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大切な人に手紙を書いた
心を込めて書いた手紙
郵便ポストに投函した

街中の郵便ポストは
人の心と繋がっている

心で生み出した言葉が
相手の心に届けられる

郵便ポストは心 ....
 
夕暮れだろうか、明け方だろうか。
深い森の中に薄紫色の光が差している。
薄い霧のかかるどこか懐かしい空間で
いくつもの死と生命の誕生とが
上品な絹のように織り交ぜになっている。
遠くか ....
ちっこい白と赤の金魚
ちっこい赤の金魚
それより大きい赤の金魚
目の飛び出た黒い金魚
妙に細長い白と赤と黒の金魚
ぶくぶくと飛び出す泡っ粒
広がる水草と背の低い尖った造草
みんな仲良く餌 ....
人 人 おまえは
ひと
噛み砕き
噛み砕かれ
野にあいた
暗い穴の淵に横たわる


天気雨
小さな蜘蛛が隠れる場所
風が
少しずつ少しずつ
強くなってゆく

 ....
着いて翌日の朝は
マスタード色の
プラスチックのコップに注がれた
オレンジジュースで始まった
初めて見るプラスチック製のコップに
本物の生のオレンジジュース
九つになったばかりのこどもには ....
千円で二冊
手頃なんだから、
、と、擦りきれた本にきれいなままの文庫本
何故か捨てようにも捨てられない
同じような顔をして段ボール箱の中に眠ってる
たまに取り出してページをパラパラ ....
胃が悪化してきつい朝
今後のことを考えるためにわかばに火をつけた
魚を釣りに行きましょうと
手を引かれて行く
氷のように冷たい手である
連れてこられた川辺には
沢山の人がすでに釣りを始めていて
思い思いに竿を上げ下げしている
自分もどこからか
骨のよう ....
夫と言い合いになった日の深夜
冷蔵庫の前に這いつくばって
冷たい床に雑巾で輪を描いた
何度も何度も同じ輪郭を辿って
ただ一心不乱にひとつの輪を描いた

怖い顔で子供を見送ってしまった朝は
 ....
ひきちぎられたこころたちが
あきのてんじょうを
およいでいる

うめつくされて
ひしめいている
ちいさないきもののように
おびえながら
むれている

ねてもさめても
どこへにげて ....
西日に首を傾げている
絃を爪弾きながら 全く
永遠の光芒の野は無邪気で
故に無伴奏から不在を学ばず
そのままです神さま 私は全く

手放した数多の心には
なみだを送り毛布を送り
子守唄 ....
文句があるかとムンクが叫ぶ

天狗になるなとコングが応じ

透明ゴングが鳴り響く

ガンガン玩具でやり合って

「レフリー チョークだろチョーク!

「何がジョークだ さっさと絶句 ....
朝がくることを待ちこがれるほどではないが
ちょっと陽がさす

古い集合住宅の一階の湿気のこもりがちな
鉄筋コンクリートで仕切られた空間が
僕のすてきな居場所だ

教会の鐘はどこからも聴こ ....
満月がおおきく見えることがそんなにめずらしいのか

もうしょっちゅうスーパームーンとか言ってるけどさ

満月なんて地平ちかくにあれば昔からおおきく見える

錯覚なのか光の屈折率のせいなのか ....
新月の夜は
決まって聴く曲がある

深い海に溶けていくような
ピアノの音を
聴きながら
海辺に歩いて
拾い集める
黒の欠片

袋いっぱいに
溜まった黒を
涙と一緒に飲み ....
たったひとしずくの水が
いったいどこからうまれてきたのか
だれもしらない
じぶんというほんしつに
たどりつけないように
しっているのは
ただここに
あるということだけ
それはじゅうぶん ....
一匹の青むしが
道路を横断している
ゆっくりと
ゆっくりと
(小さな青虫だから)
這っていく

