狩っているのは
お前か
私か
破片
切なく
御仁に
大麻
壁に
喰い込み
カラカラ回る
瞳が大きく開く
グリーンアイズな
高層の大気
牙を剥いては
ご機嫌に
ただそこにた ....
黒い魔人が来て
いつか僕を喰ってしまうなら
僕はそれまで何をすればいいんだろう
僕はどこまで足掻けばいいんだろう
お母さん
食べられてしまうなら
なんで僕を産んだのだろう
寂しさと恐ろし ....
そっちが
あっちで
こっちが
あっちだからよ
境目で
コンダクターが
金糸
振り回して
ぶち狂ってるだろう
ありゃ、一週間は髭剃ってないぜ
「いいんだよ、それで」
オマエはどっち ....
願望の涙

終始累々と線路のように
そこで止まった列車
鉄の轍と共に錆行く
秋雨
コスモス
花びら潤し
雫をおとし
歩いていく
それでも歩いていく
生まれたから
進む
押し ....
血ナマ臭い肉壁
変化
青白く冷たい石壁
交互
夕焼けのように疾走する赤い壁
弱く輝く
「ココはドコなんだ」
「御前はドコにいるんだ」
「神と母は何故ココを選んだ」
「オマエは何者なん ....
高度に発達した文明が
天使に犯されたいと
泣きわめいている
超高層のビルの上から
ふわふわの羽もないくせに
飛び込む
世抱え人
莫大な金は積めても
聖書の一部も拾えない
一枚の紙幣を ....
それは忌憚なく
はなはだ遠くの方へ
飲まれて溺れる
離岸流
フロイト
ソシュール
カント
ふろむ
レター
プリーズ
吐いて
吸う

意識
無意識
間と狭間
感性が重要 ....
蓋を開けたら
いい意味で
底がなかった
だから
蓋を閉めるのがもったいなくて
いつまでも、いつまでも
中に見える
星々を覗いて
呆けていた
でも
いつか
みんなと生きていくんだか ....
nakaの人は白く
外の人はkuroi
ヒット
景色がバイアスがかって
あははって笑われるんだ
いつまでもakaiままの横断歩道
テント張って
待ちぼうけ
向いの
ストレートヘア
 ....
頭の中で
小振りなモーター音と鐘が鳴って
時計の秒針が微かに唇をなぞったから
遊ぶのはやめにして
適当ではあるけど
生きはじめてみた
いつか絶対に
砂場に忘れた
スコップとバケツを取り ....
君は父を求めている
僕は姉を求めている
君は僕から父性を取り
僕は君から姉を存分に受け取る
僕は君より年下だし
もちろん父ではない
君は僕より年上だが
本当の意味で姉にはなれない
当た ....
部屋で音楽がゆっくり流れて
外で雷が鳴って
曲の切れ目に窓が光る
合図
音楽の方はシンバルで
私はどちらなんだろう
音楽も雷もどこか遠まわし
クーラのきいた部屋で
屋根と優しい音に守ら ....
そこからしか生まれない
ただ音を出すのは簡単だけど
誰かに気づかれるのは
とても難しい気がして
こぽこぽと
水中でピース
雑誌の中でダラー握った赤んぼが目見開いて水の中を飛んでいるから
 ....
最高でありたいことと
最低であり続けたい自分が同居し
今日もベッドの中で震えている
気づくと
電気を消した程度の闇に
飲まれて
抱かれて
溶けそうだから
いつも声を出さずに
泣き続け ....
体を絡ませれば溶けていき
心を絡ませれば映画のように終わってしまいそうで
ただ狭いベッドでずっと手を繋いで
起きたら
笑って
「おはよ」って言いあいたいだけなのに
朝も昼も夜も過ぎていく
 ....
ゆっくりと回転する火の輪が
時間を飲みこみ
星を凌駕し
空間を閉じ込める
彼は絶えず動き
絶対的であることを畏れ
凍えた完全停止を頭にチラつかせる
輪の中を焼かれながら這いずる
トカゲ ....
あの日の、あなたの言葉が刺さった
「やめだ」
私を独りにして去っていった
一緒に 連いて行きたかった
それがどんなに苦痛でも
やがて時は経ち
棘は抜けた
でも、塞がらない
今も癒えない ....
世界があんたを揺らして起こすなら
共鳴しよう
水色の液体を洗面器に注いで
空っぽの浴槽に船を浮かべて
30数えて
バスタブに亀裂
丁寧に
丁寧に
穴に潜りこんだ兎が
耳はいらないとい ....
君は岡本太郎氏の『明日の神話』を前に
たった一人で写生している子供がいるとして
男の子であって欲しいと思うか
それとも、女の子であって欲しいと思うか
僕はどうしても
その子供は僕であって欲し ....
やっぱさー、女王様は欲しいでしょう?
鞭とかさ、蝋とかさ
バンバンでさ
専用じゃなくてもいいんだけど
新品は作るのだるいから
ある程度完成品?
で、それ崩すんだろ?
まあ、普通に遊べば崩 ....
AC○3I
メソッド
10日塗れて
Z=SEX/8
By the way
白鷺飛立つ
カイテ御手
AC×3I
よく生きたい、生きたいで
ここまで貪ったものだ
当然、罰は受けてもらう
罪を報いろ
この餓鬼が

