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こんなに広い道だもの
迷ったって当たり前

たくさんある方向に
目移りしたって当たり前

プライドだって大事です
だけどね
それすら切り売りしないと生きられない

ぴりっと冷たい秋 ....
雨の夜には
わからないことを
わからないままに
しておいてもいいらしい

とりあえず
今日をちゃんと終える
それだけでいいらしい

雨はなぜふるの
今日と昨日までを
とんとんとな ....
なぜなんだろう
なんて答えのない
それぞれのひとのすることに
一喜一憂する自分もまた不思議

納得いかない
なんて当たり前なこと

秋の実またひとつおちた
身の程知らぬ柿は
まだ足 ....
ぜんぶまぶしい
生きているものは

小さなあたしの目でみた
だめなものという烙印が
枯れ葉のように落ちてゆく秋

善も悪も
おなじ船にのっている
地球という名の船に

浮かばせて ....
道の駅で白菜を買う

むいた白菜から虫がでてきた
さすがに新鮮なのはちがうねと
そうおもわなかったのは私のだめなところ

水に浮かぶ虫の姿を
ぼんやりみながら畑を想う
命のやりとりはあ ....
人差し指にけがをした
ごく一部のその指が
とたんに大きくなっている
心臓までもひきよせて
痛い 痛いと主張する

10本の指の一本が
大事なものにおもえてる
残りの指までいとしくおもう ....
希望はどこにある
学校では教えない
学校では平等を熱心に教えるから

紙面を探している
昨日までの絶望が長く語られている

今は夜ではない
だから空が静まっている
おしゃべりな残像は ....
どこか遠くからきたりんごが
台所に座っていた

母親が小言をいう
父親がだまってテレビをみている
そんな普通の家庭に
憧れる私の目の前に

この時期しか売られないんですよ
売り場の女 ....
かけた心を
また探してここにくるけど
あきらめ気分で

ページはめくらないと終わらない
つまらない小説みたいに
行間がやたら広いから
うまらない
逃げ出そうとする
心 居心地悪い
 ....
どうしてわらうの?
かなしいときに
いやなときに

どうしてなにもいわないの

そんな風にせめないで
あなたがわかってないなんて
いわないから

笑顔がくずせない
笑っていないと ....
片足で立っていればぐらぐらする
次の一歩が決まらないから
足の下の景色を
ちゃんとみようとおもった

むかってゆく方向に
風がふけばいいのに
どうしていつも前からふくのだろう
試されて ....
ネットで遠いってどこだろうね

豆つくって歩かないでいい
地下鉄の出口を探さなくていい
バス停の地図をみなくていい
ホームまでいそいでいかなくていい

ひとさし指がとまる
最後のキーが ....
明日の天気について調べている

明日の日が不安だ
そういう君にかける言葉がなくて
ごめんね もなんかちがう

指を動かしている
心が逃げそうだから

メールの光がちかちか
応援され ....
雨と風が共謀して
世界を動かそうとしていた
食いちぎられそうな木々が耐えていた

ヒトがつくったものたちは
ごめんなさいとたおれてた

そこへ小さな四輪が
ふらふらふらふら走ってた
 ....
ハムスターは耳がいい
ささいな音も知っている

がじがじ がじがじケージをかんで
えさよこせ
えさよこせ

飼い主はねむってる
飼い主は怒ってる
飼い主は ナイテイル

やれやれ ....
秋の山肌は
あかときいろにゆれている
思ったより悲しくないらしい

少し風だけが
さみしがりやで
いつのまにか心の中にまで
ふいていた

長袖の人と
半袖の人の同居で
季節のあい ....
この世界の音からのりおくれて
はたして世界に音はあるのだろうか
残らない記憶には意味がない
そう賢者はいった

みてわからんもんは きいてもわからん
厳格な祖父の口癖は
酔えばサイフの中 ....
制服は重かった
着る理由も教えられないまま
私たちはだれもが脱げなかった

なにかというと並ばされた
振り向いて
目があうことがこわくて
ホントウノコトがほしくてたまらなかった

大 ....
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする


暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう


春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
自信を
もつことはできないけど
もってもらうことはできるんじゃないかな

