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うぐいすが鳴いた

私を出迎えるように
うぐいすが鳴いた

姿をみせないままに
うぐいすが鳴いた

去年の今頃と同じように
うぐいすが鳴いた

ききなれたその声に
気持ちが晴れ ....
いやな人にあいにゆく朝

少し曇っている
少し寒くもある

食欲もない気がする
頭が重い気がする

のろのろ ぐずぐず

そんなときあるよね

うん っていってよ

あな ....
コトバにしなくちゃ
わからないんだって

コトバにするから
けんかになるんだって

いいたいことためて
風船になった
どんどんふくらんで
はれつしちゃった

ひりひりするから
 ....
しあわせという言葉に
やたら敏感でした

今朝もさむくて
首をすくめる
花咲いて 桜を想う
目の前で 怒っているこぶしの白が

私をみて
そう思っているはずの
みんな
みんな
 ....
簡単だけど
おいしいものをつくる

みんなでたべる
わいわいとたべる

おいしいね
そういうから 君が

おいしいとかんじる
おなかがいっぱいになって
これがしあわせなんだとおも ....
よく思われたいからか
肩がこる
からだに何枚も皮膚ができる

できもしないのに
できます
という顔をする
顔がこる

並んでしまう
ほしがっている
みんな という札の順番待ち
 ....
しんどいんや
と いう君のまっすぐな心も
曲がることを覚える
慣れない乱暴な言葉に

正直にバカがつくと
まるで加害者
どうしていけないの
おもったことを言うのが

梅が咲き
こ ....
さみしいときはふてねする

イライラするときは 不機嫌でいる

気分がいいときは 自分を甘やかす

大人になって
いいことなんかあるはずない
そうおもっていたけれど

囲いを自分で ....
おばちゃんは
女捨ててんねんと言う
男と女の中間やねんと言う

おっちゃんは
なんにも言わない

おばちゃんは笑う
笑いながらぐいと
明日のとびらをあける

大きなこえで
明日 ....
忘れてしまえるということは
すばらしいことだとおもう

今日のことも
だれかのことも
わすれながらいきてゆく

わすれられないことを
すこしづつ手放して
花が咲くように
花がちるよ ....
ホワイトデーのコーナーに
ふたり背の高い君
丸刈り真っ黒な君らが
微笑みながらえらぶ
リボンのついた箱

