晴れた天気で散歩

 気分よくスピードアップ

 額から伝う汗

 首のタオルで拭う爽快な汗

 そしてこんな時も

 いつもの理髪店 閉店間際

 時計眺めてスピードア ....
 大西洋からの乾いた風が走り去る

 この国 この街に合う空気

 穏やかに過ごす人々

 砂漠に向かう街道を進み

 砂の山がオレンジ色に染まる時

 サハラから舞い上がる
 ....
 運河に架かる小さな橋

 歩道の隅に黒い手袋

 片方だけポツンと落ちている

 歩くにも

 走るにも

 自転車で駆けるにも

 手袋が欲しい寒気がさまよう

  ....
 空が騒がしい午後

 肌で感じる空気が重い

 空だって泣きたい時はある

 道路に水滴の跡が見えた時

 頭のてっぺんで感じる空の悲しみ

 この世の悲しみをすべて感じられ ....
 お父さん と お母さん
 
 経営者 と 中間管理職

 ツアーコンンダクター と 団体旅行者

 リズムとメロディー

 組み合わせ次第では心地よくも

 もしかして不快 ....
 なんとなく思っていたこと

 論じてみよう

 ボディーシャンプーに押され気味です

 でもやっぱり石鹸じゃなきゃ

 そんな人と論じてみたい

 使っていると泡立ちが悪くな ....
 桜並木が通る町

 花見の宴を開くスペースはない

 静かな通りを歩くのが好きでした

 この町を離れること

 君と別れることは

 どうしてもイコールでしか表せない

 ....
 私の心には鬼が住む

 気づいてしまったのは小学生の時

 手を繋いで通学していた彼女が

 担任の先生と楽しそうに話しているのを見た時

 この思いを消し去りたくて

 心 ....
 止まれと言われれば

 余裕を持って止まりますよ

 一時停止はどれぐらいなの

 制限速度40キロ

 スポーツサイクルが颯爽と行くけれど

 ユーターン禁止

 間違 ....
 
 今日も暖かい光

 太陽さんありがとう

 おはようございます いつも元気に

 管理人さんありがとう

 横断歩道止まってくれて

 運転手さんありがとう

 いつも ....
 生きていることに疑問を持つことはない

 当然のこと 当たり前のことだから

 悩み 苦しみ もがき続け

 欲望が際限なく沸き起こる

 生きることに能力を使い果たせば

 ....
 夜空に恋をして

 何光年も前に放たれた

 消滅した星の光に恋をして

 占い師の心に浮かぶ物語

 あなたはシンデレラの星を持つ

 王子様は流れ星に乗り現れる

  ....
 思い出せないことがある

 長い年月生命活動を続けると

 人それぞれ記憶容量は決まっている

 機械と同じ

 いっぱいになるともう書き込めない

 忘れているのではない
 ....
 公園を散歩してる時

 電車の席で

 映画館の座席で

 その人はいつも右側にいました

 レモンの香りを漂わせ

 右腕に想いをこめて

 引き寄せる腕力を示せたら
 ....
 車の走る音も消え去る夜
 
 終わりのないテレビは

 コマーシャルが流れ続ける

 今は砂の嵐がやってくることもなく

 平べったい音が妙に落ち着く

 明日のことを考える ....
 ギュッとしたい時は突然訪れる

 どこにあるのかわからない心の中で

 暗闇の中でも

 太陽光線の嵐の中でも

 心に受けた衝撃で震えだす

 考える合理的な脳を揺さぶり
 ....
 通りすがりのあの人の

 後ろ姿になに思う

 通りすがりのあの人に

 恋してしまう今日もある

 通りすがりのあの人のこと

 想像するのは

 通りすがりのあの人の ....
 トイレの中であれこれと

 考え事などしている時でした

 蜘蛛が目の前にスースルリと

 下降してきたのでした

 名前も解らない小さな おとなしそうな蜘蛛でした

 息を ....
 
