テレビの横に置いてあった砂時計

 忘れていた

 どうしてここにあるのかも解らないくらいに

 真夜中の静粛の中で返してみる

 音も立てずに時を流して行く

 流れる砂も ....
 朝の砂浜を歩きながら

 昨日の自分を振り返ってみる

 足で感じる砂の感触は

 落ちて行く自分の走りのよう

 襲い掛かる波を避けても

 避けられない障害はある

 ....
 限りあるもの

 温かい食事

 テレビ見てないで食事に集中

 限りあるもの

 愛情 これには意義あり

 限りなく愛し合うカップルあります

 限りあるもの

 ....
 忘れていた言葉である

 もう何年も発したことがない

 巨大ダムの決壊のような

 一大事でも起こらないと

 あの場面で

 言葉が詰まってしまうのはなぜ

 プライドと ....
 過ぎる日々

 追うのは安し

 跳ねウサギ

 捉えきれない

 愉しさの中

 
 どこかに出かける予定もなく

 電話のベルが鳴ることもなく

 朝から消防車のサイレンが鳴り響く

 こんな日も悪くはない

 どこかに出かけなくちゃ

 誰かに連絡取らなく ....
 この先に何があるのかなんて

 かけっこには関係ないんだ

 気になるあの子に

 先頭でゴールする姿を見せたいだけ

 鬼になっても

 ボールを追っかけても

 スタ ....
 朝 昼 晩

 春 夏 秋 冬

 いつでも どこでも 誰にでも

 降りかかる 新しい発見

 ある時ふと気が付きました

 靴下は必ず左から履いていました

 右から ....
 雨音で目を覚ます朝

 落ち着いた心でいられるのはなぜだろう

 暗い部屋には雨の気配がさまようけど

 気分は安らいでいる

 出かけなくっちゃ 

 その脅迫観念から解放 ....
 ホッと一息

 コーヒーブレイクのように

 つながらない思考回路の調整に

 切断された回線の修復に

 昼休みが終わった10分後に

 この時間帯はトイレ自身も休憩中
 ....
 住み慣れたこの部屋に

 差し込む光が感慨深く思える

 西向きの窓からの日差しが

 夏にはハンマーのように

 体感不良を与えてくれる

 そして秋深まるこのごろには
 ....
 今日もこの世界の中で生きている

 目覚まし時計の金属音で目蓋を開き

 時間の風が流れてゆくこの世界

 空間の踊り場でもがきながらも

 生きていることの素晴らしさ

  ....
 ゴールテープを切り裂いた秋に

 侵略を開始する冬の走り

 季節は時間の後押しで

 永遠に巡ってくるけれども

 心に叩き込まれた想いを残す

 一生に一度の秋がある
 ....
 惜しい負けなどあるものか

 全身を駆け抜ける脱力感

 あの時にこうしておけば

 ああしておけば

 勝負は 100か0か

 勝ちに等しい負けなどあるはずもなく

 ....
 なぜか得してるように見える

 しょうがない人

 なぜかいつもニコニコ和ませる

 しょうがない人

 なぜかスローモーション

 しょうがない人

 もしかして ヤキ ....
 夏が来るのを待ちわびて

 日差しの変化を追っていた

 弾けるように外に出て

 吹き出る汗を海に流した

 いつまでも沈まない太陽に

 お別れを告げることまなく

 ....
 橋の上で黄昏てる

 橋の上から走る車をながめると

 行き先が気になる

 橋の上から揺れる河面を眺めると

 額で風を感じられる

 橋の上から見て撮れる

 水鳥た ....
 絶妙なメロディーとともに

 無機質に流れてゆく文字の羅列に

 胸騒ぎが沈んでゆく

 興奮と感動の余韻に浸りながら

 主人公の名前を追いかければ

 場内もざわつき出し ....
 国家間同士の争いに

 終わりが見えないこの星に

 平和は訪れるのでしょうか

 名前も知らない若者たちわ

 争いに意義を感じているのでしょうか

 地球サイズのリーダー ....
 出て行く君を止めることも出来ず
 
 よびとめる言葉さえ持たない

