すべてのおすすめ
 閉じたビニール傘から飛び散る
 雨滴
 会社の広大な敷地内を車と自転車が往来する
 東の正門で守衛室に社員証を提示しても
 配属先の建屋へは延々と
 アーケードの歩道を歩き続ける
 
 ....
木屋町の路地で
後家殺しの永ちゃんと顔突き合わした
あ、後家殺しの永ちゃん 
お、デブ殺しの室くんやないか あの子、元気か
だれだっけ?
ほら、あのかわちぃ女の子 きみにしては
羽ばたい ....
こんばんは。
今のHさんが高次元の立ち位置に立って物事を観測している、
ということであれば、それはHさんにとって正しいのです。

ただ、わたしは、例えばイチゴケーキを買おうと思ってもお金がなく ....
コナン君の決めセリフは
「真実はいつも一つ」だ

私はそうは思わない
事実はいつだって一つでも
それぞれの側にそれぞれの真実がある
気泡を抱いて眠る
葉っぱの生る木に
今年も葉っぱが生ったよ
そう教えてくれた人の
顔と名前を思い出すのに
半世紀以上かかった

子供たちのふざける声が
外から聞こえてくる
季 ....
ぼくが20代の終わりくらいのときやったかな
付き合ってた恋人のヒロくんのお父さんが弁護士で
労災関係の件で、それは印刷所の話で
「年平均 6本」とか言っていた
紙を裁断するときに指が切断された ....
もとより文鳥は風切羽を切っているので
高くは飛べないけれども
不便はない、という
狭いこの診察室で暮らしていくには
ここには空がない
文鳥は空を知らない

ねえ
鳥の脚を見て
そこだ ....
不完全な僕にも仏性はある・・・
このまま忘れていけば煙草はやめられる・・・

永い夢をみていました
今でも夢をみています
自覚しつつ醒めない夢・・・
サーモスのカップを洗う
水が ....
  ――その信念が彼の妄想を厳粛なものにし、
    ぼくにとって真実と同じくらい印象的で興味ぶかいものにしています
                メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』

 ....
記憶は残酷
記憶は あいまい
ついこないだのことも
もう遠い日の出来事
低い声の鳥が枯木の上で囀っている
あんなに立派な樹木でも
さいごは枯死してしまう
むなしく心を費やして些事にこだわ ....
 急な傾斜の小径をのぼり切れば
 大きな旧居の横手に広がる
 段々畑が見えてくる

 金網のフェンス越し、
 至近距離で咲いているアザミへ
 iPadのカメラを向けてみる
 うつし世の碧 ....
廊下。背中にも
季節があると知った
椅子の無い陽射しが
窓から海へと降り注ぎ
穏やかな陰影の様を作ると
雑学を語り終えたかのように
わたしは鉛筆を一本
また一本と折っていった
 ....
上手く書こうとするから
嘘ばかりを書いてしまうのだ
詩が書けないのじゃなくて、
それが本当の理由なのさ

嘘なら嘘を吐き通せば良いだろうし、
ことばを飾るのが嫌なら下手でもかまわない
ど ....
{引用=さりゆく夢のなかに
           きっと待っていたはずの

   いなくなってしまった景色に、

 あの朝、       
      見透かされたような。 束の間の 揺れ ....
ふしあなから
花と人の裏腹を
垣間見る

ふしあなから
空と嘘の寸劇を
盗み見る

ふしあなだから
肝心なものは
何も見えない

ふしあななんだから
見えていると言う
 ....
いやな詩人が出る季節になってきましたね、プシューッとひと噴き!
これで、あなたのいやな詩人を完全撃退できます。

この詩人は
ほかの詩人とはほとんど付き合いがなかったので
ほかの詩人ほど ....
 
