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基本的に書いた人が俳句みたいなものだと思うならなんでもあり。ただし、俳句以外の定型(短歌・都々逸・旋頭歌・琉歌など)にはまることは避けてもらいたい。例外として片歌(577定型)にはまることは許可する(もっとも違反してても削除はしません)。 私も最近は丸くなったので脅迫とかセクハラとかしない限り大丈夫である。そうそう、「連座」は句会のこと、「萬草庵」は山頭火が居候してた「一草庵」のパクリ。(「まんそうあん」ではなく「ばんそうあん」と読むように) 俳句のぶっこわし方については下記を参照のこと。 ルールを覚えてルールを破りましょう。 俳句の非ジョーシキシリーズ http://po-m.com/forum/grpframe.php?gid=12 連座 萬草庵 壱軒目 http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=15339 弐軒目 http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=106266 #今現在の背景画像は 和風素材の篆刻素材AOI http://www.aoiweb.com/aoi2/より「カゴメ」 はなやかに咲き誇る人のアーケード テディベアはガラスごし くちばしを頬に感じて夢みだら ひらかれて つめたい指 わたしはピアノ 冬にあり夏にないものなあんだ なあんだあった なかったものってなあんだ 気づかなかったものってなんだ 新月の前、かけた言葉 冬鳥の北に戻りて春立ちぬ 残されしことのはだけがふりつむ団地 その窓を トントン、たたく月のない夜 うぐいすの初音を聞きぬ藪の中 そっかあれは鼓の音 はやくおかえり つわぶきの味も忘れて遠い恋 君の駅 こわごわ降りる 心音鳴らせて 巻き貝に雪が降りしく能登の海 すなはまに埋むさきもりであれ 巻き貝に雪が降りしく能登の海 夏を恋う 朝食がわりのサングリア 剣舞再開 恋を祓いて冬稽古 卵売り待ちくたびれてかけうどん 甘酒で焼いた君の舌ふくむ夜 毛布にくるまりフローリングで眠ることを知っているそれがいつまで続くか分からないことは知らない 途切れない時間が知らない間にカレンダーをめくっていくだけ 叫んでも音にならない鼓膜を持って 音と名付けるそのフレーズを 線香花火ひとついかがです雪の庭 手袋は窓辺で編めと医者は言う チキン喰む 翼なき身で見やる空 サンタさんおつです一杯いかがです 子ども部屋に棲むアラフォーがいう はじまりはきっと鐘の音ちがいない だってあんなに夢中だもの ミニチュアのパトカーからなる様々な音 なるほどゴールド免許は遠いはず おしまいはきっと夢の中違いない 同じようで違う明日驚くほどに もう寝てる 雪晴れや冴え切る月に真澄む夜 忘られぬ 雪を踏むその感触は ゆず湯がため 浴槽みがく冬至かな 南天の赤い実つぐみ門松を 眺めるこたつのコタツムリ 冬銀河 車をすてて逢いにゆく 歯にしみる鬼ころしなり 尼の裔(すえ) それでいいそれでいいのだそれでいい あきらめてから15度前向き 御法度のアルコホルなど舐めてゐる 化けて出ろ君に喰われたぼくのダッツ 木守柿つつくメジロへ寒椿 花束窓辺から 食卓まで半切り蜜柑 紅をさし 星の名を知る君と逢う 千本の鳥居くぐれど逢えぬきみ 焼きすずめ 手酌の姥にも世は楽し 暖冬に明日、明後日の大寒波 きみは知るべくもない10年後の冬 朝ぼらけかすみし山の冬木立 鼓膜に残る響き息の跡 ときはかねときあかねさす井戸端の 夕餉の支度暮れのにおいは 緋袴を繕う巫女や氷雨の夜 雨の夢 傘を投げ捨て 踊る夢 サイダーの泡がはじけ小春日和 いつかのわたしいつまで春は クリスマス ポインセチアの赤映えて ハレーションハロー一輪の花 お正月いにしえ人も祝い酒 混み合う神社おしもおされ 並びをりすべての隣に神様 酒をあおり願いをこっそり見ようと かまくらにもち焼く子らのはしゃぐ声 こだましこだましもちの取り合いやけどしなさんな 隠者のワインはお似合いか