もしタイミングの神様が
いるのだとしたら
あなたはとても
周りを見ている人
いないのだとしたら
わたしの周りにいる人が
周りをしっかり見ている人
なんだろうね
もしもあの時 ....
押し寄せてくる波は 取り返しのつかない一発勝負で
シを選び取る 群青色の魔法、
弾ける白い飛沫が 壁の飢えで踊っているのか
シンボリックに浴びるシガイの光線が
ワタシのサーフィンを加速させる、 ....
揺り椅子のうえで目をとじる、彼女
ざわめきを
聴いている
上手く死ねたら切符をかおうか、
ぼくらをつくった神様を
つくった神様にあいにいこうか
揺り椅子ふらりら ....
ある書物は私を受け入れ、私の居場所を示している。
そんな時私の心は大きく開き、静寂の中の喧騒にただ驚く。
私の頭上に雲はなく、大地の裂け目では清冽な泉がこんこんと湧いている。
私の精 ....
きれいになりたいな
なんかどっか遠くへ行きたいな
なにかたのしいことしたいな
おなかいっぱいになりたいな
甘いものが食べたいな
お花畑に行きたいな
かっこいい彼氏がほしいな
きもちよくな ....
おはなしのくに
っつったらどこぞの公共ホーソー
でやってるやつでしょあれ好きな俳優
が出てて大泥棒のはなし朗読したんだった
テレビないから観れなかっ ....
だれもいないひとりじゃないんだそこんところよろしく
この世でいちばん明るいのは
夜の屋根の
いなびかり
そのあとを
追いかけてくる音は
おそろしいけど、と
小さな人がいう
ならば耳をふさいでごらん
あてがえば
柔らかな手の ....
アタシの楽しみ
それは
熟睡している息子を襲う事です
中学生ですので
さすがに起きてる時に
抱きついたりなどすると
抵抗されますので
スヤスヤ夢観てる時に
背後霊のように
息子の ....
ひーーんwwwwwwこーーんwwwwwwカーーンwwwwwwコーーーンwwwwww
ひーーんwwwwwwこーーんwwwwwwカーーンwwwwwwコーーーンwwwwww
....
今日地球最後の日
明日になればこの地球の全てが無になる
そんな日に僕は生まれた
なんで今日僕は生まれたのだろう?
なんで明日になったら終わるんだろう?
今から僕は何をしたらいいのか?
24 ....
ーあなたとのことを書くのはこれが初めてです
わたしを汚くて醜い世界から
引きずり出してくれたあなたは
わたしよりも随分若くて
素直さが眩しくて直視できなかった
わたしには綺麗すぎると ....
語学ができるようになりたい
英語とイタリア語がはなせるように
がんばりたい
なぜなら人生に息切れを見てしまったから
宇宙の片隅で他者と交流したい
仕事にいっても
こ ....
なんてさびしいことば
ひとを構成する絶望の最小単位
あかい液体がつまったうすぅい袋
いくつもの器官で組み立てられた
地図上の手脚をひらく
ひとりはかわき谷をくだる
ひとりはついにいきあき石 ....
あなたは秋の空だといい
だれかは今日も暑いという
あめに苦しむときも
風におびえるときも
同じ秋の空の下にいる
足りないものをうめるように
文字にしたくなる心を
あなたは読んでく ....
Fire, たとえ消えてしまうとしても
白くまぶしい光の妖精たちが君のまわりを飛び交い
私はまだ虹色の君を信じようとしている
覗く者たちが透明な笑みに魅了されて、
やがて心奪われ鮮やかな多面 ....
今日がどんなに暗く冷たい日でも
明日になれば空は晴れる
君はこの暖かく眩しい青空を見たかい?
るりいろのうみは、そのたいをふるわ
せこもりうたをうたう。
わになってあさとよるがつなが
るとき、
くおんがてすがた
をあけらわす。
しすなやかにのいずがふぇーどする。
たそがれがそらを ....
ポケモン語でポケモンGO!
日本語ではなく ポケモン語
ポケモン語でポケモンGO!
英語でもなく ポケモン語
世界の共通語
日本語でもない 英語でもない
....
大好きな あーちゃんの ほっぺたが
余りにも やーらかかったので
触ってみたいな って
そう 思って
取っ掛かりなんて
いつだって
そんなふう
耳元を さわっと吹く
やさし ....
進化を続ける花火
でも
昔の雰囲気を帯びている
花火師たちの
たくさんのアイデアが
大輪の花になる
大きな爆音と共に
巨大な花火が夜空を覆う
光のシャワーを浴びる
家 ....
子供の頃に見ていた夢を
思い出そうとすると
涙が流れる
もっと素敵な自分で
楽しいことをたくさんしていて
笑顔に溢れた
そんな日々を過ごしているはずで
そんな嘘っぱちを
憧れて ....
「食べる」
早朝から釣りに行った夫が、すずきを一匹釣ってきた。
君は大喜びして、おさかな、おさかな、と言った。
水面をパシャパシャとのたうち回った姿はまだ想像できないかもしれない ....
さよなら、
つぎの空白を飲み込んだとき
少女の手から赤い風船が飛んでゆく
ひゅるり 風に吹かれて
ぱちん 弾けてしまう
わたしたちの知らないところで
いつからだったんだろう
....
オリンピック前日譚の日々にいて夏の電話は手汗がひどい
いきるために踊ったりしている人がラジオで話すとりあえずくしゃみを我慢する
地下鉄の出口にあつまる虫の写メあなたに送れば日記 ....
夏休みに入った
自由しかない
隣の家に住んでいる
幼なじみの君
好きだけど伝えていない
お互いに部活動はしていない
一緒に帰ることが多い
楽しい会話で笑顔が絶えない
夏休み ....
花をあげよう
海に生に死に始まりに終わりに
全てを包む海に
一つだけ花を
あたしの秘密を教えてあげる
条件が揃うとね
あたしの涙は宝石になるの
ソファの上
スカートの上
畳の上
ベッドのシーツの上
転がった水滴は固まって まるで硝子玉
多分塩の結 ....
きらきら
という絵本を
君に読み聞かせるのだけど
結晶の写真がきれいで
君のお気に入り
ひとつ 指さして
パパ! と言う
ママ! ととなりの結晶を指さす
次々に 結晶が
....
自由な形式で書かれた詩、略して「自由詩」
とはいえども
俺が 本当に 自由に書いたところで
結局それは
ただの言葉の羅列としか思われねえンす ....
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