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道にこぼれた水みたいだ

自分の事をそんな風に感じて

所在もなく目をつむる

心臓は脈打ち

息をしている


ここにいる

その事は

どこに行っても

同じだろ ....
その
命に
救われている
私の命
しんとする
私の
闇と光の深さは
私のいのちの深さと
つながっていて
深ければ深いほど深くなる
組織の飼い犬がビルから落下し凄惨な死を遂げた。その跡は通勤電車で誰かが溢した酒のようにベタついていたが次々と踏まれて下足痕で上書かれた。素直に弔おうとすれば同じ志のはずの誰かは必ず組織のスパイだ。散り .... 映画館の小鳥の絶壁。
小鳥の絶壁の映画館。
絶壁の映画館の小鳥。
映画館の絶壁の小鳥。
小鳥の映画館の絶壁。
絶壁の小鳥の映画館。

球体の感情の呼吸。
感情の呼吸の球体。
呼 ....
縞猫は廊下に飛び出していく

子猫の頃から

老猫になっても

飛び出していく

「ダメだよ お部屋戻るよ」

飼い主はいつも抱っこして部屋に戻す

昔よりすぐ捕まって

 ....
風邪をひいたっぽい
口が病院の消毒のような匂いする
なんか明るい朝だないつもより
この光はぼくかな

でもぼくじゃないにしても

何者かのような明るさに
ぼくの心はしばらく明るかった
 ....
私は、ただ、彼に、私を見て貰いたかった


私が本当に恐ろしい化物だとしたら
あんな小さな薄い傷で終わらせる訳がありません
彼を必ず仕留め、ズタズタに切り裂き、高笑いをしたでしょう
 ....
こうえんの隅に描かれていた、
てんしの横顔を見て、

「祈りという文字は、ずきずきするから、いのり、へとひらかれていく、」

と、書きつけたくて、あたしがノートをひらくとき、

回転扉の ....
 浅瀬、少し水に浸かる
 動かしえない程に固形化して
 微かに、揺れていた

 さざなみに瞼が閉じて、
  浮かぶ影に

 横切る、淡水魚に
 捕まえられる、その光景は

 いつ ....
月雲を渡り夜を越える
原付きのオイルの匂いが公園を覆う
季節外れの猫がこちらを見ている
振り返ってもまだ見ている
深夜のガストは安全地帯
ボオっと浮かぶ夜の島
猫型ロボットがソフトクリーム ....
振動を伴う、低い響き、脳髄の共振が、俺の体温をおかしくする、すべてを投げ出して横たわる床、甘い煙草みたいな臭いの、熱に温められた部屋の空気、まだ滲む冷汗を気にしながら、少しの時間他愛の無い夢を見る ....  

僕らはみんな生きている
少し笑って生きている
少し走って生きている
少しうつむき生きている

僕らはみんな生きている
生物として生きている
動物として生きている
人間として生 ....
夕暮れ
公園で
重なることのなかった影
夜に滲むまで佇んだ

ボールを蹴る音や
笑い声も消えて

ベンチにやってくるのは
大人の時間さ

ムードが僕を追い出して
帰り道
細い ....
脳みそでみんな生きてる
脳みそ、すんげー人間らしいな

目がこっち見てるまるで人間みたいに
それ、脳みそなんでしょ? すげーね

明日事故でしぬかもしれないのになんでみんな勉強してるんだろ ....
あなたは
柔らかな布団を握りしめ
誰かの存在を抱き締めるかのように
ぐっすり眠っている

二世の誓いも
三世の契りも
いりません

二番目の女でも
愛してるじゃなくても
好きだよ ....
とても土のにおいがする花壇で
先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた
お母さんは泣いてた
僕はまだ小学生で
マリーゴールドを眺めながら
図鑑で見た
花の構造を思い出していた
茎、がく ....
 

やぁ、君は、ズルいねぇ。

ズルくなくっちゃ、
生きて来れなかったから?


ちょっと酸っぱいリンゴジュースを
朝コップ一杯飲むことにしているね
甘すぎるのは、嫌いだから ....
 
