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夏至も間近
積もると
真っ黒になる雪を想像してみる
アルベドはゼロ
全ての波長を吸収し
構造色もなく
黒体放射は
あれは温度だから関係ないか
ああ、ちっちゃなブラックホールみたいだね
 ....
わたしがわたしであることを許さない
何かに動かされ
罪の償いのなかで
わたしはまたその罪に焦れる
とても苛立つ
結論はわたしにかえるのに

わたしの肌は
やさしい
と言った人
気に ....
手にしたペンが
ここを握れと言っている
真っ白い紙が
これを書けと騒いでいる
すべての物が語りだす
物と心は離れない
物にも目や口や耳がある
その魂を描くとき
それは物語となる
物は ....
風かよふ春のあした
霞よりほのかにうち出でたる葉の
えもいへぬ色に誘はれて
ゆくりかに歩きつつ空を眺む
後ろより聞こゆる鳥の声は
春の宴にぞ思ゆる
よろず風の詩なり

いづこから流れく ....
なんとなく面倒くさくなって
なんとなく振ったあいつが
いつのまにかいい男になっていた。

女子大の彼女ともうすぐ半年
あたしはあれ以来作ってないっていうのに。

急に悔しさが込み上げ ....
何がご不満ですか? いつも尖らせた口唇
拗ねるように媚びた其の視線
あたしに何かを求める合図でしょう

何がご不満ですか? ひとつ吐きだした溜息
欲しい答えじゃ無い落胆
あたしが期待は ....
しずかなばしょにいきたい
じかんのながれをいちみりもかんじない
しずかでしずかでいろのない

そんなばしょにいったら
わたしはあしをのばしてじべたにすわる
まっしろなそらをみあげる

 ....
月曜日はたいてい歌を歌う
声に出さない時だってあるけれど

火曜日はだいたい宇宙人の夢を見る
色んなカタチの宇宙人と僕は出会う

水曜日はなんだかちょっぴり泣いたりする
訳も無く切なくな ....
うちの家は 本屋

昔から 本屋

 駅前に 大型書店ができた


うちの家は 本屋

昔から 本屋

 駅前に 大型書店ができた
「あすは
さくらが 良く降るでしょう。」

だから
きみを 誘って

あした
誘って

ふたりで
さくらに
ずぶ濡れに なろう

濡れると 服が透けるね

きみの 中身が ....
猫が激しく鳴いて春で
いや正しく言うなら地球のこのあたりは春なのだ
こちら地球そちらは

あずかり知らぬあっち側の諍いに
液体ヘリウムをぶっかける
それから逃げだす
ものすごくものすごく ....
おいてきぼりの堀を歩いて
寂しいよって
泣いたら
誰か来てくれるかな
弱いものには
やさしい気持ちになれるよ
攻撃しては
こないから
強さって
剣を振り回すことじゃないって
わたし ....
いつも手探りなのだろう 最初の灯りを灯すひと
夜の気配に気がついて 最初に帰り着いたひと
それが何処かは分からない
小さな灯りが消えないうちに 火がおこせるとは限らない

最初の灯りを灯すひ ....
例えば
風船のような希望に
幾千の針の雨が降ろうとしているとして

例えば
紙切れのような希望に
火が燃え移ろうとしているとして

例えば
今にも崩れそうな崖の先端に
希望が乗っか ....
知らない道を歩く

あたしは誰に会いたいんだろう


スーパーでおっさんが店員を怒鳴りつけていて、萎える。

いつもの店に寄ろうとしたら、苦手な客がちょうど一人きりだったので行くところが ....
みつこ みちこ みつえ みちえ みつよ みちよ 
全国のみっちゃんはご存じと思うが
みっちゃんと呼ばれる限り
必ずその背なに不吉な歌を負わねばならぬ

  ミッチャン ミガツク
  ミッテ ....
【Starbow】DATA.1.


