえ 眠れなくても
  
 夢のなかで
 バイクを盗まれた
 犯人は誰だ?

 いくつもの夜は
 誰にも等しく
 永遠に訪れるはず
 ....
はじけてしまいました
裂けてしまったんです


中身は半透明で
つぶつぶが少し混じっていましたが
甘い汁と一緒に
流れ出してしまいました


裂けた皮だけが
残ってしまいまし ....
頭上に
たった今、生まれた雲は
どうやって消えてゆくのだろう


どこを通り

どこにたどり着くのだろう


10月の
晴れた日に生まれたきみは
どうやって生きてゆくのだろう
 ....
近寄りたくないけど
友達じゃないけど
関係もないけど


なんだかな


嫌いじゃないから 好きかもしれない

ううんやっぱり 好きでもない



そんな私は
曖昧症候群
魚屋さんの奥さんは
ブロッコリーが好きなので
サンマがよく売れた日は
たいそう機嫌が悪い
なんでもサンマはカリフラワーだそうで
ブロッコリーは明太子だという話だ
奥さんは旦那さんに
 ....
仕事に疲れたおまえが
こんなわたくしの部屋に帰り着くと
雨にぬれたおまえは
いつものように静かに服を脱いだ
行き場のない案山子のようなジャケットを
お前はハンガーにかける
遊んでもらえない ....
ちょこっとのきっかけで
けんかになった
ぼくは
ありったけのわるぐちをいった

ばか
おたんこなす
よわむし
げじげじ

ぷいっとそっぽをむいて
いえにかえった


ひとり ....
 石で出来た頭では
 考える力がない

 ただ 追いかけてるのは快楽のみ

 見ず知らずの男に 声をかける

 朝になれば みんなスーパーマン

 夜露にぬれた 草木も
 太陽の恵 ....
すぬかんながぐつ。 さんの自由詩おすすめリスト(466)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくのもちもの- 石川和広自由詩5*05-10-27
わたしのこと好き?- チアーヌ自由詩1105-10-27
ハウス- 石川和広自由詩8*05-10-26
バカにすればいい- チアーヌ自由詩705-10-25
恋虫- 石川和広自由詩11*05-10-24
不安のコート- 炭本 樹 ...自由詩405-10-24
眠りたくとも- 炭本 樹 ...自由詩605-10-22
あなたなんか嫌い- チアーヌ自由詩2+05-10-21
夜は少しやさしい- 石川和広自由詩9*05-10-20
通りすぎるだけ- 炭本 樹 ...自由詩405-10-20
羽ばたくように- 石川和広自由詩4*05-10-17
そんな日- 石川和広自由詩6*05-10-16
夜まいごと- 炭本 樹 ...自由詩105-10-16
人並みの幸せ- 炭本 樹 ...自由詩305-10-16
秋晴れと僕の心- 炭本 樹 ...自由詩305-10-14
宣戦布告- 石川和広自由詩4*05-10-13
不眠症の生命体- 炭本 樹 ...自由詩305-10-13
へい、へい、平凡- 炭本 樹 ...自由詩405-10-13
この星の片隅で- 炭本 樹 ...自由詩10*05-10-11
井戸- あおば自由詩3*05-10-10
鐘が告げる- 炭本 樹 ...自由詩205-10-10
欲する- 水島自由詩4*05-10-8
小さなレジスタンス- 炭本 樹 ...自由詩405-10-8
忘れな葡萄- たりぽん ...自由詩12*05-10-7
Birthday- 一代 歩自由詩4*05-10-7
曖昧症候群- 神音自由詩105-10-6
魚屋- 仮名自由詩205-10-6
秋の乳房- 黒田康之自由詩505-10-6
けんか- さち自由詩10*05-10-6
置き去りにして- 炭本 樹 ...自由詩205-10-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16