すべてのおすすめ
悲しみを食べきれなくて

お腹いっぱいで

ほら、涙がひとすじ
もーいーかい?

まーだだよ!

ウチはいつでもオーケーなんやけどな
{引用=うずくまる。
からだの表面積をちいさくして
世の中の37%を遮断する。


わたしのまるいふくらみと
わたしのしろいふとももをくっつけて
ひとつ。にすると
やわらかな鼓動を感じ ....
(いしだあゆみが歌います)

観音様の顔がでかいわ
大船
ビッグシップ大船
ルミネのスタバで待ち合わせ

駅の構内とてもりっぱよ
大船
ビッグシップ大船
あなたと二人いつまでも
 ....
スナックをさがして

白いテナントビルに

宝石という

名前のラウンジを見つけた

ひとり90分1万円

ボトルキープは18000円

そんなもんなんかあ

客ひとりにひ ....
春の湿り

香がする

青が焦げつき

祈りを試す


やり過ごして

生きてゆこうか

迷惑かけない

程度でいいから


春の湿り

香がする

青が焦 ....
うまくいかないのは

ぼくが

うまくいかないことに

支配されているから

そこから抜けだすのが

とてもみじめに思えるから


感情は

移りゆくものに

いつも ....
曲がり角

まわると誰もいない

いるはずもないのに

探してる


バスの小窓に

見えない声が

聞こえるから


曲がり角

まわると誰もいない

いるは ....
浄らな思いで

祈ることもできずに

二月の夜道を歩いている

そういえば芸術は

どこか遠くて浄らなものだ


サティを聴きながら

迷路に一夜を運んでいる

きみは一 ....
あかるい曇り、昼下がり

このとしで、なんの未練があるだろう

宗教書をよむひとや

金利を指示するパーマのひと


口は悪を語らずとも

胸に抱いてちゃ

浄まるものも浄ま ....
いくばくかの希望

希望を泳ぐ

だれかの傍観者

だれかの人生、その舞台

はやく咲いた梅の花

素直に愛でることを忘れて


新しくできた喫茶店

ぼくは韓国のひとが ....
あたしのこと、ただ

話していなかっただけのこと

不自然でしょ

あたしからペチャクチャと

そんなこと話し始めていたら


あなた、人生って

暗闇にともる明かり、消すよ ....
あたたかいあめなんてあるのだろうか

てがみをかいてるきみにたずねてみよう

うえからみている

じかんじくでそうぞうをしながら

つめたいあめにせなかをぬらして


ぼくは
 ....
イクと人間関係の

残骸だけが

骨組みだけが

重たい

動機づけのない

俺は立ち去りたくなっている


愛していたのはなに?

愛を消費して

また充電して
 ....
ああ、冬の日に

ぼくはあなたと失いたかった

夜の海をゆく

フェリーの三等室

垢にまみれた

蛍光灯に照らされ


ああ、焦りのような

遠いこころを見つめている
 ....
ほこり臭い夕方のひかり

肌にはつめたく

悲しみには音たてて

地球のいちぶでうなだれている

彩雲がはしる


きみを想うの感情を

どうどうどう、と

制御している ....
あたしはあの頃

治療と返済のことばかり考えていた

それと

愛と


あたしがあいつに出会ったのは

あの頃ではなかった

あの頃よりずっとまえ

あいつは職場の上司 ....
ひとはせつなくなりたくて

ちいさな過ちを犯してしまう

せつなくなりたくて

きょうもひとは旅を続けている


今宵

僕らそれぞれに瞬く星が

いい星でありますように
 ....
時間という場所

僕らが欲望を

吐き出している場所

それを少しおさえたら

時間という場所

生きているという場所
ファミレスに車を置いて

駅まで歩いた

歩道をおりて

川をよこにしながら歩いた

踏んだらこわれそうな

しろい光

ぼくらは風を見たことがない


無尽蔵のそのいっ ....
だれかに告げたくなる

青い夕方だ

マンションの明かりが

うつくしく切り取られている

いちにちの汚染のかけらもない


移りかわるものは

移りかわるものでしか

 ....
俺の名前は台湾人の名前で入っていた

林という名で入っていた

きみの名前は男の名前で入っていた

福田隆弘という名で入っていた

それをさびしく笑っていた


クリスマスに近い ....
いくつものこころ

おこないがあった


キョロキョロと

なにかうしない

なにかさがして


いくつものこころ

おこないがあった
異常気象で

冬は春のふくよかさの中にあった

異常気象というのが寂しかった

親父が不正した金で

家族旅行をした思い出のようだった


からだはゆるむ

幸福であるかのよ ....
つめたくて

やわらかな

夜中の大気だ

コンビニの袋を

ちりちりといわせ

二人で歩いていた

着込んでいるのに裸なふたり


既婚でいるのに

ややこしいこと ....
街のイルミネーションが

心に映り込む夜


微かに響く鐘の音は

幸せが近づく足音になり

二人の心温まる


年に一度のときめきは

逢えずにいた日々を

包み遥か ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
雨、
雨音
ヒグラシのリズム

おもむろに始る
朝のデカダンス
雨が沁み入る
抗体のしきたり

生き足りて苦痛です
滅落して遊ぶ生態は
蓄音機になりたいのだ

潰されない虫に ....
自転車の前輪の
音も姿も消えてゆく
ただ後輪の影だけが
どこまでも自分を追い抜いてゆく


見えなくなる 見えなくなる
夜の光の下
深緑の猛者
おいしげる
おい ....
目にはふたりの天使がいて
朝のまばたきに言葉を交わした


ある日目覚めるとひとりの天使が
目の下の黒ずんだ荒野に去ってしまっていた


言葉の無い朝の光に
片方 ....
陽向さんの自由詩おすすめリスト(584)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
食べきれなくて- 殿上 童自由詩8*10-1-13
いつでもオーケー- 殿上 童自由詩2*09-12-19
うずく、まる。- 夏嶋 真 ...自由詩4909-9-17
ブルーライト・オオフナ- 花形新次自由詩209-8-1
宝石- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-24
焦げついた青- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-22
探しているもの- 吉岡ペペ ...自由詩207-2-22
涙がちょうど- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-20
一夜あけたら- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-20
じぶんを乗っとれ- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-19
希望を泳ぐ- 吉岡ペペ ...自由詩407-2-19
ただ話していないだけだ- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-17
つめたいあめ- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-17
行為のあとで- 吉岡ペペ ...自由詩207-2-16
冬の日に- 吉岡ペペ ...自由詩7+07-2-16
夕方の勢い- 吉岡ペペ ...自由詩407-2-16
愛と返済と治療の日々- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-15
せつない星- 吉岡ペペ ...自由詩507-2-15
時間という場所- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-13
踏んだらわれそうな光- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-12
青い夕方- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-12
俺の名前、きみの名前- 吉岡ペペ ...自由詩207-2-11
キョロキョロと- 吉岡ペペ ...自由詩107-2-11
春のふくよかさの中で- 吉岡ペペ ...自由詩507-2-10
着込んでいるのに- 吉岡ペペ ...自由詩707-2-10
年に一度- 夏川ゆう自由詩206-11-17
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
雨に走る- つきのい ...自由詩16*05-8-4
ノート(40Y.7・4)- 木立 悟自由詩403-10-17
ノート(40Y.5・11)- 木立 悟自由詩303-10-17

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