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負け犬へ

存在価値はどこにも見当たりません
雑踏の中の燃えないゴミです 
前を向くなんてできません
ここにいるだけで精一杯です
不眠症は治りません

くだらないことばかり言いながら
 ....
朝の空気は
ひんやりとして
あたらしいいのちを
送りだす
遠くから聴こえる
鳥の声に
遠くで暮らす
母の足音
滲んでる

{引用=耳を澄ます}
朝の空気は
瑞々しくて
白から ....
自殺を考えたことがあります
いいえ、「考えた」のではなくって、「しようとした」と言ったほうがいいのかな
毎晩電話をかけてくる女の子がいまして、タイプじゃなかったんですけど、
いろいろお話するうち ....
お父さんまたお話して
子供のころの犬の話

しんだ父におねだりして
私は旅に出てゆく
お父さんの記憶の中へ

ジャノヒゲ揺れて
オオバコ踏んで
大きい夕陽とお父さんと犬
風は紫オレ ....
{引用=
紡がれる糸は
真新しい もしくは 流れにも似た
心 織りなして
巡る季節の中にも
ことばなして
よしなに


さいきん
私をみつけます
なまいきで
じょうだんみたいな手足で
おもたいランドセルをゆらしてる
あなた


胸のまんなかのスイッチは
押したら たぶん
おたがいへんな音が出る
だ ....
わたしの部屋にある目覚まし時計は
いつも笑っていて
元気で
わたしはそれを見ると
哀れな気持ちになる
持ち主が
こんなにしょぼくれた気持ちで
日々を過ごしているのに
けなげに目覚めの時 ....
あなたとだから
おんなのこどうし
わたしたちの休日

オンナでいるのも楽しいけど
あなたといると
片思いが趣味だったころの
おんなのこ
に戻りたくなる

ガーベラはピンク
ケーキ ....
熱を噴出す元気もないのだ
この身体は
惨めな思考に埋まっていく
 
塞がっているのは
向こうでなく
自分のほう
{引用=思い浮かべるは深い森
私の湖がある
花びらが舞う
夜露に湿る

声に響きになって
私はほどけてゆく}



  オモイ ハ コエノ ヒビキ ト ナッテ 
  ホシ ....
明日は種を蒔きましょう
ホッコリホッコロ
やさしい音で
明日は晴レルと鈴虫鳴いた
レモンイエロー光の朝よ


明日は種を蒔きましょう
ホッコリホッコロ
やさしい音で
指を正しく使え ....
25m プール
縁を摑むために泳ぐ

なんて哀しい
泳ぐことは義務でないのに
楽しくて 素敵なことなのに

早く淵にたどり着いて
楽になりたいだけの
泳ぎなんて

 ....
触れ合うためにあるものを
手、と呼ぶのなら
私はいらない
私には
ない

たそがれは穏やかに
その時を待つ
眠れない暗闇と静寂は
心を熟すのではなく
怯えさせるのでもなく
た ....
誤解を解いてはいけない
それが誤解であることを知られてはいけない
誤解は誤解のままでなくてはいけない
誰にも打ち明けてはいけない
それが誤解であることはあなた以外が知っていてはいけない ....
中学生のころ
わたしはメガネっ子でした
似合うメガネっ子ならよかったけれど
かなしいことに似合わないメガネっ子
かなしいメガネっ子

コンタクトレンズが
こわくてでもほんとに視力がわるく ....
亡くなった人の事
考える
最初に浮かぶのは
ごめんねって
言葉

いつも
いつもだ

きっと僕もいつかいくその日まで
ずっとそうだ
あなたはよく熱を出して
自分できづかないでいるので
いつも僕は
こっそりとあなたのひたいをひやす
あなたがきづかないままで
また 
まっしろな
あのベランダに 立てるように


 ....
 これほど手掛りがまったくない事件も珍しい
1 殺人である事は明白だ。白昼堂々なのに だ
ただ 誰も現場を目撃していないと主張し かつ
自分は 犯人ではないと言い張る。ああ 迷宮か
どこかに  ....
    手の上の蜘蛛が去ったあとで

