すべてのおすすめ
昨日空にひいた線を
ずうっとたどってゆくと着ける場所へ
ゆくのが夢なんだと思うようにしている
夢がないといけない気がするから
現実はさむい冬のままで
つかんでいなかったあなたの手が
....
いいんだよ
って
なにがいいのかな
もういい
ってことだったのかな
にほんごがむずかしい
あなたがむずかしい
わかるのは
あなたが怒ってること
せなかむけられるって悲 ....
月
空のめだま
味方じゃない
敵か?
そうでもない
いやなことも
いいことも
みている
きっと
ぜんぶ知ってるんだ
だけど
なんにもしないね
月
だからかな
....
あるものと
ないものを
お風呂に並べて反省会
ありすぎて
おぼれそう
よくみてカガミうぬぼれる
今日を流して
眠るしかない今夜も
やさしいを考える
むずかしいからすぐ眠れ ....
ほんとの友達ってこわいね
ずけずけくるし
ぬけぬけいうし
でも
いなくなると困る
憎めないのは困る 安心して
あたしになにがなくても
あっても
あんたにも
つきあってやる ....
人の背中をみる
いろいろききたくてみる
なんにも言えないでみる
ふりむいてくれないからみる
それをみているひとがいる
不思議そうな顔でそれをみる
そんな風にだれもが
だれかの ....
千羽鶴を折るという友につきあって
折り紙を手にしてみた
信じてなんかいないけど
お祈りをしている気分だ
願い事はかなわない
そう信じる方が
ちょっと生きやすいとおもう
でも
....
最近の私はからっぽだ
文字は浮かんでは消えてゆく
綺麗にだとかうまくだとか
とにかくそんなことばかり願った
ひとのきこえない言葉を
必死にききとろうと身をのりだしては
からぶりになって ....
あなたにあえないのと
もういないのとはちがう
そんな簡単なことに
今さらきづく
叔母の悲報をきいて
しぬってそういうことなんだね
うわのそらで君のこえをきいた
ふいにふれたくなっ ....
やせたい
やせたい
言うけどさ
やせても現実は変わらない
そんなこと言えないけど
背中越しにそうおもう
まわりの声が気になって
いっぽだすのもためらって
どうしてひとは自分以外 ....
我が家ではハムスターを飼っています
だいじにみんなでエサをやります
水をやります
砂もかえます
ハムスター檻の中で
かさこそかさこそ
今日道路脇で猫が 犬が
しんでいました
ひ ....
何度でもやり直してやる
かけてゆく月
満ちてゆくはずの月を
みあげている君と
足りないどうし
でも一緒にあるこう
たったひとりでも味方がいれば
歩いてゆけるそうきいた
だったら
あたしが君の
そのひとりになればいい
そうやって
だれかがだれかのひとりになれば
みんな笑って生きてゆけるよね
....
いつもなにか足りないまま
また生まれた日をむかえる
どんな意思でうまれたかも
もうどうでもいい気がする
とにかく生きると決めてから
ただしんでいないだけという瞬間も含めて
やっぱり ....
あいたいひとも
あいたくないひとも
ねむっているお墓
いつもははしっこにあるのに
今日は一日のまんなかに
早々と枯れた花が笑う
生き生きしてはいられないと
さみしいわけでもな ....
鈍感がいいとおもう
やわやわときづく
なんにせよ関西人は
はやいをいいこととするけど
鈍感がいいとおもう
今? とつっこまれるぐらいに
鈍感は
きづかないということではない
の ....
道で猫がひかれている
内臓をぶちまけた姿でよこたわる
そこは子供たちの通学路で
水泳にでかけてゆく子供たちがいた
猫を横目で確認した子らは
ひそひそと話しながら立ち止まらずにあるいた
....
我が家の車庫の上で
つばめが巣をつくり
毎日でかける家族を
みおろしている
母親なのか
父親なのか
わからないけどどっかりと
すわってみおろしている
みおろされながら
なにか ....
本屋さんで一生懸命
ためになる本を探しました
親しいひとが死にそうだから
いいことをしようとおもいました
いつだったか
いいことと悪いことはバランスがとれていると
きいたから
き ....
つばめはどこかからきて
その羽とくちばしで巣をつくる
からだいっぱいに巣にすわり
せいめいをうみだそうとしている
わたしというにんげんが
うろうろとその下で動いても
まっすぐにただ ....
死んでしまった友人から
もらった熊のぬいぐるみをオークションにだす
並べられた人形はまるで君のよう
どこともあっていない人形の目を
私はこわいとおもい手放そうとしている
君と私が話し ....
月がまるで
ひとつ目みたいに にらみつけるんだ
八つ当たりするなと
だって
あたしが悪いんじゃない
言おうとしたけど
雲が一瞬晴れて
ひときわ輝くから 月が
見とれてしまっ ....
明日がくるのがこわい
もう何度目かのこんな想い
明日がこわいと感じるひとはどれぐらいいるのだろう
落ち着かせるためにいろいろしてみる
もういっそじっとしてみる
なにをしても時はとまらない ....
朝起きたって
同じ場所にいるんだけど
夜を経たせいで
遠くまで来た気がする
今日やれることは
昨日ときっと同じだけなんだろう
それでも
がんばってみようかな
そう思った
私は生き ....
あまった時間なんてないのにもてあます
反省なんてしたくないから探す/言葉を
文字にすればゆるされるとおもっている
今が過去になると決めている
明日の自分を想像できるけど
少し夢をみる ....
春祭りを
古い習慣だというひとがいる
いろんなひとの行列
いつでも太鼓はどーんどんと鳴る
鐘はしゃらんしゃらん
いつもはスカートの巫女さんも
装束でひたひたあるく
笑顔やしか ....
この花は
私に名前をおしえない
もっと大きな
深いものことをおしえる
おしえてくれる
花を知った朝
花が咲く
ちからいっぱい
空をむいて
花が咲く
自分のぜんぶをだしきって
いろんなことをおもいださせる桜の花を
ながめて今日をまたはじめる
今年もつばめがやってきた
帰ってきた
と言う
うちで生まれたつばめや
と言う
小さいな
よく動くな
と話す
話し合う
家族
という言葉を
改めて感じる
春の我が ....
桜は
冬から咲く準備を
しているらしい
前へ
前へ
進まなければ
今は明日のため?
今日は昨日の結果?
のんびり見上げたはずの
桜が遠く感じる
春は自分を省みるとき
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