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からっぽな心 / 一日の始まりに駅のホームで


からっぽな心は何で量ればいいのか
朝日 ....
ときがたい遺失のなかに君はいる

わかってるさでもまたいつものようにつっこんでくるし

僕もこたえるさ

男同士でケツ触りながらああ気持ちいい……とかねえねえもっととか

これって仕事 ....
一本の草となり風にゆれている
無数のいのちの気配
静かで心地よいざわめき

一本の草となり風にゆれていた
触覚をおもいっきりのばしてみる
しびれるような蜜蜂の羽音

暑く深く
生と死 ....
ブラックホールとホワイトホールつこたら未来に行ける思うねん、

タイムマシンの開発を本気で考えている息子がそう言って目の前で紙を折りはじめた

紙折ったら、折ったとここんなふうに伸びるやろ、ブ ....
妻の運転する車に乗り 
CDの再生ボタンを押す 

「状況はどうだい、居ない君に尋ねる」 

新たなる日々が、始まろうとしていた。 
3年前、自ら世を去った友を思い出していた。 

こ ....
ぶっきらぼうにわらって
ひとりになった
敵も味方もいなくなった

それから詩情が急激に流れ込む
俯瞰視すると
東京の半分が廃墟を建築し続ける中
女は女を探す旅へ
俺は自分に着させる ....
似た人
意識しあう二人
見つめあう二人
無駄な時間が
規則正しく
過去に変わってゆく

 というのも、
電子レンジで温める様を見つめても
眼球が爆発しないだとか

鼻水をすすった ....
優れたものは

君を入り口まで導いてくれる

だが扉を開け、その先を歩くのは

あくまでも君の仕事なのだ

終わりはすぐそこにある

君が過去を振り返れば すぐそこに

君がど ....
僕達は北極星からやってきた

銀河の闇を切り裂き

暗黒星雲や超新星と交感しながら

遥かな光年をやってきたのだよ


オーロラのカーテンをゆらしながら

氷雪を溶かしながら
 ....
愛していると告げた時
何かが間違っていた
それは
蜜を湛えた
花というよりは
壁から伸びた 鎖だった

君という船を 僕という港に 繋ぎ止めておくための
その言葉は 何も与えずただ 拘 ....
穴のあいたバケツみたい?
そんなバケツみたことない
ありもしないもの
あるように語る

雨がふったら痛くなる
この心の原因なんですか?
ありもしない
傷がぐずぐずいう

だれかが憎 ....
ぼくの、僕の捉え方

びっくりするほど悲しくて

なにをしても零になる

自分を思うと泣けてくる

こんな自分になにができる


それでも自信を持てという

見えぬ伸び代にす ....
夜明けに向かい
風は吹いているか

夜の
深淵に向かい
風は吹いてはいまいか


晴天に向かい
蒼穹に向かい
風は吹いているか

雨雲に向かい
霹靂に向かい
風は吹いて ....
  透明なせせらぎが遥か遠くで
  岩の間をくぐり抜けてゆくのが
  聴こえてきそうな三月の朝
  いたずらな顔をして君が
  せがむみたいに背伸びをしたから
  僕たちは口づけをか ....
さえぎるか光を
くるんで
やわらかく
綾の隙間から
洩らして
細かく広がらす
カーテン