シャンパンよりも 賑わうホルモン料理に囲まれながら 嗜む孤独を刻む色 内視鏡を覗きながら 掴み出した言語の腸詰めは 碧い海の深さに浸れば 咥え去る紅い魚の指の端から 砕かれ散ってはなお沈み続ける グラスにも似た言葉の砂粒 兩人對酌 五臓六腑が 四面楚歌 おそまつからまつじゅうしまつ がつかない午後 ファイバーGOエンドスコープゴゴゴゴゴ(ゲホッ) 互いの指環 犬歯で砕く 恋もあり 違うひとと選んだ指環で逢っている かつて色づきたそがれの国深海ガラスからすうり色 火の点かぬ夜を持て余す人魚たち ぱぱは鬼 スルメ取られて ほらイケズ π=3 切り捨てられた 小数点 以下第何十位 今日の地球予報は氷河期です 北、南極が溶けてゆきます 周を観測する 重力子の望遠鏡 クラムポンは 棚の奥 木星は 一周するのに12年 土星は 30年 木星の一日は 10時間 でも、一年も一時間も 《地球の基準》だけどね笑 人間は と言うか 知というのは 基準を好む でも、いつもちょっとズレている 地球は、真実(ホント)は 太陽を一周してるわけじゃないものね 星たちは太陽との《共通重心》を周っているだけ 三日月と木星の逢瀬 冬ですね 二階建てのバスより速く恋よ走れ 今日人類がはじめて木星についたよ ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ さる、さる、さる、さる あした クリスマス ともしび ひといきが すべからく ともす きょうじんるいがはじめて 木星についたよ! 十二月 赤い鼻緒を火にくべる マッコリで不覚におんなに還る冬 嫁かぬ友 娶らぬ友と三つ巴 春には解けろや奇妙な酒席 師走はしわすらしく わざわざおいでくださった 昼下の陽に 茶の用意だけ、が塩梅です春へ 鎖に繋がれたオルガンのしらべ 1オクターブ低く1度高く 頭蓋まで染め替えるよな一目惚れ 異郷の地 朝酒とがめる人もなく ヤングケアラミドルケアラみんないっしょにケアラケアラ 美しき窓ケ・セラ・セラが 飾られている額縁の中 手紙からこぼれた言葉が海を渡り無人島が出来ていく また届かない手紙欠けた宛名が転がる浜辺 暮れて雲のはしはかすかうすくあかさ聴こうと マイナーコードぼやける焦点かじかむ指先明日 秋雨に守られたぐる夜鳴きそば 椰子糖が眠りへ誘う咳の夜 餡餅の雑煮恋しや捨てた故郷 こどくこどくコンペイトウを一つ捧ぐれ コンペイトウを齧り とおいとおいと鳴く 1/x x→84.5billion ≒0 0×84.5billion=0 昨日をうたって聴かせて きどりけどられあさまのび夥し 窓をあけるはっとはるかはるかはるかは 闇ふかしちちろちちろとなく虫のいて彼らのうたう命のセレナーデ カマキリのたまご産みつけそのあとの零落ピアノソナタ セレナーデ 8番悲壮26番告別 庭はホールの最前列です くびながりゅうが待っている時間旅行の旅はいかが めぐる四季みをつくすしきのこえ 秒針の音ねがえりをうつ たびのはてたんぽほの酒 新涼や窓の向こうが廃墟でも 夜から出てゆく扉がひとつ さようならタイムマシンは売り切れた 蜘蛛めして冴ゆるすらまにこゆしてし さやかなこまかなことばさきとどかぬならばそまずちるだけ おとしぶみおとした文の子守唄 やばい上がらないタコ糸の先はそういうことだったのかと初めて知った 一遍の 季節を白紙にもどし 声が 埋めていく真ん中で はじめていきをはく sage 夏を野辺送りし秋がやってくる 猫じゃらしが色づく sage おわらないはちがつの蝉の殻今したたるをうたえるか sage 夥し夢に蒸されて蝉しぐれ 蝉の殻したたる今をうたえたか シにもせずクにもせずして四苦Hack 艮に続く道ゆく夏の果 油照くねくねがゐた世界線 短夜のきさらぎ駅で子をおろす 朝涼し我が腹にあるコトリバコ 冥がりにゐるともがらや盂蘭盆会 1 2 3 4 5 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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