退屈も度が過ぎれば動くことさえ億劫
やりたいことを準備しておく
かつての金言も時代変わればたゞの不適切発言
迷っている時間で一日が過ぎ
時々ノイズが入るくらいでよい
....
眠っている時間が勿体ない
気もそゞろで橋渡る
私は失敗作
深呼吸して窓の外見つめる
詩なんか書いて何考えている
戯れ言ばかりの日記帳焼く
バス停で深く考える
弟は来年も四歳
読書もできず口の中に荊
誰かのエゴに苛立つ己のエゴ
松茸ご飯と知りジャーの蓋閉める
感性をいまいちど研ぎ澄ませれば
大荷物でボートが沈む
友人に誠実でないと嘆く
何を抱えて今日を終える
呼吸の乱れ悟られる
退屈の有り難み思い知る
さっきまで晴れていたのに
腹の減らない香りがする
定期的に泣き笑い
冷たい雨から逃げられず
自分から魂が抜ける
美声で歌う石拾う
訳もなく急ぎ足
昔の村の記憶が蘇る
侘しさ連れて暴走族やって来る
故郷の秘密基地見つけられず
失敗してまた作り直す
名前も知らぬ親子が懐かしい
あの頃の夜はもっと健全だった
目の前でバスが出る 時刻表見づらい
時化て波ばかりが踊り狂う
音楽の正体を突き止めたくなる
あの霧の中かもめはいくつ
デジタルな言葉ばかりでは退屈
試験監督中に尿意を催す
バスで巡礼するな バスで
グノシェンヌで眠れない
聞き飽きた言葉で退屈になる
試験中に便意を催す
年賀状の写真に見慣れぬ子供
のんびりしたくて新幹線に乗る
本当に悲しい曲はメジャーコード
先を越されてやりきれなくなる
年賀状の写真に見慣れぬ犬
ラグタイム聴きながら歩く
床屋で居眠りした
ラップ流れてスイッチを切る
痒いのだか気持ちいゝのだか
思わぬ場所で腹が鳴る
誰も来るなと願う独りの露天風呂
スピーカーの位置が気にかゝる
踏み外した偽造の感覚
気泡が破裂する前に逃げる
誰もいない場所でくしゃみをする
嗅覚がもたらす記憶が一番鮮明
簡単に引っ越せると思った
嫌いな歌ばかり流行る
窓の外見て考えるのをやめる
突然解放され戸惑う
本日のお品書き~イカ~
世界の中心で叫ぶ「イカが好き」
イカが好きすぎて困る。特に寿司屋に行くと困る。イカしか注文したくないから困る。最初は「イカ二貫、ヘイ!」「ゲソ二貫、ヘイ! ....
原文で小説を読む
狭い田んぼに悠々と緋鯉泳ぐ
靴の中の流動的で柔らかな感覚
次のページに焼き芋の写真
チャイコフスキーに痺れる
ぶっ飛んでいってらっしゃ~いイスタンブール
ここはどこあなたはだれ笑ってんの
しっかりと見てあげるから隠さないで
ズボン脱いでパンツおろしたら即効
イカス男になりたがるイカ臭い ....
廃駅に来ない列車を待つ時刻表
無駄に積もった手紙に埋もれ
闇雲に作れば良いというものでもない
越えられない鉄橋の向こうから声
楽して恥をかく
疲れ果てた昨日 夜明けとゝもに消ゆる
鏡越しに消えない退屈
音源にこだわってどうする
昇る朝日に伸びる影ふたつ
誰かゞ作り上げた世界今日も流されてゆく
お茶の葉が開くまで
2月の空に白い言葉淀む
ピアノとは仲良くなれなかった
彩る花なき植木鉢横たわる
音楽も眠る深い夜
来世は蟹に生まれようと思う
鍋底の海老の目が躍る
オペラをヘッドフォンで聴いてもよかろう
それだけの勇気の意味を問う
小さく成長する
流星を探したければ星は見るな
手が海苔でベタベタしている
こゝで喋れば全てが無になる
意味ない言葉でページが埋まる
明日へと繋がる階段を下る
上州かるたのチャンピオン桂浜で大いばり
肉体以上に脳が疲れた
今何か考えても時は止まらず
足下ふらついた午後
その箱の中にも庭を
本日のお品書き~鰯の刺身~
鰯漁三千世界へ鱗飛ぶ
生来の魚好きで、なんでも自分で三枚に五枚におろして食ってしまうが、なかでも何の刺身が旨いかというと旬の丸々と太った鰯じゃない ....
年賀状が年々減る
行くのなら日比谷でなくても良い
たゞ木を植えたゞけの庭などない
定期的にぼやく柱時計
それを写真に撮る意味はなんだ
本日のお品書き~冷麦~
冷麦の腹の不満とも未満とも
冷麦という奴の魂胆がいまひとつ掴めない。「今日のお昼はさっぱりと素麺にしましょ」「うん、いいね。ちょうど食べたかったんだ」 ....
月の叢雲を眺める
都会の雑踏から逃げたくなる2月
除草剤の土地は極めて不自然
さらば故郷の山よ河よ
知恵の堂々巡りからはずれる
本日のお品書き~アイスクリーム~
列車旅窓を売り歩く声「アイスクリン」
遥か昔の子どもの頃、夏休みで故郷への列車旅で出会った「アイスクリーム」は衝撃だった。濃厚だった。町で買 ....
月の叢雲を眺める
都会の雑踏から逃げたくなる2月
除草剤の土地は極めて不自然
さらば故郷の山よ河よ
知恵の堂々巡りからはずれる
捕らぬ狸の皮もたまには杖になる
情報の氾濫が恐ろしい
家が一番遠い事もある
音声と文字以外の言語が最も確実
暇つぶしは余計に退屈
これからなのに川の底
写真にまでチューかよ
道ばたで拾った財布の行き先を案じる
自分なき後の世界は明るいはず
もう少しだけ夜更したくなる午前五時
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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