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夏の空はとても気性が荒くて
すぐに稲妻をチカチカさせて
怒りながら泣く

ぽつりぽつり
小さく涙こぼすなら
ワッと泣いてしまえばいいのに

困った女の代表だ
とても真似できない
そ ....
白馬に行った
気圧の変化で耳痛い
トンネルをくぐったらすごい雨
またトンネルをくぐったらすごい晴れ

白馬についた
涼しい〜
湿気もないし
空気もうまい

早速ニジマスつかみどり
 ....
体温と体温が混じりあい
肌と肌の境界を失うように
わたしとあなたも、また
いつしか混じりあうのだろうか
それとも、また
いつまでも失い続けるのだろうか

熱的終焉の果て
触れあうこ ....
月に照らされて薄く色付く

君の横顔は とても綺麗で

少し青く輝く月は 静かに僕らを包み込んでゆく

虫の音が鳴る 月明かりが綺麗で

そっと君に口付けした

君の瞳から スーッ ....
十代のころ
風呂で毎日肌を磨いていた
それは
白蛇のようになまめかしく
女というものは
綺麗であるべきもの
愛されるために生きるもの
それだけでよかった

なのに
酷いのですよ
 ....
ねえ 南十字星ってどれですか
と恋をしていた
空はあんまり星だらけだったので
はたして
その星をあなたが知っていたのか
わたしは知らない
し、
知らなくてよかった



白線を
 ....
もういやや。

もういやや。

もういやや。

もう・・・  。


(ここで突然、私が

英語を喋り出したら面白いのにな。

何かに取り憑かれたみたいに

知るはずもな ....
どこまでも青い空を
久しぶり見た
アスファルト
国道のずっとずっと先の
向こう
遠いむかしの空が現れる

プールで
肌を焼くのが夏休みだった
甲羅干し
白い肌で黒髪のお姉さんは
 ....
母は時折話して聞かせてくれた
その 夏の日のことを
まるで 昔話を物語るように
淡々と淡々と
話して聞かせてくれた



どこへ行った帰りだったかしら
小さな弟を連れて
畑の中の一 ....
 あたしの背中を
汚して飛び去った
アゲハ蝶

全て濡らして
アゲハ蝶と
あたしの顔を見て笑う
あなた

あたしの胸に
未だに止まっているアゲハ蝶
夏の日差しがあたしを照りつける ....
ささやくようにはいりこんだ季節は
坂の向こうで風をふくみ

かがやいている



いつも背中に手をふれ
たしかめながら
もうずいぶん歩いて 
彼女の手には ひまわりが一輪咲 ....
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき
その両目は
黒く丸い二つ
目は
眼である
肉が歪むのだ
心の指令に従って

所詮
人間である
追いかけてくるのは
一瞬に放たれた
怨 ....
{引用=
出来ない事
それがある
ということ
それはそう
素晴しい事
ではないか
私と言う人
それは一体
なんなのか
それすらも
忘却される
誰だ私は。
深夜の画 ....
言葉にはならない

身体の哀しみ

というものも あるらしい

いくら考えても

言説は ただ

シンボルなだけで

シンボルには

実体なんか無い

わたしが

 ....
すくったり

すくわれたりしたいので

あーめん

あちらにいったり

こちらにもどったり

したいので

なむあみだ

かなり のぞみうすなので

やけざけ
ねむい ねむいの

世界を歩いてきた

とぼとぼ

仕事は休み

でも

夏休み

右往左往

東風 そよそよ

くもり

雨 ちらちら

ねむい ねむい

 ....
名称 : シムレリ(疑似宗教)
分類 : シミュレーション・ゲーム
難易度 : ☆☆☆☆☆
[解説] 教祖を育て、教義を立て、信徒を増やし、いかに長く存続させるかを競う。法人化せずに巨大化すると ....
「起きなさいよっ」
「んん…、なに…」
「あなた、美沙子って誰よ!」