 現在地球標準時 = 2160/02/25/13:28.15.138


DOCUMENT. date 2160/02/25
DOCUMENT. P ....
角を曲がると
小学校
目の前に
小さな文房具店
信号が変わるのがいつも遅い
大きな道路への抜け道
自転車も足早に過ぎ去る
空は青く
遠い
いくつもの別れ道
何度も間違った
家に帰 ....
昨日とゆう過去

一時間前も過去

一分前も過去

一秒前も過去

もう二度と戻らない

時間とゆう平等な歴史
あなたがその手の中に包んでいる
小さな小さな光が
私に大きな勇気をくれたから
ありがとうを伝えたいの

あなたは私の見えない物を見て
少し笑いながら手を伸ばすから
私はただ
どうしたの ....
年末になると
山から神様がやってくる
御札を持ってやってくる
勝手口へとやってくる
ママが2000円
払う
来年も火事に遭いませんように
油で汚れた古い御札を
ガスレンジの脇の壁から引 ....
がらくたを集めてそこに塔を創ろう
僕たちががらくたである証にも



ペットボトルを集めてそこにオブジェを作ろう
僕らがアーティストである証にも



空き缶を集めて模 ....
 深い森の中では
 フクロウが夜を歌ってる
 あの娘は眠りの浮舟に乗って
 夜空に漂ってる
 僕は時の移ろいを感じて
 すこしばかりお酒を飲んでいる
 通りに出れば路地裏で
 アスファル ....
コーヒーカップの横に、本がある。
『「待つ」ということ』 そう本がささやいている。
私の心に問われた。私は何を待っているのか?
コーヒーをかきまぜてみる。
耳が頭がカラダがざわざわしている。
 ....
星を讃えよ
僕はここに生まれる
輝くものを愛しみ
ひるむことなく
ここに生まれたことを
心の種とせよ
星のきらめきを見よ

空を讃えよ
僕はここにいる
目にするものを敬い
たじろ ....
手を繋いで

親指冷たいって言ったら

袖の中に入れてくれて


酒足りねぇって

コンビニ行ったよね





寒かったね
誰か来てよ
黙ってても良いから
傍に居てよ
言葉はいらないから

お願い 私に言葉を喋らせないで
お願い 私に笑みを作らせないで

共鳴する誰かと融けあいたいだけ
葉の落ちた木々の向こうで
白い会話が見える
何を話しているのかわからないけれど
その白さで楽しいことが伝わってくる

枯れ草の中でも
子どもたちが白い会話をしている
何を言っているのかわ ....
今日もまた冬空を一人眺めている

空には満天の星が散らばり

僕にそっと話し掛けてくる

冬の夜空は凍てつくゆうな寒さで

身を切る思いをする

風が冷たく感じられ
 ....
俺は決して希望を捨てない
どんなに苦しい立場でも



俺は決して夢を諦めない
どんなに歳をとっても



俺は決して憧れを諦めない
いくら手の届かない存在の女性であっても

 ....
すぬかんながぐつ。 さんの自由詩おすすめリスト(466)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暗黒の六華- 小池房枝自由詩7*07-6-11
記憶- 蒼木りん自由詩407-5-30
物は語る- ぽえむ君自由詩10*07-5-23
風の詩_★_古語の宴_参加作品_★- ぽえむ君自由詩9*07-4-23
4月1日- 蒼依自由詩207-4-2
独立- 蒼依自由詩107-4-2
しずかなばしょ- 松本 涼自由詩807-3-31
洗濯- 松本 涼自由詩207-3-30
うちの家は本屋- 北大路京 ...自由詩9*07-3-29
さくら予報- Lucy.M.千 ...自由詩207-3-29
こちら地球そちらは- 佐々宝砂自由詩6*07-3-23
おいてきぼりの堀を歩いて- 蒼木りん自由詩607-3-3
手探りの灯り- 小池房枝自由詩1107-2-3
絶望について- しでん自由詩7*07-1-27
あたしは何者ともさようならだ- 山内緋呂 ...自由詩907-1-26
みっちゃん同盟- 佐々宝砂自由詩3*07-1-22
Starbow- 佐々宝砂自由詩8*07-1-20
奇跡- チアーヌ自由詩1007-1-13
時間- DirectConnec ...自由詩11*07-1-13
ありがとう- プル式自由詩7*06-12-30
神様- チアーヌ自由詩606-12-29
がらくた- DirectConnec ...自由詩5*06-12-28
行方不明- 山崎 風 ...自由詩1206-12-27
昼下がりのテーブル- 石川和広自由詩12*06-12-18
全てを讃えよ- ぽえむ君自由詩15*06-12-17
・コンビニ・- はち自由詩306-12-17
淋しさ- さえ自由詩7*06-12-14
白い会話- ぽえむ君自由詩11*06-12-8
もの思い- DirectConnec ...自由詩6*06-12-6
希望- DirectConnec ...自由詩5*06-12-2

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