ふりはらいたい
全てをたちきってしまいたい
この衝動は後悔のはじまり
生を受けて歩いている
歩いている以上
共に歩き
立ち止まっても
....
陽だまり
吹き溜まり
ミケ ブチ シマ トラ まだら模様の
猫だまり
ミャー ミャー
気ままに生きる
ウッー 手をだす
プイ と方向転換 ....
噂話で伝わる
いい人ね
食事御馳走になった
荷物持ってもらった
話を聞いてくれた
過去形で
未来への言葉がない
やさしい人
いつま ....
覚えています
あなたの鼻を触る癖
覚えています
あなたの足音
覚えています
あなたの匂い
覚えています
あなたの寝息
覚えています ....
やさしいよりも 強い人になりたい
もの判りがいい人よりも 頑固な人に
なりたい
笑顔が絶えない人より 涙見せる人に
なりたい
許されるより 許す人になりた ....
雨の匂いが舞い降りる季節
あの人のこと 思い出す
待ち合わせは銀の鈴
待たれるより 待つほうが好き
発車のメロディー流れる前に
雨が好きなあの人と
....
おはようございます
微笑む表情がチャーミング
こんなにいい感じで行き交う人
和む表情
安心できる
好きになってしまいそう
私の表情
感じ ....
寝不足が続いている
寝ようと思えば思う程 眠れない
明日のことを考えて焦る
深みに嵌る
底なし沼だ
足が抜けない・・・・
朝だった 夢をみていた
....
駆ける
風を追い越し 100m
架ける
君の願いでこの空に虹を
描ける
目の前に広がる一次元の世界
懸ける
初めてなんだ神頼み でもここは ....
何を思っているかわからない
何を考えているかわからない
何をしたいかわからない
何をして欲しいかわからない
本心はどこにある
自分でもわからない
....
いつからなのだろう
躊躇するようになったのは
幼いころ
なんでも言いたい放題
スカートだってめくっちゃう
廻りの反応が脳に蓄積されていく
躊躇は ....
おしゃれ
眉ととのえたりして
おしゃれ
休日でも 出かける予定がなくても
おしゃれ
目についた原色マフラー
おしゃれ
そう言われるとチョット嬉しく
....
ドキドキしてしまいます
待ちどおしい感触
温かさが胸まで伝わる時
今日一日の無事を感謝します
何事もい
チョット寂しいことですが
実は 素晴らしいこと ありがた ....
サクッとして ジュワーッと
朝の香りが漂う
パンをトースターに入れた時から
戦闘モードに突入
毎日繰り返しているのに
モード変更ができていない
トースターからパンが ....
数学と推理小説が結婚して
生まれてきた左利きの子供
そんな感じ
現象と事象と予測を
アルファベットと数字で表現
感じたことをそのままにしないで
で ....
今日の朝食にトースト
さっさと食べて出かけよう
新聞の間から見つけたものは
裏白の広告
食器のかわりに使いますよ
めったに見ることのない裏白広告
....
手をつなぐことも恥ずかしく
目も合わせられず
見ているだけで満足で
そんな人と語り合い
頬寄せ合って 触れ合って
SEXしたい
でも でも でも
....
失うものがなければ
怖くないのか
失うものがなければ
素直になれるのか
失うものがなければ
人を恨むこともないのか
あなたにとって
失って ....
一年に一度のこの日この時が
今年もやってきました
11月11日11時11分11秒
何気なく過ぎていく 1日 1日に
一つの想いをぶつけてみます
たまには振 ....
早朝に鳴り響く電話のベル
高速道路を北に走る
大切な人を亡くした
儀式に出向いて頂いたお坊さん
綺麗に剃りあげた頭が祈る
人の想いと魂が飛び交う空気
....
あ~ぁ
ふ~ゥ
もう、どうして
は~ぁ~
溜息一つで 幸せが一つ逃げていくなんて
逃げていく 幸せがないなんて
あ~ぁ
幸せなんだね
....
未来を祈る
こんなことは初めてです
どうしても晴天であって欲しい
こんな思いは初めてです
初めての祈りだからこそ
大切にしたい
初めての出来事だからこそ
....
服を脱げ
鏡の前に立て
これが今の己の姿
なにを隠すことがある
見たい人には見せてやれ
知りたい人には聞かせてやれ
見せた事は見られる
聞かせ ....
米粒 大切に味わっていただかなくちゃ
雨粒 空からの恵みに感謝
涙粒 気持ち切り替えよう
粒揃 そんな世界はおもしろくない
大粒小粒 凸凹だからおもしろい
....
どうしてだろう
「ごめんなさい」が言えない
どうしてなんだ
「ありがとう」が言えない
どうしてかな
「好き」が言えない
それは
自分に正直 ....
重苦しい眠りから覚めた朝
洗面器に映る顔
あの人に見せてしまった怒り顔
見られてしまった すまし顔
水に歪んだ 顔の目が
今日のしたり顔を笑っている
手の平で ....
閉ざしてないかい
聞こえる 言い訳
目に映る 真実の絵
感じる誘惑
迫る足跡
通り抜ける風の鳴き声
閉ざしてないかい
自動販売機
500円玉が手からこぼれる
行くつく先は暗がりの中
蹴りたい気持ちを抑える悲しさ
転がる 転がる
お金も 人も 人の心も
行くつく先は ....
水色の胴体
シルバーの網の中の 透明ブルーの羽
36年間 夏を共に過ごしている
この夏も涼しい風を送ってくれる
やさしい風
冷たい風
なぜか温かく感じる涼風
....
青い日がやってくる
白い日常の片隅で
色づいていく感情の端からこぼれる
空間の交点で交わるレインボー
青に染まっていく
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