すべてのおすすめ
毎日の安らぎのひととき

熱さが肝心

やかんの蓋がはねるぐらいまで待って

コーヒー大さじ二杯

砂糖大さじ一杯半

マグカップにお湯がはねるぐらいの勢いで注ぎこむ

そこへ ....
{引用=ただ
青いだけじゃなかった

あの頃の空に心は
どこまでも焦がれていて
その日差しよりもはるかに
まぶしく映っていた

誰だって一日空を見上げない日はあるって
あなたはやっぱ ....
雨が降るたび遠ざかった
憎らしくて愛しいあなたの
後ろ姿はもう見えない

季節は容赦なく巡って
人は戸惑いながら巡って
届かない想いだけが残される

さらさらとした喪失感と
ひん ....
生きるだけの塩と
砂糖とたんぱく質
ミネラルとビタミン
水があればいい
それとテキスト
これが重要だ
生きることに勇気を与え
いのちの滋養となるものがいい
働くことに力あふれ
休むこ ....
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。

みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。

干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ....
やっと今日の仕事が終わった



選び間違えた 水の様なアイスコーヒーを飲み干して外へ出る


工場の騒音のなかで暮らしていると帰る頃には
虫の音なのか 耳鳴りなのか全く区別がつか ....
制服は重かった
着る理由も教えられないまま
私たちはだれもが脱げなかった

なにかというと並ばされた
振り向いて
目があうことがこわくて
ホントウノコトがほしくてたまらなかった

大 ....
なにに於いても高尚なものだけが
ひとのこころを救い癒すものではない

能動さを求められず受動さだけで
なにも考えずいられる下らないものにも

背負う生の重さを軽くしてくれる力があることを
 ....
これは俺が中二病だったときの話なんだけど

と言って話し始めた彼の話はとても面白くて
彼の顔もとてもたのしそうだったので
そんなに素敵な病気なら
治らなかったらよかったのにと
少し悔し ....
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする


暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう


春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
向こう側も金色だった
そしてこちら側も金色
幼女の背丈ではそれだけが
世界の全てだった
何者にも育てられず

彼女を育んだのは
その、原風景だった
こころの存在を教えられ
歩むことを ....
朝起きたら
おもいのほか寒かったのです
肩がひんやりします
すっかり秋ですね
早起きしても
ひぐらしの声はどこにもありません

朝起きたら
寝違えていたのです
眠りながら何かを間違う ....
9月からアメリカの小学校に入学した娘
2日目の朝吐き、早くも欠席
3日目お腹が痛いと昼前に早退
4日目から毎朝目が覚めると学校に行きたくないと、泣くようになった

「なんで行きたくないの?」 ....
人を
ただしい場面で
ただしい順序で
ただしい角度に
揺すると
泣く

そのただしさを
習得することを
愛とか技とか
呼ぶ人びとを
軽蔑し
憎んでいるわたしも

ただしい角 ....
発酵と腐敗は兄弟で
人間生活に有用なものは発酵
有害な場合を腐敗というらしい

母の遺産のふるーい缶詰がある日でてきた
台所のすみで静かに時を過ごして
僕と対面したわけだ

すでに缶は ....
秋が始まる頃
ようやく
旅人が帰ってきた

ちょいと
長い散歩だったかな

悪びれもなく

おかえりというのも
待ち焦がれていたようで
まったくもって
しゃくなので
おみや ....
君と見ていた川

ここでずっと川を眺めていた 飽きることなく
もう何処にも戻れないような そんな気がしていた
動き出す街の景色に 僕らは取り残されて
こっそりと息をした 奴らに見つからないよ ....
湖底から水面を見上げて
湖の周囲には深い森が広がっている
白いシーツを乱すように
水面に陽光が跳ねる
森の上にだけ天気雨が降っている
それは恋人の涙のようにすこし塩辛い
恋人の涙は小鼻の脇 ....
夏に焼かれた街を労わる雨音