 鈍色の民家の瓦と重なって見えた
 黒味帯びる朱をのこすだけの
 散り落ちぬ大輪のバラ

 秋立つ日
 貴女はうつむいて想いに耽り
 天蓋の星たちが数回瞬く間の短い夜を
 すごして ....
その場所は
晩秋でかなり寒かったのだが
蚊がブンブンと勢い良く飛び回り
木槿が満開で
{ルビ秋桜=コスモス}も乱れ咲いていた

ロストワールドに紛れ込んだみたい

その不思議な空間で流 ....
夢にずっと浸っていたかって
眠ると夢に行けるから眠りたい

運が良ければ前来た光景へもう一度行ける
そう願って、
日中ずっと
また、早く行きたいと
思っていて
目の前の事なんてどうでも ....
冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ....
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。  ....
トカレフ1丁10万円
ひとの命は20~30万円
何処で聞いたか
何かで読んだか忘れたけれど

わたしは病死で400万
不慮の事故死で800万
交通事故死で1200万

安いのか高いの ....
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ....
それは高校のときの大大大親友
詩の感性が素晴らしくて
詩では敵わないなぁと尊敬してた大親友
私たちは
いつも一緒に遊んだ

デルフィヌスというユニットを組んで
市民会館のコンクールに出た ....
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と  .... 本物の愛なら、どんな困難にも負けません。


貧乏でも
粗末な食事でも
二人で笑い合えれば美味しいし

同じ服を着ても
晴れ着はなくても
清潔なら誇らしいし

貧乏でも
工夫次 ....
吸う呼吸で自然を迎え入れる・・・
吐く息で自然にじぶんを差しだすように・・・


ずっと一人だった
世界と隔絶しているような
気がしていた
瞑想の呼吸法がすべてを変えてしまった・ ....
書きとめられることのなかった言葉は
綿毛のように目の前をただよい
掴もうとする指の間をすり抜け
風に流され消えていった

明け方に見た夢を思い出そうと
目を瞑っても白く掠れていくイメージ
 ....
タロットカードの「吊られた男」みたいに、
人生はいつでも転機であり、過渡期でもある。
ああ、虹の橋を渡ってゆこうじゃないか。
だって君は、空をも飛べるんだから。
私を動かせるものがあるとするならば
それは 真実 だ
虚飾なしに
ありのままの 想い を
すべて吐露することだ
真剣であればある程
想いは胸を打つ

それで初めて 道 は開けるかもしれ ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3876)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
赦されて__- リリー自由詩10*24-11-9
京都木屋町の路上で- 室町 礼自由詩7*24-11-8
ある手紙から- 大町綾音自由詩11*24-11-7
五行歌_「それぞれの側に」- りつ自由詩6*24-11-7
午睡- たもつ自由詩324-11-7
年平均_6本。- 田中宏輔自由詩13+*24-11-6
ものぐるほし- そらの珊 ...自由詩14*24-11-5
仏性- 田中教平 ...自由詩624-11-5
愛の影- 菊西 夕 ...自由詩2*24-11-4
The_Morning_of_the_Neon_Demon_ ...- おまる自由詩8*24-11-4
秋あざみ- リリー自由詩8*24-11-4
雑学- たもつ自由詩724-11-4
魔術師- atsuchan69自由詩13*24-11-3
ゆめに- ryinx自由詩12*24-11-2
ふしあな- 夏井椋也自由詩12*24-11-2
「詩人キラー」新発売!- 田中宏輔自由詩10*24-11-2
落日- リリー自由詩6*24-11-2
時の止まった場所- りつ自由詩6*24-11-2
夢枕- 這 いず ...自由詩5+*24-11-2
アイスコーヒー。- 田中宏輔自由詩10*24-11-2
点の、ゴボゴボ。- 田中宏輔自由詩12+*24-11-1
いのちの値段- りつ自由詩2*24-10-30
THE_THINGS_WE_DO_FOR_LOVE。- 田中宏輔自由詩10+*24-10-30
嘘を蒔くひと- りつ自由詩4*24-10-29
01.1..- ryinx自由詩9*24-10-29
愛の証明- りつ自由詩3+*24-10-28
呼吸法- 田中教平 ...自由詩3+24-10-28
フラグメント- ヒロセマ ...自由詩15*24-10-27
虹の橋- 大町綾音自由詩4*24-10-27
- りつ自由詩5*24-10-26

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130