すべてのおすすめ
今日も詩を書けばいい
古い恋人との思い出を捨てるように
思ったことをノートに書けばいい


人を殺すように
心を 痛めつけるように
自分を そこで 主張するがいい


家に帰れ ....
合体の大和真性童貞とリンダの焼香
画一化された片鱗シーツに少女は月経し
香しき赤飯ファンタスティボ
野薔薇を咲き乱す魔王の恐悦な春の笛を燃やせ

ケルンシンパシー
寄 ....
息子の誕生日に結核で死亡した母方の祖父を無許可で解剖
し短編動画にし「きめぇww」と旧デカルト兼カント道場に貼り
やがった戦後東大界の重鎮某佐々木医師の妻を原爆オナニーズ
にホンダのステ ....
睫毛が燃える

目の前で煌々と

美しい光景だ

眼球の溶ける痛みと引き換えに

美しい光景だ
 
ジミー・ジャズや


ロンドン・コーリング






新型キャデラック




ガンズ・オブ・ブリクストン



ロンゲム・ボヨ




 ....
僕の右手はいつも深爪で
それはバイトの関係上しようがない事で
いつもクッキーの缶の口に貼られた
シールを剥がすのに苦労したり
痒いところに手を伸ばしても
いまいち、こう、快感がなく
ついつ ....
それは突然浮いていた
偶然斜め左から眺めた
モネの睡蓮は左目に浮かびあがり
そのまま浮いていた

美術館を出ても
淡く小さな睡蓮は左斜めに浮遊し
それにだんだん焦点が合わさると
どこか ....
 

月のクレータは烏の巣

キラキラいっぱい宝物

小瓶の蓋に割れたコイン

めがねのかけら、金魚の目


月のクレータは烏の巣

キラキラいっぱい宝物

真珠のビーズ ....
私には見えなかった
そこでいつも思うことが そこから
ぼんやりと 肩をすかして
私の前から 通り過ぎていくとき
私が考えようとしていたことは何だろう


それは具体的ではないことだ
 ....
 
  
遊園地に「回転しない木馬」があった
妻と娘が乗り
僕が写真を撮ることになった
バーにおつかまりください
というアナウンスの後にブザーが鳴り
回転しない木馬が
回転し始めなかっ ....
血が足りない

血が漲ってない

興奮に体が耐えてない

どことなく

全身が乾燥している


三ヶ月よく頑張ったよ

おまえもおれも

飲み干したカップを

静かに ....
空間耕す

捏ねる時間

香りがいざなう虚空のしらべ

舌の根深く余韻がはためく

はためく蝶の歓びの燐粉

店主の眼差し豆一つ魂

店を出れば空が街が人々が

鈍色の光沢 ....
血液という海に守られている

骨という外壁に守られている



わかっていながら、



あたしはその中で平気で紛争を起こします

それを片や、狂気沙汰に批判します
 ....
  鮮やかな桃の色をした
  あなたの大切な鞄が
  線路の上にある
  今は秋の朝
  未だ人のまばらな
  プラットホームから眺めるとそれは
  轢かれるのを待っているように見 ....
車は嫌いだけど
走るのは好きだ
このひょろりとした二本の足で ぐずぐずと走るのが
周りの景色が 少しずつ風の中に溶けていく感覚
肺が 呻きながらも 喜ぶ
口を きっと結ぶ
僕には 目的地が ....
  まむれくし。



  と、
  きみが発話し、
  鋏をいれたばかりの
  あたらしい、
  きみの
  栗色をした髪と
  まむれくし。
  と、
  震えた空 ....
「ここで記念写真を撮ろうか
 セルフタイマーで」
「ねえ、真実を写したものが写真でしょ
 なぜ真写ではないの?」
「写したものが
 真実に見えるから写真なんだよ」
そこがすべてを決める
場所でもない

少しぐらい
いい感じだからと言って
どこにでも通用するとは
限らない

大概は
勘違いに他ならないのだが

誉めそやされると
そんな気にも ....
ゆうべ
三時を過ぎた頃
辻々を葬列が通ったのを
お聞きになりましたか
気の早い病葉がかさかさと
先導僧の笏杖に道を払われ
仕舞い残しの風鈴がひと時
うるさく鳴らされたのを?