「…君こそ誰だ?!」

        Kuri, Kipple : 2005.07.21
{引用=一度書いたよう ....
いい空を見たいと人がいう時
わるい空は排除されている


いい空が見たいと人が公言するときの
その犬歯に残る血を見るといい
いい空がみたいの大合唱は
たくさんの空を噛みきった ....
お元気ですか
            わたし
 今日
      手首  
           切りました
ふふ
     あなた
         また
  かなしいかお
    ....
上手く眠れないままの空が白み始める。轟音
で走り去る獣たちもわずかで、その咆哮にも
ためらいが見える。廃墟の影に潜む小人たち
は闇が消えていくに連れ恐る恐る顔を覗かせ
覗いた顔を逆に覗かれ ....
とても

普通の家庭の
冷蔵庫とは思えない

からっぽなのである

けして
キレイなのでもない

玉葱の皮が底にある

これがわたしと
言われたなら

納得する

夫 ....
 



   見えると言ったら うそになるもの
   見えないと言ったら うそになるもの


   目の前にある
   ほんとうの花を忘れて
   二人はずっと話しつづけていた
 ....
月の沈んでゆく夜

あいまいな風を許した明かりが
動きを止める

月の背後が透け始める頃
水を見つけた記憶が夜を知る


月の沈んでゆく夜

あいまいな返事を許した暗闇が
幕を ....
カブトムシが

プラスチックケースの壁を
キィーキィー引っ掻くころ

わたしは
初潮の頃を思い出していた

血が出て
お祝いなのである

お祝いはなかった
言わなかったから
 ....
いままで

夏が来ても興味のなかった

スイカが

無性に食べたい

ありふれた

緑と黒のアーミーな柄の

中は

あけてびっくりな

紅い色の

夏といえば
 ....
とじた貝は

まだ開きません

しばらくそのままに

とても

とても周りがうるさくて

ぎゅっと

ぎゅっとしてしまうんですよ

静まって

静まってほほ笑んで

 ....
失っても気にはしなかった たとえ何かを失っていたとしても 気にすることなく 明け方まで友と飲み歩いた ゴールデン街のお店を這出ると 朝の日差しがやけに眩しくて「太陽がいっぱい」だなんて 的外れに大声で .... 偶然に
通りがかったチャットでは
まさに
ログが消されるところ

削除
とあなたがキーを打つ

誰かが
削除とキーを打つ

あなたの
意志でキーを打つ

あなたの
意志で ....
ぼくは だれを あいすれば いいのですか?

おしえて ください
PULL.さんの未詩・独白おすすめリスト(300)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の空秋の空- 蒼木りん未詩・独白205-8-3
白馬に行った- ふるる未詩・独白7*05-8-3
エントロピーの黄昏- いとう未詩・独白11*05-8-3
静かな月- 天使未詩・独白105-7-31
風に吹かれて- 蒼木りん未詩・独白505-7-31
夏の影- フユナ未詩・独白11*05-7-29
妖怪子供。- かのこ未詩・独白405-7-28
- 蒼木りん未詩・独白405-7-27
母の物語- さち未詩・独白12*05-7-27
_蝶と背中- つぐこ未詩・独白4*05-7-26
帰途- はな 未詩・独白15*05-7-26
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき- 蒼木りん未詩・独白305-7-24
/私は醜くない。きっとこの世も美しかろう。/- 半知半能未詩・独白105-7-23
かなしみ- こむ未詩・独白1*05-7-22
ここで- こむ未詩・独白105-7-22
ねむい_ねむい病- 蒼木りん未詩・独白405-7-22
寓話_不可解な死_20- クリ未詩・独白5*05-7-21
寓話_嫉妬- クリ未詩・独白205-7-21
いい空を見たい- フユナ未詩・独白4*05-7-21
暑中お見舞い- コトリ未詩・独白2*05-7-20
天敵のいない八月- いとう未詩・独白14*05-7-20
冷蔵庫を開けて二日ほど悩む- 蒼木りん未詩・独白505-7-18
ノート(37Y・10.26)- 木立 悟未詩・独白405-7-17
月の沈んでゆく夜- mayaco未詩・独白505-7-17
初潮- 蒼木りん未詩・独白205-7-16
西瓜- 蒼木りん未詩・独白305-7-16
- 蒼木りん未詩・独白105-7-16
からっぽ- 恋月 ぴ ...未詩・独白3*05-7-15
削除- umineko未詩・独白7*05-7-15
滅私奉公1- 汰介未詩・独白205-7-14

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