認める ってこと
応援の言葉はいえないけど

いってらっしゃい
たったひとことが
背中を押してくれることもあ ....
お風呂の中で
私の人生とは
と考えた

考えたところで
とまってしまった

そういえばこれも
湯船という船だな
この船で旅に出れぬなら
どこにいても
どこにもゆけない

顔が ....
自分の言葉にしか安心できない


眠る前に足で毛布を確かめるみたいに
こそこそ
これはちがう
それもちがうと
言葉をさがしてる

想う風景はあるのに
言葉がでてこない

一人だ ....
なんとなく
なんだかな
って 思えるぐらいの
距離にいたいな


そうすれば
てを当てることも
そっとしておくことも
できるでしょ

大丈夫だよ
あなたの手がそういったら
眠 ....
守るとか
守られるとかで
くくれないよ 命

うまれて
いきさせてもらって
たがいにみんな
認めたいね

今はいつ?
ながいながいときの
いっしゅん
だいじなじかん
コトバの意味がワカラナイ
知らない国のメロディ
不思議にキモチがおちついてくる
きっと子守唄だから

ママみたいな
パパみたいな
やさしさ きっとそれが星の温度

気まぐれなあたしも ....
上半身はだかの子が
全身でじてんしゃをこいでいる
大きなじてんしゃのおかあさんの後ろを
ちいさなじてんしゃでついてゆく
まるくなって
前だけをきっとみて
回転する足が
うごくうごくうごく ....
たとえば
からはじまる話がすきだ
どこへでもゆけそうな気がするから
君がそう話し始めるなら
いつまでもききたい

連想することで
罪が
軽くなってゆくならいいね
重ねられない部分が
 ....
もうしんでしまっていいです
今夜でおわります
そうおもって眠った夕べ
今朝もいかされた


再生するためにあたしは
こんな儀式を必要とします

ねむることって不思議で
今日と一緒に ....
選んで生まれてくる
選ばれて生まれてくる
結果なんて
しぬ前にしかわからないなんて
ながいトンネルみたいね
せめて景色をおぼえていたい
なのに 人間は
きれいなものしかおぼえていられない ....
夏美かをるさんの朧月さんおすすめリスト(280)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四つ角- 朧月自由詩512-10-30
雨の夜- 朧月自由詩212-10-28
百の柿の実- 朧月自由詩812-10-26
秋の船- 朧月自由詩412-10-25
食うか食われるか- 朧月自由詩1012-10-23
一の指- 朧月自由詩412-10-21
希望探し- 朧月自由詩412-10-13
りんごの夢- 朧月自由詩912-10-12
小さなこたつ- 朧月自由詩412-10-11
笑いたくなんかない- 朧月自由詩212-10-9
風は前から吹いている- 朧月自由詩712-10-9
箱の中の距離- 朧月自由詩312-10-2
裏側の星- 朧月自由詩312-10-1
暴風雨- 朧月自由詩512-9-30
ハムスターは耳がいい- 朧月自由詩912-9-29
夕焼けの海- 朧月自由詩1412-9-27
ふたりのこども- 朧月自由詩312-9-26
秋の校舎- 朧月自由詩912-9-25
正しい秋- 朧月自由詩512-9-24
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
いってらっしゃい- 朧月自由詩412-9-19
船旅- 朧月自由詩412-9-18
風がうたう夜- 朧月自由詩912-9-17
しずかなおもい- 朧月自由詩7+*12-9-15
だいじないっしゅん- 朧月自由詩212-9-11
どこかの国の子守唄- 朧月自由詩712-9-9
自転車をこぐ少年- 朧月自由詩312-9-4
た_とえば- 朧月自由詩312-8-29
ぼくらはみんな- 朧月自由詩312-8-29
いのちのれんさ- 朧月自由詩212-8-29

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