きっと
道路を渡りきってしまう前に
あの青むしは
車に轢かれてしまうだろう

そ ....
月が綺麗ですね

あまりにも綺麗なので齧ってしまいました

すると口いっぱいに恋の味がひろがりました

あれは月ではなくて檸檬でした

あなたは檸檬を爆弾とおっしゃってましたね

 ....
鳴き声が障る

テレビの音量が障る

夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
爆破された夜の屑が月の縁を滑っている
そこはどうぶつのように
けたたましく吠える滑走路
無限が限界突破するときのエネルギーを
絶対に忘れたくなくて日記をつける
取り込み忘れて風に揺れる洗濯物 ....
      000902

古い写真を見ていたら
君の家が写っていた
緑の屋根に白い窓枠
林の陰にひっそりと
日当たりの良い畑を眺めてる
9月になって陸稲の花が咲き
コスモスの花も揺れ ....
目を開いて感じてください。
同じことばは二度と書けない私の
たったひとつのことばを。
目を閉じて委ねてください。  ....
旅にでよう
おれは空っぽの植木鉢
枯れた川底の石っころ
風の一筆書きなのさ
蜃気楼から現れた古代人が
すべてで触れて 無知のまま
時を違えた恋人を追うように
たった一人 旅をしよう
帰 ....
負けられない

負けられない

立ち向かう

立ち向かう

めんどくさいけど

立ち向かう

それで終わる訳でもないけれど


お腹の底に貼り付いた

それは意地のよ ....
わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ

わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
フェイスブック
ライン
メール
電話も
手紙ですら
もう つながることはない
遠い人

色づくことの葉 散り積もり
掻いて 集めて 徒然に
燃やしてみる その 煙の
立ち振る舞い ....
キンタマの皺に埋もれて死んだ毛ジラミ、母想う  木々の隙間を縫って滑り込む木漏れ日に太陽と緑の匂いを嗅ぐ。
 足元の緑はいつしか真っ白な絨毯になる。
 気がつけば木々の葉も色付きはじめている。
 夏は過ぎ去ったのだ。

 秋を想い、 ....
王子からブクロに帰る途中
キンタマをひとつ落としてしまった
落としてみると
キンタマのありがたみがよく分かる
二つないと
上手くバランスが取れないのだ

探したが見つからない
交差点、 ....
僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから

僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ....
レタスさんの自由詩おすすめリスト(3876)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
街中の郵便ポスト- 夏川ゆう自由詩415-10-3
幻光- ヒヤシン ...自由詩9*15-10-3
金魚の水槽- こいち自由詩215-10-3
水へ_水へ- 木立 悟自由詩515-10-3
異国の終焉- もっぷ自由詩515-10-2
本を育てる- アラガイ ...自由詩12*15-10-2
わかば- もっぷ自由詩415-10-2
夜釣り- 春日線香自由詩815-10-1
磨くという行為- 夏美かを ...自由詩47*15-10-1
不慮の詩- そらの珊 ...自由詩21+*15-10-1
この世の窓辺で- もっぷ自由詩1115-9-30
大人の玩具箱- ただのみ ...自由詩11*15-9-30
for__you_- 梅昆布茶自由詩1915-9-30
スーパームーン- 吉岡ペペ ...自由詩415-9-29
海の黒鍵- 瑞海自由詩10+*15-9-29
赤い星- そらの珊 ...自由詩11*15-9-29
【_青むし_】- 泡沫恋歌自由詩24*15-9-29
月は檸檬ですね- 北大路京 ...自由詩1515-9-29
障る- 朝焼彩茜 ...自由詩17*15-9-28
アイスクリーム- ありか自由詩20*15-9-28
君の家- あおば自由詩9*15-9-27
未来へ- あおい満 ...自由詩8*15-9-27
いざなう声がする- ただのみ ...自由詩14*15-9-27
負けられない- 吉岡ペペ ...自由詩415-9-27
ほんとは- 瑞海自由詩5*15-9-26
つながらないあなたへ- ただのみ ...自由詩22*15-9-26
キンタマ王子、一行詩を書く- 花形新次自由詩115-9-26
秋を想う- ヒヤシン ...自由詩10*15-9-26
キンタマ王子、袋に帰る- 花形新次自由詩115-9-26
夜の街_僕を消して- 凍月自由詩5*15-9-25

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