すべてのおすすめ
十日以上食べられなくなって
明日から入院
多分2カ月くらいは仕事もお休みだろう
しばらくは様子をみるため監禁される
自殺願望も攻撃意識も無いのに
せめてパソコンでも持ち込みたいのに
スマホ ....
ポタージュ 柔らかい母の手のひらが舞う
ポトフ 冬の楽しさテーブルを前にして
ミネストローネ 鮮やかな色は夕日のように
オニオンスープ 琥珀のぬくもり今日を慰める ....
機械仕掛けの身体は軋みながら
訳もなく歌い続けていた
彼の燃料といえば
バーモントカレーの甘口チーズオムレツ載せだ
彼は飽くことなく働き続け
燃料を補給する
死をも恐れない彼は ....
押し入れに
妙なキノコが繁殖しても
俺はそのキノコを食いながら
生き続けてゆける
何は無くても
生きてゆく
貝のような耳をそばだてて
微かに
波の音をきく
貝は何処にいるのだろう
貝はどこに居ても家を持っているんだ
じっと蹲りながらも
家を持っている
波にさらわれたとしても ....
金魚や錦鯉を食べるわけにはいかない
ぼくは原始の世界にゆくわけにはなれないのだ
ゆらゆらと泳ぐ世界を観ているだけで
手を下す事を知らない
なんやかんやと食べているのに
金魚や錦鯉は除 ....
ジリジリと時が過ぎてゆく
届かない荷物を待っている
何かが邪魔している時間
絶えられない焦りとせめぎあいの中で
インターフォンが鳴るのを待っている
来るのか来ないのか
ぎりぎりの時間だ ....
サワラ 甘やかなピアノのメロディ
赤貝 血潮の香り鼻を刺す
はた 深く広がるハーモニー
つぶ貝 彼方を噛みしめる
えんがわ 脳内麻薬
シンコ ....
酷暑の昼は蝉も静やかに
涼やかなゴーヤのカーテン
凛々と陽を映す泰山木
あんず飴オヤジが小玉を選ぶ縁日は
縁日におでんの無いさびしさに
ものすごい大きなひまわりなくな ....
いにしえの五味六国は無しと知る
三千世界の香りが満ちる部屋
伽羅沈香は世のひと映す
生霊の香りを聞くゆうべに怖れをいだく
漆黒の伽羅に宿るブラックホール
酔い酔いて
チャルメラさがす
骨格は
化石のように
夜空彷徨う
痩せ痩せて
漂うぼくは
幽霊か
琥珀を啜り
明日をみる
この夜に
生きるか死ぬか
知らないで
なぜ ....
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み
窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影
てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
....
今日も漂いクラゲになって
疲れ果ててもおれは歩く
いにしえにこだわるきみ
変わりゆく言葉は生き物
出せないきみはなにしてる
酔い酔いて塩なめる
塩なめて初めの味を知る
浜に出で潮の匂いただよう
岩塩をこつりと噛む苦さ
身体を走る潮の匂い
アラガイsさんのレタスさんおすすめリスト
(194)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
閉鎖病棟
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レタス
自由詩
4*
16-1-15
液体幻想
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レタス
自由詩
4*
15-10-23
別人28号
-
レタス
自由詩
4
15-10-12
四畳半
-
レタス
自由詩
3*
15-10-2
潮騒
-
レタス
自由詩
4
15-10-2
戸惑う
-
レタス
自由詩
1
15-9-30
宅急便
-
レタス
自由詩
4
15-9-30
寿司
-
レタス
自由詩
6
15-9-28
夜想曲
-
レタス
俳句
1*
15-8-1
五味六国
-
レタス
俳句
1*
15-7-26
骨格標本
-
レタス
短歌
2
15-7-8
銀の雨
-
レタス
短歌
2+
15-7-7
孤毒
-
レタス
俳句
2
15-6-26
海より
-
レタス
俳句
1*
15-6-23
1
2
3
4
5
6
7
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