アラームが長く鳴る、妻は起きない

ひとり起きて作業着に着替える

寒の水で洗顔する、すっきりする

名前すら覚えていない薬を服している

暗い、夜が明ける

今日も仕事の、体 ....
今日もしごと忙しくありがたい、コロナ禍

不安自体となって原付に乗り帰路

妻にあんまんとジュースねだられ夜へ出た

コンビニにあんまんがない、妻にTELする

炬燵で妻が豚まん食 ....
念仏のかわり自由律俳句書く

夜が明けたら雨はあがっていた

やっと目が覚めてやっと朝食とる

今朝も妻は自作の歌うたっている

苛々として己の病気を恨む

一生懸命だらだ ....
ふたりで歩いても寒すぎる

ひさびさ湯船で本を読む

稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた

剃刀で剃りすぎた顎が痛い

錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ

妻の歌の周りに ....
朝の清さの薄れる魔法がとける

白い雲ひとつなくさびしい朝だ

山又山の川はきらめいて

流されるように歩いていた

妻がやせてきていて心配になる

今朝はなにも摂らず青空をばかり ....
黒糖まんじゅう三ついただきにっこにこ

妻は早々眠りひとりとなってしまった

明日の予定としてあったかい陽の光り浴びよう

わだかまり したたりつつそれでも夫婦

割りばしで遊んで ....
今日という名の旅をはじめる

まずは朝をはじめるコーヒーを一杯

不思議な夢をめざめドアを開けて通る

妻が起きていてもう仕事している、ありがと

休日予定なく、一抹の幸いを抱く

 ....
夜がこわくて炬燵でほっとしている

酒がこわくて酒飲みはやさしくて

パチンコ屋の横のコンビニは儲かるだろうなあ

愛を源泉として妻は歌づくり

妻が作業着洗ってくれてうれしい
 ....
起きれば冷えた寝室、さびしいではないか

妻と「おはよう」言い交わす炬燵

まずは一杯のアイスコーヒーで一日はじまり

昨夜読んだ聖書のひらきっぱなし

カレンダーはまだ買っていな ....
今日も働いて帰って妻とふたりぼっち

少し食べて、やめて、物書く

どうしても星空にさびしみ想うのでしょう

「此処」は素になれる、ゆったりしよう

句作できるよろこびの抹茶ラテ飲 ....
初夢はキッチンで描く自由かな はつゆめ未だみず、一月七日

空っぽの胃袋にチーズトーストいれる

アラーム鳴っても全然起きない妻でした

今日も働くことのボロボロな体で

朝、やっと落ちつけてお茶ばかり

僕ら ....
昼ふる雪 じっと眺めてこわいとおもう

つかれた体でなんとか胡坐している

何でも受けいれて変わってゆくじぶんにさようなら

現実に酔ってばかり煙草ばかり喫う

匂う足を洗ってから炬燵 ....
けさは妻の淹れてくれたコーヒーではじまり

全身筋肉痛の、それでも仕事のじゅんび

体が痛くて横になれない

つかれた軍手がたくさんある

のこり五本の煙草、大切に喫う

夜 ....
三日月が町に魔法をかけようとする

どうしよう手袋がなくて、原付に乗る

仕事できなすぎて涙ぐんでしまった

妻へプリンとミルクティー土産に冬の夜走る

初仕事 ボロッボロの体で帰宅
 ....
 
ゆうやけが地獄を洗っては沈む

ボロが併設された小さな社で拝む

山又山のさいご富士山を眺める

よく歩いた日のシャワーにほぐされる

シャワー浴びつつ妻のあたらしい歌聞く

 ....
はつゆめ未だ見ず、神は黙したまま

けさも青すぎる空の飽きることなく

珈琲は飲みすぎている、水でパンのみこむ

駄目な人としてゆるされず、癒されている

瓶とペットボトル捨てに道 ....
寒風すこし感じつつ風呂はいり

月の行方しれずぼうっとしておる

牛タンビーフシチューが正月を彩った

カップをのぞいてお茶ののこりを確かめる

口さびしさ夜にチョコレットほっして ....
起きて快晴を浴びていた

ベランダに出てここが私の居場所

冬陽明るくあこがれていた

お雑煮いただいて「ふう」と息吹く

どこへいこうか空っぽのじぶん

それでも生きますサンタマ ....
夜明けに起きれば風呂上がりの妻がいる

風呂上がりの妻お得意の歌うたっている

朝飯前、キャンパスノートに句を書き落とす

未だ月という星が残されている

まずはコーヒーと寒さを立ち上 ....
 

