好きだから にくらしい

好きだから ケンカ越し

好きだから 言葉が出ない

好きだから ヤキモチ

好きだから 廻りが見えない

好きだから 好きだから 好きだから

好き ....
芝生の広い公園を歩いて

廻りには なにもない 誰もいない

影が横を通り過ぎる

空一面 真っ青の空間に

真っ白な 小さな雲

宇宙からの便り 風に導かれ 流れていく

気 ....
そばにいるのに 手の届かない人

言葉を交わしても 手の届かない人

明るい笑顔を向けてくれても

手の届かない人

自分のことが 大切な人

手を 伸ばす勇気のない人

手を ....
自分の名前を呼ばれた時

ハイのメロディーを奏でるでしょう

気になる彼女から呼ばれたら

思わず声が上ずってしまうでしょう

きびしい上司からだったら

トーンが下がるのは当たり ....
歩いていく道に 道しるべがある

上り坂 下り坂 暗いトンネル

歩いていく道に 岐路がある

道しるべは 自分でつける

自分だけの道しるべ

一人 一人に その人だけの道しるべ ....
白い球のような雪が舞い

白い波しぶきが ただようなか

黒い魚影が走る

走ることをやめられない やめさせない

津軽海峡の流れ

凪ぎの海と 快晴の空のもとで

カモメが空 ....
  