    いつ付いたのかわからない傷を

    ふたつ 見つける
正気で話ができるひと
天然ボケのふりをするひと
自分が正論のひと
気づいてないひと
弱さを隠そうとするが故の人


わたしは最近
苦笑ばかり
マウンテンバイクでの帰り道、信号待ちで、あるいは走りながら、買ったばかりのICレコーダで録音する。そんなふうにして作品出来たのでちょっとアップしてみた。「だんだん」。朗読とかしたらいいのかもしれない。 ....     壁のほうに入口を向けた
    朽ちた小さな犬小屋


    墓標のように
    玄関の脇にある
    雨ふらす空が
    大きな水に映り
    空ふらす雨が
    大きな水にふる


    おちるのは雨
    おちるのは空
    おちるのは午後

 ....
この風邪薬で
少し楽になった気がするから
この風邪薬にあう
風邪をひいたんだろう
という考えもある

どうせなら
高熱に浮かされて
溺れた人のように
夢と現の境に
漂っていたい気が ....
怖い

夕闇が迫ってくる気がして
オレンジとグレーの空の下
時々振り向く

何かが追いかけてくる

私には時間は止められない
振り向いても
何も止められない

私の背中を ....
今日こそはと待っていても
やっぱり届かない
あなたからのメール

けっして
がっかりしたりはしない
楽しみが明日に延びただけ

こうやって
日々を重ねてゆけば
いつのまにか
心痛 ....
「警部補、人骨が出ました!」
「これか。死後かなり経ってるな」
「それと、密室です」
「なんだとー、トリックか?」
「分かりません。あっ、遺留品が…」
「こ、これは!」
「弥生式土器!」
 ....
メリーゴーラウンド回転木馬
どうしてみんな白馬なの
リアルメリーゴーラウンド回転木馬
黒馬茶馬
たてがみつかんで

メリーゴーラウンド回転木馬
乗るよりも
眺めてるほうが綺麗と
思っ ....
{引用=

夏の
それが 終わりを告げようとして じっ と
こちらをみてたゎ

こちらの
このあたりは 足りなげなのに
幾つもの
てん
を 爆ぜながら こと惜しげに

みてたゎ ....
お母さんがいます。
お父さんがいます。

兄が一人、妹が二人。

おじいちゃんも元気です。
おばあちゃんは私の心に生きています。

旦那がいます。
息子がいます。

友達 ....
PULL.さんの未詩・独白おすすめリスト(300)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
支えてくれる三人へ- 未詩・独白5*05-10-6
朝の祈り- 未詩・独白13*05-10-5
飛ぶのが怖い- クリ未詩・独白11*05-10-5
夕陽と犬と- 未詩・独白7*05-10-4
よしなに- ひより未詩・独白2*05-10-4
しましまを描く- はな 未詩・独白12*05-10-4
目覚まし時計- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-3
わたしたちの休日- 未詩・独白6*05-10-2
塞がり- 蒼木りん未詩・独白305-9-30
ハミング- 未詩・独白6*05-9-29
ホッコリホッコロ- 未詩・独白3*05-9-29
哀しい水泳- 蒼木りん未詩・独白7*05-9-28
魂のたそがれ- いとう未詩・独白16*05-9-28
呪文- Monk未詩・独白2105-9-27
めんこい。- 未詩・独白13*05-9-27
echo- とうどう ...未詩・独白12*05-9-27
平熱の朝- はな 未詩・独白18*05-9-26
寓話_不可解な死_42- クリ未詩・独白6*05-9-25
ノート(35Y・11.7)- 木立 悟未詩・独白205-9-24
苦笑のひと- 蒼木りん未詩・独白205-9-21
幽体離脱したまま帰れなくなってしまったら- umineko未詩・独白5*05-9-18
ノート(35Y・12.5)- 木立 悟未詩・独白605-9-18
ノート(37Y・12.6)- 木立 悟未詩・独白805-9-17
過ぎる超える- 蒼木りん未詩・独白705-9-17
知らない・・・- 初代ドリ ...未詩・独白9*05-9-16
誤算- フォマル ...未詩・独白15*05-9-16
寓話_不可解な死_41- クリ未詩・独白6*05-9-16
メリーゴーラウンド回転木馬- 蒼木りん未詩・独白305-9-16
はぜ_の_み- ひより未詩・独白8*05-9-15
選挙の後で思ったこと。- 大西 チ ...未詩・独白5*05-9-15

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