何色の
覚えていない
光は
白く
覚えている
きみの輪郭を
白く飛ばして
放射状 ....
やっとのことで仕事を終えて
疲れをしょってバスから降りて

暗い夜道
  白い吐息
    せかせかと

すると小学校横の歩道を
女が一人こちらへ歩いてくる

 ――この寒空に網タ ....
逆立ちしてみれば
総てが180度 別世界であります

たった一人 逆さまな様は
見ず知らずの者から見れば 滑稽であります

この視線で眺めれば
ぞんざいな気の流れが
清浄な気の流れに見 ....
何が詩なのかわからない

リズムか テーマか

メッセージか

愛か 平和か ロマンスか 堕落か

時が満ちたらわかるのか

わからないさ

雲のことなど

人のことなの ....
ズバズバと

生きたいんですが

上手くいかないんです

バサバサと

切っていけたら

楽でしょうね



まー

それできない俺も好きなんですが
 ....
晩から降り始めた雨も
今朝はすっかり上がり
空は青いスカーフ
ところどころ浮ぶ雲が
銀色に輝くペンダント

よそいきの装いのなか
からすが一羽
北へ向かって
真っ直ぐに飛んでゆく
 ....
頑固のかたまりが
意に反して崩れていく
駆け出した午後七時


目の前にいるのに届かなかった
臆病の時間
アルコールにばかり手が伸びて


消えていく炭酸が
僕らの距離を近づけて ....
頭とか口でしか

ひとの話聞いてない

祈りながら

聞いている

こちらも気持ちいい

あちらも気持ちいい

あったかくてやさしくて


変わるものと変えるもの

 ....
 

好きやってんでと、うつむくわたし

知ってたよと、うそぶくあなた

きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、




 
凍えるような



遅刻の崖から身を乗り出し

思う

湯たんぽこの身にくくり付け

布団の海に

身投げしたい
誰かがここで何かを話しかけている、だが俺はそれをはっきりと聞きとることが出来ない、俺の神経は摩耗しきっていて、壁にかけてあるシャツが一枚ハンガーから床に落ちるだけでプツンと途切れてしまいそうだ .... 頬を撫でる男の手は熱い影でできていて
影ってゆく白い女の左頬を震えた手で包んだ
歓びのあまり震えが止まらなくなると
月の女は夜空に幾千の氷菓子を抱きかかえ
男を待ち焦がれているというのに

 ....
むかし少女は白いひとだった

おひとよしの少女は
なんでもひとに奪われた

普通というのがわからずに
怒りということを理解されずに
それが社会なのかと思った

ただ祈りだけ
願うこ ....
先を争って{ルビ水面=みなも}を目指す  たくさんの 泡
ほどけたネックレスから 飛び散った
真珠のように 輝きながら
晴れた冬空の 明るさで染まった
水の中を ころころと 駆けあがっていく
 ....
梅の木みたいに
花になっても
梅干しになっても
種になっても

あなたを楽しませられたなら
いいな って思う

古くふるくなっても
枯れてもだれかの目を心を
和ませられたらいいな  ....
  六月
  君は椅子に掛けて
  ジグソーパズルをやっていた
  薬缶が沸くのを待ちながら
  壁にもたれて
  僕がそれを見ていた
  六月
  外は雨で
  夕方の部屋に ....
faikさんの自由詩おすすめリスト(896)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からっぽな心_/_一日の始まりに駅のホームで- beebee自由詩23+*11-12-13
ふれんず- 梅昆布茶自由詩511-12-13
蟷螂の夢- ただのみ ...自由詩13*11-12-13
経歴8年- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-13
船に乗る日_- 服部 剛自由詩511-12-13
如何にして裸で、略して- timoleon自由詩411-12-13
似た人- 七味とう ...自由詩611-12-13
入り口- yamadahifumi自由詩311-12-13
星の子供達- 梅昆布茶自由詩1011-12-13
契約- まーつん自由詩5*11-12-13
地球人- 朧月自由詩811-12-13
自分からした自分- 短角牛自由詩311-12-12
風は吹いている- 千波 一 ...自由詩2*11-12-12
縁側- 草野春心自由詩11*11-12-12
はるかなひかり- 水町綜助自由詩8*11-12-12
網タイツの雪おんな- ただのみ ...自由詩7*11-12-12
十二月十二日の水- subaru★自由詩19*11-12-12
雲のことなど- 短角牛自由詩211-12-11
『切り捨てゴメン』- 木製金属自由詩211-12-11
手紙- 佐倉 潮自由詩311-12-11
10月3日- AquArium自由詩2*11-12-11
器の法則- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-11
さようなら- 殿上 童自由詩24*11-12-11
投身自殺- ただのみ ...自由詩11*11-12-11
BORN_TO_LOSE- ホロウ・ ...自由詩6*11-12-11
白い女の頬を撫でる影- マーブル自由詩4*11-12-11
祈り- みどり自由詩511-12-11
- まーつん自由詩3*11-12-11
梅の木- 朧月自由詩211-12-11
六月- 草野春心自由詩10*11-12-11

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