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視覚に頼りすぎている
真っ暗、闇の中
視覚が遮断されると
他の感覚が鋭敏になる
真っ暗、闇の中
嗅覚、聴覚、触覚 、味覚
あらゆる感覚が敏感になる
自 ....
何が無いのか
自信なのか
意欲なのか
まるで
ひどい通信簿をもらったような
夏休み
比べては落ち込み
比べられては憤る
創るのに必要な
腹の底の力が ない
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ
いけない虫が
さわぐ
さわぐ
いやだ
やっぱり
ほしい
と、蠢く
どうなるか
どうするか
ふらふらする人に
イライラするの
なよなよする人に
イライラするの
過去のキスで出来た傷
今になったら
それはただの傷じゃないかな
あなたの服の匂い
あの時世界で一 ....
夕陽に吸い込まれるカモメ見ている
140827
その筋のものですと
あいまいに返事したら
無視された
厳格な言葉以外は通用しない
某ですと名刺を通じたら
通用門が開いた
監視カメラは厳格なのだ ....
おまえの、
痛みを思おう
肉体的なものにしろ
精神的なものにしろ
母とは、
思いやることしかできない
ここで、
同じように痛みを思おう
矛は真理を貫き、楯は真理を守る
真理は沈黙にのみ宿り、文字は幻想をさまよう
我々は真実(言葉)を置いてはいけない
真実(言葉)が我々を書かせるのだ 。
....
スパイダーマン
バットマン
スーパーマンたちが
こぞって
窓拭きをしている
ヒーローたちは
そこでは闘わない
闘っているのは
きみたちだから
餓えて
我慢出来ず
牙を剥く
自律神経の
SOS
音を
水を
朝に起きて
スヤスヤ眠りたいと願う
道を歩いていて
少しダラダラ汗をかく
授業でスヤスヤ眠る
3時のおやつを
モグモグ食べる
家に帰って
ソファでダラダラ寝転ぶ
....
ダンボールがズタズタに切り裂かれて
ベッドの下に押し込んであった
当然だよね
片付けておいてね、って言ったの、
私だもん
田舎から都会での 新しい暮らしに馴染むために ....
先ほどから頭の中を 潮の臭いが通過している
文字と文字の列の間に 空洞を見つけて
遊ぶ子供が 砂場でカラカラ笑う
(ホラ、ミテ、コレガ、ボクノ、ホネ、)
そんなレトロな歌が ....
草原を遠望する瞳は
遥かに一閃する時の煌めきを見逃さなかった
確かな四肢は沃野を愛し
太陽や月や星座と寝起きをともにし
ときおり微細な流星が空をよこぎってゆく
瞬間を感じそのものを生 ....
あなたの願いや思惑が
うまくばかりゆきますように
そう立派な神様にでも祈ろうか
ほんとは立派でもなんでもない
立派な神様にでも祈ろうか
海から津波
山から土砂
....
誰もさわれない地獄の中で
独りだけの夢を見る
どうか醒めないで 醒めないで
眠ったままで
居させて下さい
告げた
告げられたこともあった
書いた
書かれたこともあった
そんな、繰り返し
サヨナラと書かないサヨナラ
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった
半分こして座ることもできたのに
いっしょに座ることもできたのに
何となくというセリフなんか吐くな
きちんと表現したまえ
されど私は優しいからそれを吐息と
あえて描いてきたんだろうと思う
書き込んで書き込んで
描き回るあなたの専攻のない ....
ROKUROKUBI (ろくろ首)
夕暮れの観覧車に
絡みついた
わたしを解いて
BMWの助手席に
しがみついた
わたしを引き抜いて
あなたの吐息と唇が
辿った
....
いい武器持っていて使う機会がない
はじめは上手くない
知らないと恥ずかしいし
失敗など当たり前
それで傷つかないわけではないが
そんな柔でもない
体液は
しょっぱく
ああ、なんて
生ぬるい
暑い夏 当然の夏が過ぎていく
このアスファルトの暑さは 当然か
おいしい 焙煎コーヒーができそうだ
苦味の効いた ひきたてコーヒー
苦味と 甘みも兼ね備えた
焙煎人間にな ....
恋なんて
懲り懲り
触れ幅は、等しい
鳩を鴉に差し出して
また一日を生き延びた
誰も居ない橋の下に
ただ雨だけがやって来た
苦労知らずの三十路の子供が
にこやかに自身のことばかり言いつづける
聞いている ....
いらない
渇望する
君に楽器を聴かせよう
僕にはそれしか
とりえがない
青いアコーディオン
遠い異国の田舎の唄
君は行ったことあるかも知れない
お金などいらない
僕に不景気は
あまり関係がない
気に入っ ....
古い家が連なる道を駆け抜ける
手に虫取り網 腰には虫かご
ひまわりのワンピースを着て
麦わら帽をかぶり
柔らかなサンダルで
兄の後ろぴったりに 駆け抜ける
スサノヲを祀ることなど
知 ....
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