元旦 寝たり起きたり忙しい

お元日からとなりのこどもが泣いている

初夢は明日かなと蒲団をなおす

妻未だもどらず、日向ぼこ

ありがたく新年の陽を受ける

食べるもの ....
年が変わる、と云うことに怖れだってあって

気が急ぐ年の瀬はよく御茶を飲む

急いでしかたない日向歩いてゆく

ひとり年をこすことになり咳きこんだ

妻の化粧品の埃ぬぐっている

 ....
陽があたたか孤心を照らす

氷を口に入れて陽にとかされる私

再出発こころ得てじっと手をみる

再出発の手ぶらでいく

お年玉用意してしずか座っている

煤逃げ、草の刈りさられた公 ....
白梅のたましひ活くや数奇のいへ
雅も俗も{ルビ粋=すい}に交ふや春の夜
春雨や傘傾けて道二間
松が枝に小雪ちらちら降りにけり
山茶花や天地を紅く染め抜きぬ
盃に白雪ひとつ降りにけり
思ほへ ....
けさは食事を摂らず青空ばかり

よい匂いの洗濯物ができました

妻とよく語り合いテレビが要らない

けさは小説を読む、言葉ながれてゆく

妻が動けば、朝が動く

わたしが家を発 ....
捨てるに捨てていちにち暮れた

聖書よすがにひとを信じる

遅すぎるがお金を愛してみた

ひとひ、ひとひ捲り一年を読みおえそう

もう御茶がない、コップ振っている

風の印象知りた ....
 路地でカボチャ買い別れの言葉忘れた

 石段ひとつずつ上がり草陰に鬼

 楽しくなって側溝の穴にも興味持つ

 鎖に繋がれた子犬無邪気に走り

 波しぶき浴び今日もまた帰ろう
老いた心よりもからだよ軋むな

パンを食べられる幸せアントワネット様

美味しいバターを塗って美味しさを守る

いつか人並みにできるようになる

とてもいい夜の黒猫を抱く

 ....
 顔に困ったと書いて道を塞ぐ

 河豚に中るかのように禍い降りかゝる

 路地先まで迎え出てきたポメラニアン

 一瞬も止まらずに身体のあちらこちら動く

 今日も身体の欠片どこかに置 ....
冬菫インクとなって夕空へ


冬すみれ行き着く先は夕日かな
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
自由律俳句 2022.01.12(水)田中恭平122/1/12 5:59
自由律俳句 2022.01.11(火) 夕べ122/1/11 20:59
自由律俳句 2022.01.11(火)322/1/11 7:46
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日 夕べ222/1/10 19:01
自由律俳句 2022.01.10(月) 祝日022/1/10 8:08
自由律俳句 2022.01.09(日) 夕べ022/1/9 19:02
自由律俳句 2022.01.09(日)122/1/9 6:05
自由律俳句 2022.01.08(土) 夕べ2*22/1/8 18:03
自由律俳句 2022.01.08(土)122/1/8 8:45
自由律俳句 2022.01.07(金) 夕べ222/1/7 18:52
2022もっぷ1*22/1/7 12:42
自由律俳句 2022.01.07(金)田中恭平122/1/7 6:38
自由律俳句 2022.01.06(木) 夕べ122/1/6 19:20
自由律俳句 2022.01.06(木)122/1/6 6:35
自由律俳句 2022.01.05(水)2*22/1/5 18:42
自由律俳句 2022.01.04(火) 夕べ2*22/1/4 16:53
自由律俳句 2022.01.04(火)022/1/4 8:34
自由律俳句 2022.01.03(月) 夕べ122/1/3 20:12
自由律俳句 2022.01.03(月)2*22/1/3 8:11
自由律俳句 2022.01.02(日)1*22/1/2 6:53
自由律俳句 2022.01.01(土)122/1/1 14:39
自由律俳句 2021.12.31(金)121/12/31 10:04
自由律俳句 2021.12.30(木)521/12/30 12:49
透き通る寒さに寄せて酔横221/12/30 0:56
自由律俳句 2021.12.29田中恭平421/12/29 17:23
自由律俳句 2021.12.28021/12/28 16:50
自由律俳句「食べられる退屈」(143)遊羽021/12/15 2:44
どしゃ降り秋葉竹221/12/14 22:04
自由律俳句「食べられる退屈」(142)遊羽121/12/14 0:10
冬2もっぷ521/12/13 20:44

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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