すべてのおすすめ
●森川さん●過去の出来事が自分のことのように思えない●って書かれましたが●たしかに人生ってドラマティックですよね●齢をとってもいいことはたくさんありますが●じっさいにそれがわかるのもそのうちのひと ....
たくさん詩を読んで眠るから
明日はその匂いがすると思う
すれ違った人が少しだけ
さみしい気持ちになればいい
夢はまぼろし。夢はどこにあったのだろうか?
わたしの心のなかに? わたしの未来に?
問うても詮無いことを、今さらのように言葉にして、
わたしは言葉の轍を行く。
そうね。そうして、どこへ ....
●先斗町通りから木屋町通りに抜ける狭い路地の一つに●坂本龍馬が暗殺されかかったときの刀の傷跡があるって●だれかから聞いて●自分でもその傷跡を見た記憶があるんだけど●二十年以上も前の話だから●記憶違いか ....
二〇二二年十月一日 「ネモ船長の最後の冒険」
海外SF傑作選『異邦からの眺め』6作目は、ヨゼフ・ネスヴァドバの「ネモ船長の最後の冒険」太陽系を破壊しに来た異星人たちをやっつけに地球から ....
二〇二二年七月一日 「バスカヴィル家の宇宙犬」
海外SF傑作選『クレージー・ユーモア』5作目は、ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスンの「バスカヴィル家の宇宙犬」地球人の真似をする ....
二〇二二年六月一日 「荒木時彦くん」
講談社文庫の海外SF傑作選の1冊、『未来ショック』4作目は、アイザック・アシモフの「夢を売ります」どこかで読んだことがあると思って調べたら、ジュディス ....
欠けていく
月のすき間に入り込む
涙みたいな悲しい記憶
言葉より
刺さる牙などない夜の
そして月さえ牙に視えるよ
おだやかに
生きてきたからおだやかな ....
二〇二一年十一月一日 「現代詩年鑑のアンケートへの返答」
現代詩年鑑のアンケートへの返答
詩集5冊
高柳 誠 『フランチェスカのスカート』
荒木時彦 『(Aの一日)』
長田典 ....
二〇二一年九月一日 「加藤思何理さん」
加藤思何理さんから、詩集『おだやかな洪水』を送っていただいた。おしゃれなつくりの詩集だ。さまざまな方向性をもった詩篇が並んでいる。物語性をもった詩篇 ....
なんでもない一日が
なんでもなく過ぎようとして
でもわたしはやっぱりたましいの
不思議な深みにはまってしまい
途方に暮れる
押し寄せる苦痛
沈み込む哀しみ
息をつめて覗き込む
....
二〇二一年八月一日 「断章」
かれがおれの体内に横たわっているうちに、そのアイデンティティは永久に消滅していった。かれを二度と解放するつもりのないことはわかっており、かれの真実の飛行は、今 ....
二〇二一年七月一日 「バリントン・J・ベイリーの短篇集『ゴッド・ガン』」
@rr0101kt そうですよね。先日、届いた『折りたたみ北京』が完璧なものだったため、よけいに、返品がふさわしいと ....
黒い鳥の群れに暴かれた骨を
驟雨に洗いながら
わたしは
晩夏の灼熱に焼け爛れた
向日葵を見上げていた
わたしは聞いていた
草いきれすら霞む腐臭のなかで
瑞々しい血肉の底、重く豊かな脈 ....
二〇二一年六月一日 「エイン博士の最後の飛行」
ニーヴンは大好きなSF作家で、翻訳されたものは、すべて読んだけれど、いま、部屋の本棚に残っているのは、カヴァーが好みのものだけで、『ガラ ....
太古から海は在る
太古から太陽は輝く
私は草地に立っていた
気付くと私は存在していた
遥か海を臨み、頭上で太陽は爆発し
訳もなく哀しくて涙が溢れ
太古から海は在る
太古から太陽は ....
吸い込まれる
遠い汽笛
戯れる子供達の影
娘は出かけたきり帰ってこない
壊れたら
水底深く沈むしかない
たましいの強さを信じて
人生の終わりに
輝くものはあるか
内面深く沈潜して ....
二〇二一年四月一日 「時のいたみ」
ロマンティック時間SF傑作選『時の娘』の5作目は、バート・k・ファイラーの「時のいたみ」10年の歳月をかけて時間旅行したのだが、それがあまり役に立たなか ....
私の骨を粉々に砕いて、撒いた
丁寧に幾度も叩いて粉々にしたので
さながら机上にのみ立ち現れる楽園の一片
真白い砂浜の一掬いのようだった
私を制御しきれない時間
私という生き物について考え ....
二〇二一年三月一日 「生きていた火星人」
ロバート・シルヴァーバーグの『生きていた火星人』を読み終わった。火星人が生きていたことがわかったところで、物語は終わる。主人公の10歳の少年と9歳 ....