  

夜になると
ひとりだからよかったと想う

トラックがゆきすぎる音が
けっこう近くで聴こえるようで
夜だから
静寂に穴をあけるように
サ──────ッ
って
アス ....
 自分の限界を知っていますか

 抱えきれない荷物で

 溢れそうではありませんか

 出口の見えない不安が

 飛び出しそうではありませんか

 あなたの一言で救われる人が
 ....
新しい名前を考えている

体の内部ではちきれんばかりに膨らんで
内臓の行き場がない
吐き気がすごい
おしっこばかりが出る
おっぱいがバキバキ
頭が首で仕切られていてよかった、けど、ぼーっ ....
神社にいる猫
神様の飼い猫
手の匂い嗅がせたら
背中を撫でさせてくれた

もふもふ
もふもふ

祈りより
心無い肘鉄喰らわされた時の怒り
湧き立つ感情の置き場所を
この毛並みに沿 ....
貴方(ここでは敢えて漢字で書かせて頂く。深い敬意を今以って込めて)を初めて見た時の憧憬は、絶望の闇に立ち尽くす私を一瞬で救い上げたのでした。


世界は常に私を忌み嫌い、神は私に何一つ真理の道し ....
あなた、また凶悪犯の本を読んでるの?

エジソンはまだ知らなかった
自分がこんな本を読むことになるとは

まあそれはエジソンではないんだけどね

毒物劇薬取扱責任者

今年の夏もまた ....
青空の青は
宇宙との境目。
太古の人も
見ていた
青空の青
繰出し鉛筆で
いろいろと
書くのだ
あなたへ
ありがとうとも
読点の無い散文詩のように
ひたすら遠くへ限りなく続くかのような山道を刈る
それは、その行為はいったい何なんだろうと
我ながら思ってしまう
幼い自分、青年期の自分、雑多な怨念、過去の病的な行いや ....
さらさらと雨はふる
そんな日はるすばんだった
家の人がいなくなると
いくつかのへやがあらわれて
ぼくをまっていた
ぼくがひとりになるのをまっていた
孤独のかんむりをかぶり
手の中にはたっ ....
過去に帰ろうとしたら
暗い海が広がっていて
もうそちらへは行けず
冷たく足を濡らした

現在地に戻ろうとして
位置情報を解放しても
検索されずに行方不明

知っている景色がないか
 ....
しらない街の
公衆便所の手洗い場に花が咲いていた
枯れてはいけないと思い
わたしは水をやった

小さな花だった
色はかまぼこの縁によく似た桃色で
仄かに石鹸の香りを放っていた

その ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3876)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めも- うし自由詩6*24-9-11
※五行歌「その_命に_救われている」- こしごえ自由詩5*24-9-11
※五行歌「私のいのちの深さと_つながっていて」- こしごえ自由詩4*24-9-11
No.n- 自由詩6*24-9-11
順列_並べ替え詩。_3×2×1- 田中宏輔自由詩10*24-9-11
飼い猫の名はアリス- 秋也自由詩524-9-11
眠り姫の少女- 陽向(2 ...自由詩8*24-9-11
私が彼を殺そうとしたということ- レタスの ...自由詩5*24-9-11
暗号ver2- パンジー ...自由詩524-9-11
水辺- ryinx自由詩12*24-9-11
月雲- XIAO自由詩524-9-11
These_are_better_days.- ホロウ・ ...自由詩3*24-9-10
僕らのうた- 秋葉竹自由詩224-9-10
ひとり- 自由詩7*24-9-10
人生という造語そんなもんない15の夜- 陽向(2 ...自由詩3*24-9-10
二番目の女- レタスの ...自由詩5*24-9-10
不登校- 九十九空 ...自由詩1224-9-10
ズルいひと- 秋葉竹自由詩124-9-10
夜が好きなうた- 秋葉竹自由詩424-9-10
リミット- 佐白光自由詩4*24-9-10
新しい名前- リヅ自由詩424-9-9
祈りより- 自由詩8*24-9-9
夕方の木漏れ日(水色の恍惚)- 陽向(2 ...自由詩7*24-9-9
ねじまきsouji6- 陽向(2 ...自由詩324-9-9
※五行歌「太古の人も_見ていた」- こしごえ自由詩6*24-9-9
※五行歌「繰出し鉛筆で」- こしごえ自由詩3*24-9-9
のびやかに九月は流れていた- 山人自由詩11*24-9-9
へや- そらの珊 ...自由詩8*24-9-9
迷子- 自由詩4*24-9-8
手洗い場に花- 市井蒸発自由詩624-9-8

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