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憂鬱な日には
いつも太陽が見えなかった そこに
見るべきものが
僕には 何も 見えなかった
言葉もなく
朽ち落ちていくときに そこから
僕は どこに 歩き出すのだろう
流れる 時 ....
昨日会社を辞めてきた。僕の心にはため息が一つ。それは何も意味を持たないだろう。君も詩を書くのをやめてしまった。こういった感覚は、いつかどこかで感じたことのある感覚だ。子供の頃、暮れかけた公園の中に ....
目に見ているものが手にはあった。それは、何も私に与えることはないだろう。サイコロのように目を出しながら掌の上をひたすら回り続けるだけ。それは京都製の、きめ細かな木目に漆の塗り込まれたサイコロの形の ....
公園を見た
絵を描いている人を知った 私は
自分を思うこともなく絵を描く人を見た
人であることを きっと 私は理解した
今日も詩を書けばいい
古い恋人との思い出を捨てるように
思ったことをノートに書けばいい
人を殺すように
心を 痛めつけるように
自分を そこで 主張するがいい
家に帰れ ....
私には見えなかった
そこでいつも思うことが そこから
ぼんやりと 肩をすかして
私の前から 通り過ぎていくとき
私が考えようとしていたことは何だろう
それは具体的ではないことだ
....