その箱はスケルトンの灰色で 

どこにも蓋がみつからなかった

サイコロを転がすように その六面体の

一面ずつに番号をふって 開けようとしたが

開けられるような 切れ目がどもにもな ....
 真っ白な紙を見て
 僕は、こう考える

 ここでは、
 何にでもなれる
 どんな事でも出来る
 どんな世界にも行ける

 なにかを
 創造するということ
 言葉を通じて

  ....
誰が
悲しいを決めて

誰が
嬉しいを決めて

誰が
面白いを決めて

誰が
生きるのを決めて

誰が
死ぬのを決めて

誰が
この世界をつくって

誰が
 ....
ぼくは走ったりして
線路沿いをひたすら
目的地なんて皆無で
疲れたら歩くまでさ

ぼくは寝続けたりして
アラームの必要性は0
夢のエンドロールには
ぼくの名前は無かった

ぼくは酒 ....
君のこと
どうしようもなく好き

そんなつもりもなかったのに
いつの間にやらこっそりと
私の中に忍び込んでた君

追い出そうとしたこともある

だけど
やっぱり
出て行ってくれな ....
月夜に溶けるブランコになる 僕たちはすれ違う小彗星のように
尾をひきながら歌って生きてゆくのだ

そのときに交感した想いだけが
やさしいえねるぎーとなってさらに
宇宙の深奥へと誘われる生命なのだから

まだ魚だった ....
火花 踊る 
恐怖 揺れる 
刹那 祈る

マチマチの心が
町町に 溢れ
まちまちに 当たり
弾ける

田畑を 焼き尽くす
大文字の 彩りが
秋に肥え 冬を越え
枯れた ....
滔々と鳴り響く(ringing)鐘の音は 空気に溶けては消えていく 
繭のような雲は流れて玉響の夢を見 空気に溶けては消えていく 

リンゴン リンゴン リンゴン リンゴン

萌ゆ燃える ....
今日は月で明るいから
すこし外をあなたと歩く

真っ暗だった足元は
いつの間にか明るくなって

手を引いているあなたは
少し寂しそうな顔するんだね

君が地上へ降り立った日
天 ....
 
過去は逆立ちしたってかわんねー

でも、未来はどうだ?

今しだいじゃねーのか



 
読みかけの本を開くと
こぬか雨の匂いが
した

ひさかたぶりの文字たちは
指さきにそっと、重たい


夏の終わりはいつも、そう

ひっそりと濡れて
いる


空高く ....
ああ!愛してる!
いつまでも愛してる!
宇宙一愛してる!
永遠に愛してる!
思いっきり愛してる!

感動しちゃうほど愛してる!
気が狂うほど愛してる!
苦しくなるほど愛してる!
痙攣 ....
君の体温はあたたかすぎて離れられなくさせる
けれどいつも二人でくるまっていられるわけないから
離れている時がむしろ当たり前で
心がつながっているということを信じている君は
私が居なくても離れて ....
砂浜の砂を握りしめ
手を開けば
崩れる砂
崩れた砂を見ると
砂は砂粒と砂粒だった

地球はひとつでも
本当の地球は
個々の人々や生きものたち
一粒一粒の砂粒

この世の中の本当の ....
夜半にうっすら目をあける
カーテンの隙間から
仄かに月明かりが差し込む
部屋の中は蒼い海の世界
私は、
月影が揺らぐ波間を静かにたゆとう

どこへ流れていくのかも
どこへたどり着くのか ....
   待宵の支度を重ねながら粋に古を覗く上向きに
   女の割合の多い その丸い姿に時に 男にも見える

   只の円

   人々に想いを凭れ拝まれ馳せられ 逃げたまま

 ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い 遠くの人を思って 想って
啼いて 泣いている
あなたを 私が慰めたい

