約束がなくても
洗濯物が乾かなくても
希望を持てる明日が好きだ

ノートの最初に
名前を書く時のような
力が溢れて泡になる

明日になれば
それまでの記憶を捨てて
また何かを拾える ....
関係者すべての電話番号

メールのやり取りも、すべて消して


何処の誰ともわからぬ身分で

ふわっと次に行けよ


オマエの研鑽も

達成も

業績も

全部白紙で実 ....
秒速2m
まだ来ない夜明け

一日ごとに
増えていく知識

一秒ごとに
尽きていく命

得たものはいつでも
失ったものに釣り合って
途方に暮れる

秒速2m
夜明けが追い越 ....
眠りたいわけではないがこの脳が眠たがるから眠ってやるか ボクのほうはと言えば
「待ってる」ことの意味もわからず
勝手な喪失でうなだれていたりしていた

だが、その大きな声で心のドアを
こじ開けてくれた青い瞳のロッククイーン
失敗のない夢なん ....
同じ穴から拔け出てもその先の世界がひとりひとり違った 花の匂い まちの匂い 文の匂い
というものに
あこがれて 今でも
色色なものに なってみますが
わたしには今でも
秋の夕暮の忘れもの、
雨ざらしの古い花瓶、
それとも何も書かれて ....
話しそびれてしまって浅い水路で風がわらう


ぼくたちのてのひらで火傷した蛙の


フリーズと


ラケットを肩にかけた生徒たちが


それぞれの家に帰る


ざ ....
良いものは良いと素直に伝えたい素直な目で見て良さを見つける

大雪で学校午後から休校で電車やバスは遅れてばかり

古い町白壁通り和の香り道行く人は外国の人

雨脚が激しくなってやがて雪長々 ....
通信が途絶えた時の液晶の色より外の夜は明るい ひどい気分で目を覚ますと、今日はもう終わっていて
どうしてかわからないまま靴を履き替える
さめた湯を浴びて 窓を開ける
今日はもう終わっていて
かといって明日も始まらず
室外機の唸り ....
わたしけっきょく書きたいことなんてないからノート引っ掻きまわしてるだけなんですって言ったら、おまえそんないいもんじゃねえだろって、そりゃそだ



雨上がりの虹をマフラーにして ブラックホール ....
行ってほしくない

カプセルを割って記号を盗む
調合の腕もないのに試した
頼りは他になかった
免罪符にもならない
実りは業にくべた

治療痕を掻く
なにかいる気がして

ある朝、 ....
 世界で 私ひとりができない逆上がりが
 夕焼けの色を染めていく

 誰も 見つけられない 鍵穴の向こうに
 通り抜けていった身体の痛み

 まっしろな手紙を 下駄箱に添えた 
  ....
雨雲と友達になった
郊外の公園で寂しそうにしていたので
声をかけたのだ
私は自分から
見知らぬ人に声をかけるような
人間ではない
相手が雨雲なればこそ
そんな気まぐれを起こしたのかも
 ....
わかるよ、わかりたくない、わからない が
層になった
手垢まみれの反射、その向こうに
戸もなく
枠も取っ手も
砂に還った それが
雲間から射すところを見つけた
開いている
いつも ずっ ....
いずれも夢のような日々を生活した
よい夢も、わるい夢も、正夢も
芳しい花も、熱い風も、つめたい雨も
さまざまな深さの傷も
重たくなり軽くなりする身体も
やって来ては去っていく

 ....
君が振った手は
大人になったのに
星を掴むには
小さ過ぎるから
僕が見ている光は
動かずに
さよならを言葉にしない
秘密基地みたいだ
半ば幻なる他者のさはさはと脳裏にさざめきながらまた夏 その森の外にも森があり星を違う名で呼ぶ人間がいる カーテンが揺れていた
青い風を運んできて
そのちいさな永遠が
うぶ毛を撫でるしっとりと

もう
起きたらいいのに

清らな嘘をついてもいいなら
ずっと君とこうしていたいんだ
 ....
パン屑のかわりに記号の断片を撒きつつ歩む ここもまた森 夕焼け 遠い空の向こうに 小さなニュースが消えていく

戦争について語る夕刊紙 読まないまま 駅を降りて
選挙の演説をしている人たち 何も聞かないまま 通りすぎて
駅前のロータリー バス停 ....
たましいが日焼けしなくて悲しい

うまれる前に誤植があった

幾星霜の長さが足りない
胸にぽっかり

月が出た


キミね、さっきから云ってることが

酸味が効いて、さっぱりだ


そうか、だからうっかり

思い出しちゃったんだな
 
 
面倒くさがればいいんだろうと投げやりに思っても、眠れるかどうかはきりんの首が長くなってしまった偶然と同じくらいきらめいている。眠れませんでした、って日記に書いたとしても、それでもじゃあいつかは寝ている .... 出会いたい計り知れないこの思いインターネットの靄はらいのけ

暗闇に裸電球パッとつけ余計感じた部屋の暗さを

闇雲に歩きつづける愚かしさ辿り着けない道は狭まり

一度だけ産まれていつか一度 ....
あぁ俺の
黒目をずっと見てて
もしその中に
魚が見えたら教えて

白いマグカップ
向こうのテーブルにあるやつ
その中に
星があったら教えて

月夜の夜覚えてる?
俺が車ぶっ壊 ....
映写機のカラカラする音が響く



遠くでぼくらが病んでいる



満天の星に 落としてしまったもの



青いおれんじ色の枕 ひとつ下さい



噴水 世界は世界の意 ....
何も言わなくても
伝わることが増えた

あなたと付き合い始めた頃は
何だかぎこちなかったけど
長くなればスムーズになる

喋ることは大切だけど
長くなればなるほど
喋らなくてもわかる ....
水宮うみさんのおすすめリスト(1495)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日- ミナト ...自由詩121-9-29
訣れ- 墨晶自由詩2*21-9-24
ねむる- TwoRivers自由詩14*21-9-19
_- いる短歌121-9-17
詩にはならないならせめてハミングでも- 秋葉竹自由詩121-9-14
_- いる短歌121-9-10
あこがれ- はるな自由詩421-9-10
見分けのつかない分身- 末下りょ ...自由詩12*21-9-10
白壁- 夏川ゆう短歌521-9-6
_- いる短歌221-9-1
- はるな自由詩321-8-30
べつにお前のリアルなんてどうでもいいよ_/_ある女の子篇- 末下りょ ...自由詩3*21-8-30
留守番- 凪目自由詩221-8-27
将来のゆめ- 鈴木ぽろ自由詩9*21-8-24
雨雲- やまうち ...自由詩3*21-8-24
禁良区- 凪目自由詩221-8-24
日々- はるな自由詩321-8-17
- ミナト ...自由詩521-8-6
_- いる短歌121-8-5
_- いる短歌121-7-29
幸せな時間- 秋葉竹自由詩521-7-29
_- いる短歌121-7-9
夕焼けのニュース- 鈴木ぽろ自由詩621-7-3
☆ミ- 暮田真名川柳121-6-29
Gentle_Breeze- 墨晶自由詩7*21-6-28
くるしみ連盟- 万願寺自由詩321-6-25
短歌千首迄は詠めない- こたきひ ...短歌521-6-23
sunny酒浸り- 竜門勇気自由詩3*21-6-21
複数の一行詩- 青色銀河 ...自由詩121-6-18
無言- 夏川ゆう自由詩421-6-18

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