二〇二一年二月一日 「ルミナス」
『90年代SF傑作選』下巻の8作目は、グレッグ・イーガンの「ルミナス」数学の話で、なんのことについて書かれてあるのかはわからなかったが、小説を読む楽しみはあ ....
波打ち際の賑わいに飽きて
少し沖へと泳ぐ
足が地球に着かなくなれば
急に独りが押し寄せる
海は突然生き物になる
いくつかのうねりを助走にして
高くそびえ立った
生まれたばかりのその腹 ....
二〇二一年一月一日 「わが愛しき娘たちよ」
『80年代SF傑作選』上巻の4作目は、コニー・ウィリスの「わが愛しき娘たちよ」女子寮にいる女の子が主人公。そのモノローグで語られる話がちっともおも ....
二〇二〇年十三月一日 「学園紛争」
ぼくは同志社大学の1980年度生だ。1980年度に入学したって話だけど、ぼくの大学一回生の後期の授業は、学園封鎖で潰れた。後期テストはレポート試験だった ....
「rain」
雨、という現象が
印象派の庭です
水の詩集をさらさらとめくる雨音が
萌芽の眠りを妨げて
やわらかく湾曲してゆく
午後からのカーブを描いてゆきます
「あの人は、光 ....
二〇二〇年十二月一日 「年間SF傑作選7」
きょうから、寝るまえの読書は、『年間SF傑作選7』の再読である。これは4作ほど憶えていた。バラード、ラファティ、ボブ・ショウ、バロウズの作品だっ ....
二〇二〇年十一月一日 「{ルビ生贄=いけにえ}の王」
『年間SF傑作選3』の6作目は、ポール・アンダースンの「{ルビ生贄=いけにえ}の王」アメリカ人側の宇宙飛行士が生き残り、敵側に捕まった。 ....
満天の星空が、朝靄の中に静かに消えてゆく。
鳥達はいつもの歌を歌い、季節の花達はその手を広げている。
誰かの魂と私の魂が共鳴しては離れてゆく。
キャンバスの淡い白色は歩き始めた娘 ....
二〇二〇年十月一日 「みやうち ふみこさん」
『O・ヘンリー名作集』の2作目は「警官と讃美歌」冬は寒いので、なにか悪さをして刑務所に入ろうと、いろいろ努力するホームレスが主人公。どうしても努 ....
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
濡れて
照り映える
ふくらはぎ
白く優しく季節に溶け
小雨は
薄日を乗せて
銀の色
遠く
夏の予感を
膨らませ
ryinxさんの自由詩おすすめリスト
(1180)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
A_DAY_IN_THE_LIFE。―だれよりも美しい花であ ...
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田中宏輔
自由詩
11*
23-1-30
little_gravity,_small_repulsio ...
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mizunomadoka
自由詩
4
23-1-4
Everything_is_okay.
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大町綾音
自由詩
3*
22-12-28
MILK/THE_WHITE_ALBUM。_──乳用牛ホルス ...
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-12-26
詩の日めくり_二〇二二年十月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-12-12
詩の日めくり_二〇二二年七月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
22-11-21
詩の日めくり_二〇二二年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-11-14
氷のカケラ
-
秋葉竹
自由詩
2
22-9-22
詩の日めくり_二〇二一年十一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-9-19
詩の日めくり_二〇二一年九月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-9-5
白昼夢
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ひだかた ...
自由詩
6*
22-8-29
詩の日めくり_二〇二一年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-29
詩の日めくり_二〇二一年七月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-22
晩夏
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逢坂 冬 ...
自由詩
7*
22-8-21
詩の日めくり_二〇二一年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-8-15
私は草地に立っていた
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ひだかた ...
自由詩
5
22-8-11
その瞬間まで
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ひだかた ...
自由詩
7
22-8-2
詩の日めくり_二〇二一年四月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-8-1
祝福
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来世の
自由詩
4
22-7-30
詩の日めくり_二〇二一年三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
22-7-25
詩の日めくり_二〇二一年二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
22-7-18
夏の泡
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そらの珊 ...
自由詩
9*
22-7-13
詩の日めくり_二〇二一年一月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
13*
22-7-11
詩の日めくり_二〇二〇年十三月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
15*
22-7-4
water-garden
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ちぇりこ ...
自由詩
12
22-6-28
詩の日めくり_二〇二〇年十二月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
16*
22-6-27
詩の日めくり_二〇二〇年十一月一日-三十一日
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田中宏輔
自由詩
17*
22-6-20
白い景色の中で
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メープル ...
自由詩
7*
22-6-16
詩の日めくり_二〇二〇年十月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
14*
22-6-13
銀の雨
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ひだかた ...
自由詩
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