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過去に射抜かれた弓の矢
未来の空から降って来そうな硝子の破片

時間の砂嵐は止まない 

 人は時がたてば変わります
と彼女は言った
 一年後 二年後 三年後 歳月が経てば人は変わります ....
冴えない身なりをして
うらぶれた街を歩きたい

擦り切れた靴を履いて
ボサボサの髪で
この世の終わりの方角を見るような眼をしながら
行くあてもなく
彷徨い歩きたい

うす汚い帽子は
 ....
漂い
彷徨い
移ろう
ヒトの想い

切り裂かれ
引き裂かれ
付けられた傷の痛みは
容易には癒えない

明日の方角がわからない

ヒトが通るべきは
人の道

なのに
ケモ ....
未だに不老と不死の薬は開発されていない

絶対的な幸福を欲しがってはいけない

生命は
死の尊厳が優先されている

自由と平和を愛していても
いつなんどき
平凡な日常が壊され押し潰さ ....
往路で道に迷いだしているんですね
それは誰にでもある事です

でも
通り過ぎた道は戻れない
有効な未来への地図はどこにも見当たらない
ですよね

幸福の鐘はいつだって遥か彼方で鳴ってい ....
 途中で無性にカップヌードル食べたくなった。
 コンビニの駐車場に車停めて店に入ると一個だけ買った。
 店内で直ぐに開封し蓋を開けて備え付けのポットからお湯を注ぐ。
 熱いそれを持って寒い外に出 ....
この地球もろとも
人間も人間以外も滅びてしまえ
なんてさ
願ったりしたのは
絶望に打ちひしがれたからさ

欲しいものは何も手に入らなくて
いらないものばかり投げつけられてさ
受け止めき ....
田んぼの土手には篠竹をが生い茂り雑草も入り混じって、その先に見えるのは連なる山並みの内の立ちそびえる山の肌でした。
でも山と土手の間には川が流れて、その手前には川原が有る筈でした。
だからでしょう ....
朝、車で通勤の途中の細い道端に咲いていた白い秋桜の花が何本か根本から倒れてました。
そこは大東宅建の集合住宅の駐車場の前でした。
倒れている秋桜の花の姿を見て、倒れている人の姿を想ってしまった私は ....
時給900円
一日八時間
週五日
一日当たり150円のガソリン代
その他に何もなし
あるのは

半年ごとの契約更新

以上から年金健康保険等など引かれる

私の年収は幾ら何だろう ....
 私達は幸せになります

しあわせ

嘘みたいに
こうの鳥が運んで来てくれた
しあわせは

まるで額縁に嵌め込まれた絵だったかも知れません

それは
ほんの束の間

いつ ....
いずれ俺もたつヒトになる
から
ならざる得ないから

それまでに人生の収支を零にしてから
尚かつ足し算をして
遺したいと家族に宣言したのは
つい昨夜の事だった

先月無事に住宅ローン ....
この世界には
見えるものと
見えないものとに分かれている。

授業と授業の間の休み時間
便所に小便を垂れに行ったら
偶然隣りの便器に立った上級生は札付きの悪だった。
いきなり声をかけてき ....
便箋一枚惚れた女の名前書き綴る
封筒に入れて封をして切って貼って
郵便ポストに投函した

惚れた女の住所と名前を表に書いて
裏側の差出人の住所も名前も書かなかった

俺はなんて意気地なし ....
選ばれる事に挑戦するのは苦手
ずっと子供の頃から何にも選ばれなかったから

のど自慢にたとえるならいっつも鐘一つしか貰えない人
鐘一つと鐘二つの計り知れない差異の大きさを悩みになやんでいた青春 ....
人間の顔にも必ず付いている口

口は呼吸する為に
口は飲食する為に
口は言語を話す為に
主に有る

この世界の
全ての人の口
私の口はその内の一個

一日の24時間の間に
口は ....
穢れなき少女はとこしえに汚れなきままにいて欲しい
と切に願った
初恋の人ゆえに

木造のふるい校舎はぼんやりとした記憶の中に佇んでいた
雨が降る度に廊下の天井から水が垂れてきた
修理はされ ....
もし
もしもだけどさ

ある朝に目を覚まして起きだしたら
私の体に異変が起きていて
まるで天使みたいに背中に羽根が付いていたとしたら

そうなったら
私はこの人生を一度リセットして
 ....
一つづつひとつづつ
少しづつすこしづつ
慎重に丁寧に
焦らず急がず
積み重ねる努力が
花を咲かせて実を結ばせる

学校の教室で担任の先生が教えてくれた

でもね
だけどね
この人 ....
名前って、極めて純度の高い個人の情報だと思うよ
顔は知っていても
たとえ言葉を交わし合っていても
つい、気が引けて相手の名前は聞けないし
同様に自分の名前を言えない事って普通に有るよね