西洋で ....
小さな小さな
無数の鳥の声がする


右手 左手
別々に回る泡のなかに立ち
別々の夕陽を見つめている


どこにでもある川が
見えたり見えなくなったりしながら
 ....
雁という鳥を

私は飼っています

しかし私が

雁について知っていることは

雁という鳥は漢字でどう書くのか

それだけです

その鳥はどういう容姿をしているのかだなんて
 ....
空にサカナ
真夜中の太陽
緑色のオレンジジュース

永遠の幼児
逆向きの時間
現代の恐竜時代

金持ちだけの社会
命の定義
音楽のない世界
{引用=  夕暮れ近くになると
  老いた女がアスファルトに
  一つの箱を置きにくる
  ただの箱だ
  ダンボールでできた、薄暗いだけの
  小さな箱
  それを置くと女はきび ....
ばらして
組み立て
ばらして
組み換え

そして

再度
ばらして
組み上げる

目の前の現象を
確認する事を
怠っていた所為で
何時の間にか
人気は消えていた

ネ ....
街が正常の仮面を被るなら
僕は異常の素顔をさらす

君は異常な僕に守られ
正常な君は病む



言葉とは誠に
都合のいいもので

みてくれだけでは
脳内までは探れない

何 ....
高い山の上にある洞窟の中
さかさまに本を開いて
愛しいあの子の為に記号を探す
手紙を綴るために
相応しい記号を贈りたいのに
不味くて吐き出してしまったり
美味しくて食べ過ぎてしまったり ....
♪ブヒヒ
ブヒヒ、ブヒヒヒヒヒ
ブヒヒ
ブヒヒヒ
ブヒヒヒヒヒ
ブヒヒ、ブヒヒヒヒヒ
ブヒーヒヒ♪

「ブヒヒッ?」
「ブヒッ・・・・」
「ブッ・・・ヒッ」

♪ブヒヒブヒヒヒ ....
光と闇の狭間に見える
人物の陰影
突然漆黒となる闇の陰に
ペテン師の陰惨な微笑と
神の不条理な愉悦が
垣間見える

その反対側の光は
捕縛側の甲冑の黒の光沢を際だたせ
キリストは捕縛 ....
  秋のひかりが
  きみだけを手に載せ
  小さな声でうたっている

{引用= どんぐりころころ
 どんぐりちゃん
 あなたまるで
 使いおわった命みたいね
 どんぐりころこ ....
君が放った白い空に
黒い機影が映ります

それは爆撃しにきたのか
それとも救援物資を運んできたのか
分からないけれど

ただ機影だけが
近づいてくるのです

かつて私の中に
雲一 ....
高濱さんの自由詩おすすめリスト(163)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界には詩など、必要ではない- 番田 自由詩211-11-2
フライング・マザーファッカー- キメラ自由詩211-10-29
スクウェア・エニックスのグラウンドリフィール- 反現代死自由詩3+11-10-29
何も犠牲にしない私には- 徘徊メガ ...自由詩511-10-28
クラッシュのために- TAT自由詩2+*11-10-28
眼球を刳り貫き放り投げるバイト- かいぶつ自由詩511-10-28
左目に可視化された睡蓮- 灰泥軽茶自由詩411-10-27
月の烏- mortalis自由詩111-10-25
You_live_in_Tokyo- 番田 自由詩111-10-22
回転しない木馬- たもつ自由詩1711-10-18
頑張れ- 吉岡ペペ ...自由詩611-10-17
珈琲一杯- 灰泥軽茶自由詩411-10-17
机上での自己解剖- faik自由詩5*11-10-16
桃色の鞄- 草野春心自由詩7*11-10-16
自転車- さすらい ...自由詩3*11-10-8
まむれくし- 草野春心自由詩511-10-3
祈念写真- イオン自由詩2*11-10-2
血は余った皮にも流れている- 花形新次自由詩411-10-2
死霊の夜- salco自由詩8*11-10-1
ひとつ_外側- 木立 悟自由詩611-9-28
雁(がん)- 雪路自由詩211-9-28
ありえない- ペポパン ...自由詩7*11-9-25
光の棺- 草野春心自由詩511-9-25
回し廻され- ねなぎ自由詩211-9-24
異常か正常か- 森の猫自由詩10*11-9-23
娘は山羊- 高梁サト ...自由詩7*11-9-22
あの豚はもう角煮にしてしまったのですか- 花形新次自由詩4*11-9-19
キリストの捕縛- ……とあ ...自由詩911-9-19
どんぐりちゃん- 草野春心自由詩311-9-18
機影- 三条麗菜自由詩5*11-9-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6