また相馬にいってくるよ
あなたは書いてくる

顔をあげて目にした
ギフトコ ....
人の心の中がわからないから
自分の心をのぞいてみた
おそるおそる
深い泉をのぞいてみた

みえないから
ほっとして
みえないから
さみしくて

だからみんな泣くのかな
だからみん ....
死ななくてもいいじゃない

暗くったって
悲しくったって
ひとりぼっちにおもえたって

死ななくてもいいじゃない

あなたがひとりぼっちで死んだってききました
あたしにはなんにもでき ....
夢の中で彼は私に質問をした

彼ははなした
一方的に
少し笑いながら
ゆったりとして
いいにおいがした

彼のセーターは白だった

私はなにをこたえたのだろう

きけたのだろう ....
階段をみると
頂上を先に見てる

あんなに先だとか
ゆく前にあきらめている

仕方なしに
重いいっぽをだす
うつむきながら
いちだん いちだんあがる

おいこされ
ならんだり
 ....
おひなさんが右か
おだいりさんが右か

日本の位置によって違うらしい

隣のおっちゃん婿養子

気にしているのは
居場所なのかな
だいじにされてる
ペットの犬を
連れながら
ふ ....
てのひらにね
魔法なんかないけどね
少しおもいやりの芽がある

指先にね
ひかりなんてでないけどね
君のきもちがつたえるものがある

白い紙をみつめるふたりの
想いが いっぽんの線に ....
怒っていた

思い通りにならないことに
いうことをきかないひとに

いいたいことをいえないじぶんに

怒って
むくれて
投げ捨てて


やばい とおもいなおして
なきなきひ ....
たったひとりじゃないけどさ
ひとりと感じる夜がある

おなじひとりの君と
一緒にいたい夜がある

なにかいいあうわけじゃなく
なにもいわないわけじゃなく
ただなんとなくそばにいたい
 ....
目をあげたらはっとした
大きな大きなお月さま

なにがいいたいのかな
まっすぐにひかってくる
静かなのに強く

私のうろたえる心が
少し泣きそうになりながら
そらせない瞳を前へ
前 ....
幸せ について
語る

そうやろか
そうやろか
と 語る

わたしたちの姿が
幸せにうつればいい
雪のけしきにとけて
光る母の髪まぶしい
ざぶとんにのせた言葉がいききする

母との旅行
ゆきが
遠慮なしにふりつける

にたような二人に
母とはいる温泉

縫い代のような
オーラ感じる湯けむり

ははは はは
なのに
おんなへんで並ぶ肩

なにごとかもとけだして
白いゆげ
母と娘の二人旅
まよっているのでもなかろうに

ふらりふらりカラスの舞い
寒空の下
獲物もいなくて

ふらりふわり舞ってる
手持無沙汰にみえて

とまる高い電柱の先
空にはとどかない
たったひと ....
かくべきでない言葉を
のみくだせずにいる夜

また消化不良になって星をみる
あんな風に
あんな風に

その先の言葉もまた
のどの奥へながしこむ

底辺なんてありはしない
まるい世 ....
弱点みっけ

よわいところっていうけど
強くみえるところのほうが
よわいのかもしれないよ

冬の木つよそうに
みえる かならずしも
そうでないかもなんて
自分におきかえて

バス ....
雪が
ふってはつもり
ふってはつもり

別になにかを隠したいわけじゃなかろうに

そこまで想ってまわりをみまわした

自分の心のひもを
きゅっと結びなおす

こぼしていいはずない ....
知らないうちに
ヒトを傷つけることがある
それを知ってから臆病になって

すごく慎重に歩いているのに
そのせいでだれかの邪魔になっている

なにもしたくない
そう思ってとぼとぼ歩く
 ....
ただいま凧が
ひっかかりましたので
取り除く作業のため電車が遅れております
掲示板の文字が流れた

お父さんとこどもかな

そうあってほしいような
別に怒る人もない昼日中
正月もすぎ ....
昨日が消えていって
今日もほとんどが消えようとしている

私の心には
残るだなんて
そんなこと

忘れないよ
っていう人の
どこに残るというのだろう

思い出を
思い出す時間が ....
夏美かをるさんの朧月さんおすすめリスト(280)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うぐいす- 朧月自由詩313-4-1
曇り空- 朧月自由詩313-3-31
ふうせん- 朧月自由詩313-3-30
- 朧月自由詩413-3-26
おいしいしあわせ- 朧月自由詩513-3-24
名のみの春- 朧月自由詩1313-3-21
風の花咲く日- 朧月自由詩413-3-18
小発見- 朧月自由詩213-3-17
中間のひと- 朧月自由詩413-3-15
忘れるための夢- 朧月自由詩613-3-15
それぞれの三月- 朧月自由詩213-3-13
はんぶん- 朧月自由詩213-3-12
きっと- 朧月自由詩613-3-7
夢の中で彼は私に質問をした- 朧月自由詩213-3-2
階段下の風- 朧月自由詩313-3-1
おだいりさま- 朧月自由詩313-3-1
ひつだん- 朧月自由詩613-2-28
ほしがきいていた- 朧月自由詩713-2-26
夜になかないで- 朧月自由詩413-2-26
- 朧月自由詩313-2-25
幸せのひかり- 朧月自由詩513-2-24
雪の道- 朧月自由詩313-2-24
おんなへんの湯- 朧月自由詩213-2-23
似た者同士- 朧月自由詩313-2-20
星にたずねて- 朧月自由詩613-2-18
バスを待つ木- 朧月自由詩313-2-10
氷柱- 朧月自由詩413-2-8
さんぽ- 朧月自由詩413-2-7
電車をとめた凧- 朧月自由詩513-2-5
今日の残り香- 朧月自由詩513-1-29

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