私は記憶の欠片でしか
ないはずだから

決して私の気持ちに
気付いてはいけなくて

そのまま消え ....
胸ポケットからボールペンが落ちた
8分の\108の鉤爪
割れ、不能になる
この荒野に立てる爪が
ガラスの脆さを表した

欠けて
散って
スローモーション
インク
{ルビ黒の彩= ....
幸せの数が少ない人ほど
幸せを味わえる確率が低いので
希少価値のある幸せ
忘れられない幸せを
持つことができる
不幸の数は必要なのだ
巻き戻せない時間の中にきみが
凍て笑う


月の光が撫でていく輪郭 きれい
なにをおもいだそうとしているのかな 私は
融けていくハートに唇震え いきができない
新しい命が輝く影で
使い ....
少し悲しくなったり
少し辛くなったら
ここの海へおいで

たくさんの悲しみを
たくさんの辛さを
持ってきてはいけないよ

海が真っ黒になってしまうからね

涙を拭いて
裸足でくる ....
ジリジリと晴れた日
セミの声に満たされ
ぷかぷかと白い雲が
浮かんでいた日
隕石が突然空から降ってきた

閃光を放ちながら
猛スピードで
空から降ってきた隕石は
地面に落ちるやいなや ....
別れ話に嘘発見器動いてくれない とろけるチーズのように
僕の心臓に絡みついていた
君の言葉は
冷めて
剥がれ落ちてゆく

今日からは
雨も風も雪も光さえ当たらない
地下歩行空間を
僕はずっと歩いていく

誰とも ....
あなたが すきでしたよ

大切な思いの
小さなシャボン
きゅんとなって プチン
たったひとりでも味方がいれば
歩いてゆけるそうきいた

だったら
あたしが君の
そのひとりになればいい

そうやって
だれかがだれかのひとりになれば
みんな笑って生きてゆけるよね
 ....
人を許すには
とても勇気が必要

一度は拒んだはずだから
ありったけの勇気を
もって



人を喜ぶには
とても痛覚が必要

麻痺しているはずだから
人が苦しみ悶 ....
nameless nowhere

最果ての駅で 見上げた星空
東へ向かって走る 列車が巻き上げる風
身に染みる寒さに 震えて吐き出す白い息は
空に届かずに すぐに消えた

やり ....
凍月さんのおすすめリスト(793)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空っぽの_月- 西日 茜自由詩5*14-9-10
お日さまの絵- まーつん自由詩11*14-9-10
誰が- 瑞海自由詩3*14-9-10
ぼくの取扱説明書- michi自由詩1*14-9-9
君を想う- えりん自由詩214-9-9
月夜に溶けるブランコになる- 北大路京 ...自由詩714-9-9
彗星のうた- 梅昆布茶自由詩2114-9-9
モノクロ花火の夢- 藤鈴呼自由詩2*14-9-9
継鐘_- 溶陽自由詩214-9-8
月明かりの人- 瑞海自由詩4*14-9-8
未来- 殿上 童自由詩20*14-9-7
贅沢- 千波 一 ...自由詩714-9-7
愛してる!!!!!- 中村 く ...自由詩4*14-9-7
体温- 弓夜自由詩3*14-9-7
だから僕は時々空を見る- ichirou自由詩14*14-9-7
夜の海- 猫の耳自由詩214-9-6
待宵- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-9-6
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い- 北大路京 ...短歌1414-9-6
見守り_忘れる- 瑞海自由詩5*14-9-6
どろみ黒色- なけま、 ...自由詩214-9-6
確率だけが人生だ- イオン自由詩1*14-9-6
輝ける世界- オオカミ自由詩314-9-6
海の洗礼- 瑞海自由詩7*14-9-6
降ってくる- opus自由詩214-9-5
別れ話に嘘発見器動いてくれない- 北大路京 ...自由詩514-9-5
可能性- Lucy自由詩6*14-9-4
こころから- 中原純乃自由詩5*14-9-4
僕は君の味方- 朧月自由詩314-9-3
条件- 千波 一 ...自由詩414-9-3
nameless_nowhere- itukamitanij ...自由詩1*14-9-3

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