大切な事

大切な人

大切な時間

大切なあなた

一番大切な事は

あなたに 大切と想われる事
駆け抜ける 物体 X

白くも見えるが 茶色にも見える

毛むくじゃらで シッポがある

道路を横断するのに

一時停止も 左右確認も 信号も無視する

己の運にまかせている

 ....
小学校の運動会を前にして
白いハイソックスを 母にねだった

白の靴下を 履くことに違和感を
感じたのはいつからだろう

アルバムを覗いてみると

慣れないスーツを着こんで すました顔 ....
水平線から届く 光のプリズム

波間を跳ねる 飛び魚の反射光

西風が連れてくる 寒気の 青

帆船が放つ 白の眩しさ

東の太陽に寄り添う 暖気の 黄

イルカが 跳ねる 水しぶ ....
今週の日曜日は ハイキング

デートの約束取り付けた

来月 友人の結婚式

予定があり

目的がある

たのしい ショッピング
想う心のベクトルは

方向音痴で 寄り道が大好き

想う心のベクトルは

目的の横を 気づかず通過する

想う心のベクトルは

見知らぬベクトルが 行きかうなかで 的を見失う

 ....
とりあえず ビール

とりあえず ごめんなさい

とりあえず これで

とりあえずの あなたは

とりあえずの 人生

・・・・・・ とりあえず
思う心の先にある

すべてを見通そうとする心

見通そうとする心の先に

見たくない 知りたくない と思う心

知りたくないと 思う心の先に

すべてを見たい 欲望がうずまく

 ....
駅の前

大通りにかかる歩道橋

朝日が眩しい 7時50分

みつめている 私の横を

通り過ぎていく 私のときめき

階段を 降りる手前

振り返る 私は

いってらっし ....
道ならぬ対象の あなたが

クリーニングされた ワイシャツを

パリッと 着ている姿が 好きだった

いつからか 気が付いてしまった

ワイシャツが アイロン掛けになっている

ど ....
底をみせていない

心底笑い 笑わせる

底知れない エネルギー

底なし沼か ブラックホールか

底には 真理の川が流れている

人間の底を見た時の 忘却の念

忘れている  ....
暑い夏 当然の夏が過ぎていく

このアスファルトの暑さは 当然か

おいしい 焙煎コーヒーができそうだ

苦味の効いた ひきたてコーヒー

苦味と 甘みも兼ね備えた

焙煎人間にな ....
遺伝子は さみしがり屋で わがままで

遺伝子は おこりんぼうで 泣き虫で

遺伝子は おのれにないものを欲する

遺伝子は 身長差カップルを作り

遺伝子は 泣き 笑いのカップルを作 ....
駅へと向かう道沿いの一画が

何年か前から空き地となっていた

人々は空き地を横切り駅へと急ぐ

一年を通して一日中 人々が行きかうためか

獣道ならぬ 人間道が出来上がる

春か ....
不安を包み込んだ雲が広がる

まだ 何も起こっていない

雲が広がり 影に怯える

結果を認識し 見つめた時

雲は 消え去る

不安の雲は 自分で広げてしまうもの

結果が出 ....
メモリーされる日々が

次から 次へと 上書きされていく

今日という日が

別名保存されるのだろうか

繰り返される日々の 出来事の中に

変化を見つける努力

変化を受け入 ....
つかんでいる気持ちで 引っ張ってみる

尾てい骨に残る 残像

テールがある姿を想像して おしりが キュッとなる

タテガミから 長い長い 背中を超えて

ポニーテールは 穏やかな ....
追いつめないで

追いつめ過ぎないで

かすかな居場所は残して

追いつめないで

深追いはしないで

逃げ道がなくなると

自分を抹消するしかない

逃げ道を残して

 ....
「太郎」と呼ばれるのは
 小学生 ケンカ仲間の幼なじみ

「太郎君」と呼ばれるのは
 小学生 片思いだった 同級生

「山田」と呼ばれるのは
 中学生 柔道部での ライバル

「山田 ....
月と太陽のような 二人の容子

太陽は 昼を作り出し

月は 夜を照らす

昼の 明るさの中で 明るく振る舞う 容子

夜の 闇に 灯火をともす 容子

太陽に 焼きつくされるほど ....
見つめあう方向が ズレている
狂った磁石のように ズレている
歩いていると歩幅が ズレている
睡眠時間が ズレている

見つめあう方向が ズレ出したのは
他に 見つめたい人が出来たから
 ....
気がつくと 見ている
横顔 笑顔 後ろ姿

気がつくと 胸の中に映る
歩く姿 走る姿 汗をぬぐう

気がつくと 未来を思い描いている
5年後 10年後 20年後

気がつくと 何も言 ....
変な人と呼ばれたい
あまのじゃく 団体行動が苦手
変な人と呼ばれたい
あなたがそうなら 私はこうだは
変な人と呼ばれたい
普通の人 いい人じゃつまらない
変な人と呼ばれたい 
とんがって ....
焼き芋 焼き鳥 焼きうどん

焼いちゃう 焼いちゃう

焼き肉 焼きナス 焼きはまぐり

焼けてる 焼けてる

ヤキモチ 焼いて ふくれてる

かわいい人

焼き餅 焼けて ふ ....
佐白光(348)
タイトル カテゴリ Point 日付
好きだから自由詩2*14/12/6 1:35
雲に自由詩1*14/11/29 7:44
手の届かない人自由詩2*14/11/25 0:28
ハイッのメロディー自由詩1*14/11/15 0:26
道しるべ自由詩1*14/11/8 0:13
海峡自由詩1*14/11/1 0:58
大切自由詩1*14/10/28 12:45
運命の横断自由詩1*14/10/21 12:52
白い靴下自由詩2*14/10/17 0:04
赤い海自由詩2*14/10/11 1:07
ショッピング自由詩1*14/10/5 1:06
ベクトル自由詩4*14/10/2 12:51
とりあえず自由詩3*14/9/18 13:49
葛藤自由詩3*14/9/14 23:54
すれちがい自由詩1*14/9/12 23:58
アイロン自由詩2*14/9/7 15:34
底(そこ)自由詩3*14/8/28 0:35
焙煎の夏自由詩214/8/22 13:54
遺伝子の叫び自由詩1*14/8/9 6:58
虚構の道自由詩114/8/8 0:04
不安自由詩314/8/2 1:42
今日という日が自由詩1*14/7/26 0:38
ポニーテール自由詩4*14/7/19 1:01
逃げ道自由詩314/7/12 0:36
同窓会自由詩114/7/5 0:47
二人の容子自由詩014/6/27 0:18
手遅れです自由詩114/6/18 23:46
気づいてしまった自由詩114/6/14 7:25
変な人と呼ばれたい自由詩114/6/7 1:53
ヤキモチ自由詩314/6/4 23:35

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