あはは、、
腹減ってさ
どうでもいいけど
おじさん髭ない方がイケてるよ
まだもてる ....
裸と裸で
向き合って
ゆっくり
互いに
歩を進めた
どちらかが手を伸ばして
引かれて
互いに絡め合い
傾れこめばいいものを
手が出ない
食べられそうで
恐くなって
固まって
 ....
「先生、強くなりたいです。」
「そんなに強くなりたいか。」
「はい」
「ならカレーを山ほど食べなさい。」
「何カレーがいいんですか。」
「それは自分で考えなさい。」
いざ夕闇に
射して然したる
光は薄く
消えゆく街は
幼子抱えた母子の様
菊一花
憑かれて
泣いた
疲れて
逝く
衝かれて
イク
その塩梅に
生甲斐を見出し
夜の中
光一筋 ....
赤縛の空
薄く研いだ朱墨をぶちまけたように
赤が漏れ出していて
まるで感情のよう
それは女性
それは幼児
それは永遠の少年
隣で手をつないでくれる憧れの君は
少し飽きたように
空を仰 ....
いつも
泣いて
喚いて
笑っていたのは
あなたじゃないか
また話そう
今度は
私が
きっと
絶対
ゆっくりしゃべるから
ウィルソンチャックな丘の上
あいつをバラシに駆けつけよう
幼い二人が騒ぐ時
虹色螺子が弛みだす
揺れる野ばら
大地を疲弊しようとも
黄色が吹きつけ
笑いだす
aa、、生きていた
AA ....
君は黒猫が居れば「風景にストーリーが生まれる」という。
だから僕は、白みがかった鯖虎の飼い猫を黒くペンキで偽装することを妄想する。
「馬鹿じゃないの。頭大丈夫。」
「だって黒猫であれば、物語が生 ....
あいつ赤い目腫らしてあそこで待っている
うさぎが月でマルボロくわえて
腹だして
欠伸して
待っている
僕はロケット乗り込み
ギリギリぶっ飛ばして
月へ急ぐ
サンクスのビニール袋に人参適 ....
秋也(325)
タイトル カテゴリ Point 日付
猫の爪自由詩0*08/11/28 2:41
魔人と鬼人、巨大な黒い胃袋から僕まで自由詩1*08/11/26 3:31
R-○×X <あーる-まるばつエックス>自由詩0*08/11/6 3:41
線路と駱駝自由詩008/9/28 23:56
臍回廊自由詩1*08/9/24 23:32
グラビディエンジェル自由詩008/9/13 23:58
ビンの中自由詩1*08/9/13 22:33
我が子へ-sokoに桜自由詩2*08/9/12 4:04
スモッグスマッシュ自由詩008/8/28 1:02
内側から微かに自由詩1*08/8/27 13:02
パラレルファミリーフィティッシュ自由詩008/8/22 3:00
夕立ち待ち自由詩1*08/8/18 21:56
こぽこぽ自由詩1*08/7/14 22:42
ベクトルはどっちに自由詩2*08/7/4 2:46
プリーズ スマイル自由詩008/7/1 4:43
ドロップバニッシュ自由詩1*08/6/26 22:59
女王の真実自由詩008/6/15 0:59
啼きレンジ色自由詩108/6/12 1:02
希望的妄想と邂逅自由詩008/5/31 2:13
プラモ的な母と何か自由詩008/5/28 3:14
クライアントからの暗値自由詩008/4/28 21:04
エクスタシービジョン自由詩2*08/4/15 2:24
二体の裸殺自由詩1*08/3/29 3:22
シンプル イズ ベスト自由詩2*08/2/20 23:29
夜行列車自由詩1*08/2/20 4:10
情景と関係自由詩1*08/2/18 2:58
立ち位置自由詩1*08/2/17 3:07
小旅行自由詩1*08/1/20 0:50
黒猫ストリート散文(批評 ...1*07/9/25 6:13
アポロラビット自由詩2*07/9/21 2:03

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 
0.08sec.