電気椅子に座らされている

アヒル座りの執行人 、
月は彼女の下


凍る意識のなかで
「冗談だよ」って微笑むのを待っている
あなたは立ち上がりゆっくり近づくと僕の喉に手をつっこんで ....
泣くまい泣くまいと

ねじ込みを覚えだした時

泣くという行為の存在を

少しずつ忘れようとしたらしい・・・・。

細くなった父の手を握り返し

「ありがとう。」の一言を伝えたら
 ....
解放区は水の中
三原色 散って

どこへ逃げていく


生まれたグッピー
ちぎれそうなほど 強く
改造された宝石



できるか
世界はちゃんと見えるか

 ....
 
かなってないから 夢

かなえたいから 夢

おいら 夢喰って、生きてます




 
毎日毎日同じ言葉を言いたくないし聞きたくもない

あと何回さようならと言えば
あと何回さようならを聞けば

もう誰とも別れなくて済むのだろうか
いずれすべての意味をもつ言葉たちの

裸の音色だけが残された


それらは内的な音楽を望みはじめ

やがて宇宙へ帰る支度する


見えない火花を忘れずに

声出す子の顔見過ごし ....
約束の日の天気予報は雨。
神様、お願い。
雨、雪に変われ!
         雨
        粒一つ
     おおきく口を開けて
    飲み込もうとする男の子
  ひっくりかえした傘に溜めた雨水
 その傘うまいこと持ち上げて差してさ
バケツ ....
雲かあ

あれは水か

おなじかたちなんて

あるのかなあ


秋空に昼霞みがかかっていた

肉の自由を嗅いでいた

埃は乾いて湿っていた

秋空に昼霞みがかかっていた


雲かあ

あれは水か

お ....


秋をつくる

ほんとうの色に


もみじ

いろんな絵

木々に

空に

地面に

宇宙に

慣性の法則に

緑がぬけて

ほんとうの色に


色はその色を跳ね返した光

跳ね返す意味?

も ....
夜が深まっていく

今夜のあなたは魅力的
言葉の一つ一つが光になって
私を包んでくれる

二人の時間は独自の世界

今夜を飾る薔薇の花
仄かな香りが
ロマンチックな気持ちになる
 ....
<春>
森 火照る 密やかな音
一念に 揺れ縫わしむ声
夜更けを煌めくミサの歌
待つ{ルビ明日=あす}へ馳せろ

<夏>
{ルビむし=虫} {ルビふけ=頭垢} { ....
十五夜の沈黙したる水枕 いつも背伸びしてしまう
疲れた時の息抜き
ではなくて
無理に見栄を張ってしまう

いつも空回りしてしまう
君をがっかりさせたいん
じゃなくて
笑い合えたらそれでいいのに

 ....
その壱


1(1)……大きな段ボール紙を用意する

(2)……段ボール紙を壁に立て掛ける
壁に立て掛けたら絵の具を用意する

(3)絵の具を取り出したらまずその上を黒で適当に ....
そうね
何も聞かないで
終わりにするわ

だって
ほんの小さな誤解からの
すれ違いだったとしても
もう戻れないし

きっとずっと
恋をして生きていくことに
なりそうだから

 ....
靴底に引きずる秋がしなびた、爪先から凍っていく
自販機は無関心に沈む
誰にも覗かれない口元で
そっと胃の中の小銭を罵倒して

木枯し
僕の夢もいでぼろぼろ
木枯し木枯し
乾いた唾液がへ ....
私がわたしの心臓を刺した
私がわたしの声を無くした
私がわたしの動きを止めた

暗い部屋に閉じこもっていた
ずうっと ずうっと
深い青い海の底で蹲っていた
冷たいのもあまり感じないの ....
お化粧をして、
お気に入りのワンピースを着て
お気に入りの靴を履いて
髪をくるくると巻いて
大きな鏡の前に立った
その先に何があるんだろう
何があるというんだろう
何にもないのにわたしに ....
白昼夢



箒の音



机で眠る



チャイムが鳴る







床に油を引いて



学期を終える



染 ....
右手を動かして
左手を動かして
心を動かさない
息をしている
つめたい夜だ

わたしがいて
あなたがいない
壁のない部屋で
月はかたまる
つめたい夜だ

身体を横たえて
 ....
何億光年前から
あなたが生まれるの
ずっと待ってた

よかった 元気そうで!

宇宙の中の片隅の
銀河系の端くれの
太陽系第三惑星の
小さな島から
あなたを見つけた時

も ....
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている

振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの

頭が ....
今、空の底にいます
屈折した光に包まれて
案外うまく歩けています
地図を読むことは
相変わらず苦手だけれど
磁石を温めて
風を読むことが出来れば
目的地にはいずれ
たどりつくかもしれま ....
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私  
心が凍えそうな夜

カレーなんだな

みすかしたように、カレーなんだな



 
君のいないリビング

殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り

時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す

寂しいよ とても

君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴

寂し ....
その手の中にある、幸せには気づかずに
自分の不幸を嘆いては愚かな事だと笑われる
それでも…
月の無い夜、不安に怯え
夜空を舞う、小鳥のように
見えない灯りを、探さずにはいれられない
生きづらさ

なんでこんなこと考える

スマイル

幸せを考えるなんて

現状否定みたいなもんだから


ほんとうのぼくを

ゆっくりと解き放とう

ガンダーラガンダーラ

デイセーイトワズインイーン ....
少しクラクラすると
おかしなこと思いつくみたい

背がすごくおっきくなって
大陸を一跨ぎする
空の星を金平糖にして食べる
地面に転がる砂金を
手いっぱいに掬って
食べてなくなった星 ....
凍月さんのおすすめリスト(793)
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