部屋飲み女子
朧月

やせたい
やせたい
言うけどさ

やせても現実は変わらない
そんなこと言えないけど
背中越しにそうおもう

まわりの声が気になって
いっぽだすのもためらって
どうしてひとは自分以外の
ひとを気にするのだろう

正しい方へすすめなくて
まがってしまうわたしたち
道しるべはこの風がふきけしてゆく

ためいきつきながら
やせないからだなぜながら
とにかくあるこうよ
わたしとあなたは
まちがいながら


自由詩 部屋飲み女子 Copyright 朧月 2014-09-15 22:41:29
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