 ....
学生時代も社会人になっても
一貫して
私は権力と呼ばれるチカラを持った事が有りません

ずっと誰かの下になって
誰かの指示や命令に従ってきました

時には誰かの思惑に振り回されて
自分 ....
イチメン真っ青でなくていいよ 空
雲一つない空の下にいると
何だか無慈悲に
剃刀で切り裂かれる様な痛みが襲って来るんだ

子供の日には帰れない

あの日
いとこ同士で籠もった押入れの中 ....
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋から足を踏み外してでも
手に入れたいものは有る。
たえず充たされないでいる欲望はきっと誰にでも有る

寂しさに揺れる想い
虚しさに渇くこころの領域

具体的 ....
この世界に雨が降るから傘をさすのであって
傘をさすために雨が降るんじゃないからさ

冬の冷たい雨
春の暖かい雨
夏の夕立
秋の台風

雨が降るから傘が必要なのさ
傘の為に雨は降らない ....
生きている間には
誰だって絶望にぶら下がってしまう事はあるだろう
否応なしに

いつだって
幸せの絶頂はほんの束の間だし
時が経てば
感動も薄れる

それでも欲望が尽きる事はなく
 ....
暮らしの貧しさは容易に数字に出来るけど
人の心の貧しさは容易に言葉や文字には括れない

日々の仕事に心底疲れながら
休日にそれを癒せない
そこには命の貧しさが潜んでいるからだろう

平凡 ....
言ってやろうか 聞かせてやろうか
俺を産んだ女は無学で
字もろくに書けねえ読めもしねえ女だった

昭和二十年
この国は戦争でぼろ負けになり
東京辺りは焦土と化してしまったけれど
嫁ぎ先は ....
一日にふたつ詩をスマホに打ち込んでネットに投稿しても

何も変わらない
何も起こらない
何もスタートしない

この寂しさ
この空しさ
このやりきれなさ

嵩ましをするばかりだ
 ....
何だか辺りの空気に魚の腐敗した匂いがする。
私の気のせいかもしれないが、身体中の毛穴から茸が生えて来そうな気分だ。

じめついている
全ては雨のせいだ

この国の雨季を象徴している雨だ
 ....
心をシカトして
体が一人歩きしてしまう事は誰にでも有るでしょう

心への栄養を疎かにしても
胃袋だけは栄養で浸したがるのが人間の欲求の常ですから

愛情を踏みつけてでも
激しい性の衝動を ....
梅昆布茶さんのこたきひろしさんおすすめリスト(217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
過去現在未来- こたきひ ...自由詩220-11-15
うらぶれた街が好き- こたきひ ...自由詩720-11-13
空飛ぶ円盤が現れて- こたきひ ...自由詩520-11-5
未だに- こたきひ ...自由詩420-11-3
詩人にはなれないから- こたきひ ...自由詩320-11-1
_無性にしたくなる事- こたきひ ...自由詩620-10-31
欲しいものを欲しいだけ- こたきひ ...自由詩420-10-26
わたしはまだ子供でした。- こたきひ ...自由詩220-10-25
美しくも輝きもないのに- こたきひ ...自由詩620-10-25
キスも抱擁もない歴史- こたきひ ...自由詩620-10-20
ありきたりな幸せの構図- こたきひ ...自由詩420-10-19
たつヒトも後を濁さない- こたきひ ...自由詩420-10-18
遺伝子- こたきひ ...自由詩420-10-18
愚かこそ生きる肥やし- こたきひ ...自由詩820-10-7
初めての夜に- こたきひ ...自由詩6+20-9-27
降り積もる日常- こたきひ ...自由詩220-9-20
夢のものがたり- こたきひ ...自由詩320-9-19
私は老人ではない- こたきひ ...自由詩220-9-19
因果応報の法則- こたきひ ...自由詩420-9-18
日向と日陰の花- こたきひ ...自由詩320-9-18
私と言う存在感のない人間- こたきひ ...自由詩320-9-13
真っ青な空の彼方へと- こたきひ ...自由詩420-9-11
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋- こたきひ ...自由詩320-9-6
恵みが災いの雨に変わる事の有るセカイに- こたきひ ...自由詩320-9-5
呼吸している間に- こたきひ ...自由詩320-9-4
傘の下に降る雨- こたきひ ...自由詩1220-8-8
言ってやろうか。聞かせてやろうか。- こたきひ ...自由詩1020-7-26
一日にふたつ詩をスマホに打ち込んでネットに投稿しても- こたきひ ...自由詩420-7-25
鬱が鬱が鬱が鬱が- こたきひ ...自由詩120-7-25
心をシカトして- こたきひ ...自由詩120-7-19

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