一粒一粒、世界に触れ、砕け

私の胸を静けさに連れていく

夜、ひとり聞き入るこの音に

なにもかも許された気がする
ありあわせのもので生きてゆく
冷蔵庫のなかにはあるいはいえのなかには
備蓄したもののない

こってりとした愛とか
ささくれだった笑いとか
スパイスをきかしたつもりの人造サラダ

気 ....
可愛かった君が
台風になったと聞いて
かなしかった

あんなに可愛かった君が
なに食わぬ顔で
意味や 時間を
張り飛ばしていく

むかし
一緒にうたっていた歌を
はぐれた風に ....
{画像=120921223131.jpg}


遠くに星が見えているように
人には遠く目指すものがあるのだと
その男は言った
目は漆黒の闇の奥の奥の
遠い輝きを見詰めていた



 ....
ぬるい陽射しに

すこし暑い秋の

ふかい水色の空


とぼとぼと

道をふりかえる

こどもの頃

どんな顔で

どんな夢を見て

歩いたのか


ぬるい陽射 ....
夜の闇にあたしも消えたいな
落ちこんだらね
とことんあたし透明人間になりたくなるの
人間なのに
人間がいやになっちゃう
言葉が嫌いになっちゃう
夜の闇は優しい時間くれる
忙しいとこころま ....
自分の言葉にしか安心できない


眠る前に足で毛布を確かめるみたいに
こそこそ
これはちがう
それもちがうと
言葉をさがしてる

想う風景はあるのに
言葉がでてこない

一人だ ....
青い空を切り取って
それも丘に埋めたのだ
まるでお前の目のような
きれいに澄んだ青空を
果てなく自由な青空を
閉じたお前の目の為に

春が来れば
硬くお前の口一杯に
詰まった土も温も ....
私は男なのに大概
女の方から誘って来ます。
いつも受けている。
時々振ります。

基本的に皆断わりません。
自分の方が不利になっても
断わりません。
そしていつも振られます。

振 ....
その夜そらは光の雨で満たされて
彼方の丘の上にまたひとつ星が突き刺さり
まるで堕ちてゆく天使のようにうたいながら
ことばのかけらのように降り続けるのです

こえにならない声がきこえて
胸を ....
カモミールティーを水の様に飲む

ラベンダーを鼻の奥に記憶させるくらい嗅ぐ

 どこかの民族系の音楽をイヤホンに差し込む

安らぎを懸命に起こす

呼び起こす 安らぎを

 それで ....
街波 茜さんの自由詩おすすめリスト(423)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
インスタントコーヒー牛乳- 灰泥軽茶自由詩10*12-9-27
「夏空」- ベンジャ ...自由詩5*12-9-27
心が空いた- nonya自由詩24*12-9-26
- 渡辺亘自由詩612-9-26
&_bottle- アラガイ ...自由詩14*12-9-26
駐車場の月- ぎへいじ自由詩13*12-9-26
秋の校舎- 朧月自由詩912-9-25
下らないもの- HAL自由詩4*12-9-25
中二病- 一華自由詩112-9-24
正しい秋- 朧月自由詩512-9-24
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
色彩- もっぷ自由詩212-9-23
なで肩の運勢- そらの珊 ...自由詩17*12-9-23
‘義務’という言葉をまだ知らない娘へ- 夏美かを ...自由詩17+*12-9-23
ゆらす- はるな自由詩2412-9-23
台所のかたすみで- 梅昆布茶自由詩10+12-9-22
露草- そらの珊 ...自由詩15*12-9-22
君と見ていた川- itukamitanij ...自由詩2*12-9-22
虹のプラットフォーム- カワグチ ...自由詩612-9-22
雨音- 三田九郎自由詩412-9-21
やきそば- 梅昆布茶自由詩1312-9-21
きれいな骨- はるな自由詩712-9-21
遠くに見えるもの_/__わたしはいつまでも分らないのだった- beebee自由詩28*12-9-20
すこし暑い秋の空- 吉岡ペペ ...自由詩812-9-18
やさしい時間- じじ自由詩25*12-9-18
風がうたう夜- 朧月自由詩912-9-17
兵士の為のピエタ- salco自由詩19*12-9-14
私の恋愛- ペポパン ...自由詩9*12-9-14
流星群- 梅昆布茶自由詩1912-9-9
カモミールティーの底- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-9-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15