 意思のない言葉が飛び交う中で

 自分の発した言葉をかみしめる

 交差点も曲がれない

 直進すら迷ってしまう

 手から離れた風船のように

 行き先のない言葉がさまよ ....
 風に打たれる窓ガラスが泣いている

 君の心にも風は吹いていたんだね

 刺すような冷たい風が

 感じられなかった

 いや 感じようとしなかった

 嵐の中で苦しむことか ....
 教室で見ていた後ろ姿に

 胸騒ぎに襲われていた

 あのころ あの人に

 バスを待つ僅かな時間にも

 足音に心が揺れた

 季節は入れ替わり

 出会いの春 別れの ....
 忘れること

 それは大切なこと

 生きていく上での精神安定剤

 また同じ話してる

 覚えてないの

 許してあげよう

 身に覚えがあるはずだから
 定辺かける高さ割る2の世界で

 直角三角形90度の硬さ

 二等辺三角形底辺の落ち着き

 正三角形平等に

 それぞれの世界の中で

 感じることを大切に
 夏休みジャガーさんに会いたくなり

 新幹線で大阪に向かった

 テレビに映る姿 行動を見て

 なんか他の肉食獣とは違う感じ

 獲物に飛びかかる凶暴なネコ

 ジャガーさ ....
 探しても見つからない

 いつも笑顔で明るい姿

 むりしてない?

 いいところ

 受け取る側で違うけど

 本当の姿

 誰にもわからない

 自分にもわか ....
 はにかむ瞳がかわいいね

 待ち合わせは10分前の定刻通り

 サラサラヘアーが通りの風に揺られてる

 動物園までの僅かな時間

 手を差し出した私を睨む

 先に手を出し ....
 生を受け生きている奇跡の中で

 この地球という存在の奇跡の中で

 知りたいという欲望は尽きることがない

 光の速度で広がり続ける奇跡の空間の中で

 目に映るもの

  ....
 駅へと続く道

 朝は通勤通学のみなさんが

 昼には食事 買い物 外廻りのみなさんが

 夕方にはお買い物のみなさんが

 夜にはお酒

 自分の想いを話したい

 聞 ....
 恋してる 本当に

 迷ってる 今直ぐに

 推し量る 気長に

 夢見てる 朝に

 気づいてる 夜に

 涙する

 
 階段で躓くだけで喜んでくれる

 小石を放り投げるだけで喜んでくれる

 猫が横切るでけで喜んでくれる

 眼鏡を持ちあげるだけで喜んでくれる

 橋の端を渡るだけで喜んでくれる ....
佐白光(348)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩020/5/2 17:55
モロッコの風自由詩020/4/25 2:19
忘れられた手袋自由詩020/4/10 0:15
通り雨自由詩1*20/4/1 1:09
リズムとメロディー自由詩1*20/3/22 1:37
石鹸を論じる自由詩2*20/3/18 0:56
この街を離れます自由詩2*20/3/8 1:33
鬼退治自由詩1*20/2/16 1:44
道路標識自由詩2*20/2/3 1:55
ありがとう自由詩020/1/26 1:39
生きていることが自由詩020/1/23 0:24
恋する占い師自由詩2*20/1/5 1:53
物忘れ自由詩0*19/12/25 16:56
右腕自由詩2*19/12/21 1:38
無機質な空間自由詩3*19/12/15 2:33
ギュッとしたいは突然に自由詩1*19/11/28 0:59
通りすがりに自由詩3*19/11/14 23:15
見えない蜘蛛の糸自由詩2*19/11/10 2:15
そうですね自由詩4*19/10/18 11:37
嵐の中で自由詩019/10/13 1:14
偶然に出会いたい自由詩119/10/5 8:31
忘れること自由詩019/9/29 2:13
三角形自由詩119/9/21 1:16
動物園のジャガーさん自由詩119/9/10 9:31
あなたのいいところ自由詩019/8/31 11:56
彼は若年自由詩119/8/17 10:26
奇跡の中で自由詩019/8/10 0:20
南口商店街自由詩2*19/8/4 1:46
涙する夜自由詩019/7/20 9:40
喜んで自由詩019/7/13 1:52

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