 隙間の増えた部屋を眺めて

 2DKの広さを思い知る

 埋めようのない空間の中

 君の残像も消えてい ....
 あの一球が
 
 あのヘディングが

 あの左フックが

 あの一手が

 あのサーブが

 決まっていれば勝てますよ

 決めるために

 決められるようになる為に ....
 いつも穏やかな様子で

 廻りを落ち着かせるあなたは

 驚かない人でしたね

 私がころんで膝を血だらけにしても

 42度の高熱を出しても

 他に好きな人が出来たと言っ ....
 私は 思われ人

 なに考えてるか分からない と思われ

 気が利かない と思われ

 国籍不詳 と思われ

 かつら付けてる と思われ

 いいか 悪いか抜きにして

 ....
 好きを 笑えば

 恋を 楽しみ

 友は 離れて

 愛に 溺れた

 自分の 心は

 消えてゆく
 今日は流れがいい
 
 と思う時ほど油断禁物なんだ

 思わぬ罠が息を潜めて待っている

 運任せに流されてはいけません

 確立で勝負していきましょう

 イー リャン サ ....
 チェックしたい夢新聞

 見るのは夢テレビ番組表

 今日のお薦め番組はなにかな

 夢チャンネル

 貴方の夢を現実に

 キーワードを確認しよう

 夢の中でキーワー ....
 会話が弾む二人でも

 言いたいこと

 言いあってる

 気が付くと半分も言えてない

 胸の奥で急ブレーキ踏んでない

 踏んだ理由は蹴飛ばして

 ノーブレーキで突 ....
 飛び込んできた真実を避けることが出来ず

 飲み込まれてしまうのです

 真実ほど扱いにくいものはありません

 取り扱いは最大限注意です

 聞かなければよかった

 見な ....
 どうしてここに一枚あるの

 桜の花びらが一枚部屋に

 並木の桜は散り始め

 清掃作業で忙しい日々

 運んできた認識はないけれども

 付いてきてくれた幸運な花びらかも ....
 どうしてこんなにも

 胸の中を駆け巡る感情の中で

 貴方の本塁打を見たくなるのか

 自分の中での整理は出来ていません

 オータニ ホムラン打つの情報で

 スポーツニ ....
佐白光(348)
タイトル カテゴリ Point 日付
真夜中の砂時計自由詩2*23/2/25 2:14
浜辺にて自由詩023/2/18 1:16
限りあるもの自由詩023/1/26 8:51
ごめんなさい自由詩1*23/1/13 0:40
飛うさぎ短歌023/1/11 23:48
パジャマで過ごす日曜日自由詩3*22/12/27 1:12
かけっこ自由詩022/12/11 1:23
発見自由詩022/12/4 14:58
雨音自由詩3*22/11/23 14:12
トイレにて自由詩1*22/11/17 1:00
西陽自由詩1*22/11/12 15:38
生きていることの素晴らしさ自由詩1*22/10/29 0:28
冬の花火自由詩2*22/10/15 12:59
惜敗自由詩2*22/10/10 0:43
しょうがない人自由詩7*22/9/24 8:54
秋恋し自由詩1*22/9/6 9:27
橋の上から自由詩3*22/8/20 1:53
エンドロール自由詩022/8/14 1:04
100年後自由詩1*22/8/7 1:25
ぼくのハートは2DK自由詩022/7/16 23:56
勝負自由詩022/7/10 0:09
驚いて欲しくって自由詩022/7/3 12:34
思われ人自由詩1*22/6/28 1:33
自失恋愛自由詩022/6/11 0:00
麻雀自由詩0*22/6/5 0:21
夢チャンネル自由詩2*22/5/26 1:09
言いたいこと 言いあってる自由詩022/5/15 2:12
真実自由詩1*22/5/1 14:05
桜の花びらが一枚なぜ自由詩2*22/4/24 0:59
オータニさん自由詩0*22/4/17 0:29

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