О
子雀が
路地のミミズに
飛べと説く
О
永年勤続 祝い旅行に 花疲れ
ハムスター わたしのツレだよ 麗らかに
インコちゃん ハムスターとも 春来たる
息子がね 結婚しようかって 春の風
そうなんだ 見れたらいいね あれやこれ
....
彗星の 下の田に居る 田螺かな
曇天に 天麩羅を喰い 水を飲む
六月の 一二時限目の プールかな
真っ黒が 真っ白になる 夏の午後
飯ほぐす 杓文字持つ手が 震えたり
パーカーの フード萎ん ....
日本語を七やにあずけ春夕焼
春の虹階段で手をふる背中
春夕焼まばゆい日日のまたあした
三度目の雨陣の中に朝があり
秋深しぼくのレジンが弛んでる
洗われて英字を誇るフライパン
彼方迄林檎灼灼たり仏間かな
森羅山谷砂利念仏を云ふがまま
人凍てて竃の米と寝入る朝
残雪をざくざくと踏む嶺遥か
起きぬ間に雨ありたりし兜太逝く
月おぼろ猫小母さんはもう来ない
風光る口笛遠く運ばれて
雲雀東風かつてモヒカンいま寝癖
新婚のゴディバ七粒笹起きる
父さんと違う姓です春の雷
寂しさを忘れ忙しがる
言葉笑い 言葉失う
一人 一人女房泣く
くもなくさみしい晴れの空
友は猫ウォヲシュレット
だからなんだとテレビのニュース
午前二時ポチはお庭で冬の月
凩や白熱灯の昭和かな
新幹線小春を乗せて金沢へ
真夜中のサンタの仕事母子家庭
おひさまは猫日和なり年の暮
ポチ遊ぶ冬の銀河 ....
遠い日のあの子がわたし冬茜
命日に入院 成功祈願 墓参り
開頭術 縫合ホチキスって わたし文集?
もう出来ないね 畑返還 支度に出掛け
{ルビ十歳=ととせ}越え 冬バラ萩を 掘りあげて
故郷の庭 移植するのさ 生命よ続け ....
蠅と越す冬一つあり屋根の下
前髪の一ミリ思う冬菫
元旦の灯りめざして配達夫
くだらねぇ
雑魚に食まれて
達磨 ....
🌨️
雪模様 左様ならばの鳥と号く
梅林の 振り向き坂へ 港の灯
🌨️
現世の 踏み跡もなし 雪々野
海鏡 雪降るげんろ 魂火の
🌨️
明日消えるはず ....
あおぞらをしずかにたたむ よるのまえ
ころがった
部屋は私のせまい家
いい加減に仕事しろ
処女じゃない私の鼓動に一角獣
愛されぬ
枯葉を潰し
頬に雪
茫々と 野を下りて 犬に非ず
チャリカゴにカマキリがいて帰れない
栗おこわ祝いの膳や敬老日
柿食べて今年の秋よこんにちは
野分晴銀杏拾いの人集う
臭うから踏むのはやめて銀杏の実
避けながら歩くのキツいからいっそ銀杏拾いかな
うろこ雲恋しやしふねき残暑去れ
....
ずすこんと茄子を切る音だけを聴く
蝉時雨我も蛹となりて眠る
繰り返す八月六日は蒸し暑く
破れ傘握りて走る通り雨
花火見る横顔真夏のピークかな
水甘しご飯も甘し祝禁煙
華奢な花 ひらひらひらり 風に揺れ
薄っぺら これからふうと 膨らます
くるんとね 巻きひげ しれっと寄り添って
まだ開けない 緑の袋 ハッピーハッピー
内緒だよ 風船の家 ハートのお猿
競 ....
色気のない
吐息を漏らす
煙草の香り
中年やまだまだやれる扇風機
一夜に十ばかりの夢を見続けよ
坂下り真っ直ぐ一つの夢に入る
満月や蓋を開けたる箱一個
破船一つ夏至の最中を過ぎ行けり
からす瓜繁茂しており十の首
紫陽花や十児を抱く物 ....
初夏のきみの窓にはいま何が
ミモザかなレンギョウじゃなしなんだっけ
エニシダの花あふるるデイケアの窓
施術台ホットパックして昼寝して
デイケアで居残りをしてバカンスや
お帰りの体操曲は白樺だって
さぶちゃんに白樺って曲 ....
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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