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いい人になんか
ならない方がいいとおもう

どこにでもいそうで
あんまりいないといういい人を
どうしてか目指しているあなたは
ほらさみしそう

無理しないでって
言っている私だってほ ....
海から遠い場所で
服についた砂をはらう
風にのってかえる砂は海へ

夏の夕方は
暑さの残り香がぺらりとおちて
いっぽ いっぽ秋にむかう

後ろ姿のこどもは
あなたかもしれない

 ....
ほんものがほしい
出来れば触れられるもの
出来ればあたたかいもの

ほんものがほしい
あなたもそうだとおもう

ほんものですよ
そう言って触れてあげたい
なのに自信がない
ほんもの ....
意地をはったら息がつまる
背中がぴりぴり痛くなる

いったん意地をはると
ひきかえせなくなる
はらなければよかったけど
吐いた言葉をどうにもできなくて

残った意地とだきあって
折れ ....
しんどいんや
と いう君のまっすぐな心も
曲がることを覚える
慣れない乱暴な言葉に

正直にバカがつくと
まるで加害者
どうしていけないの
おもったことを言うのが

梅が咲き
こ ....
遠くをみていた君は
いつのまにか僕の足元をみつめていた

僕がだしあぐねている一歩の先を
知っているという君は
不安だという
ひとりだという

それをきいている僕の足は
それでもまだ ....
なつかしい
お菓子のような言葉いただいて

泣けてきそうな気がして
ひきしめる
今日はまだ
終わっていないから
ただいま凧が
ひっかかりましたので
取り除く作業のため電車が遅れております
掲示板の文字が流れた

お父さんとこどもかな

そうあってほしいような
別に怒る人もない昼日中
正月もすぎ ....
昨日が消えていって
今日もほとんどが消えようとしている

私の心には
残るだなんて
そんなこと

忘れないよ
っていう人の
どこに残るというのだろう

思い出を
思い出す時間が ....
ゆうぐれに向かってはしっている
かえっているのに
だんだん離れてゆくようで

君がならすおんがく
私のみみをこじあけて
はいるよ乱暴にむねのなか
せつなさをきざんでる

なにか後悔さ ....
また 続きの雨だ

あのときからの
泣いてからの
決意してからの
理不尽に震えてからの
続きの雨だ

雨がふる

足元が
かたまるために必要だと
教わったけど冷たいね
雨は
 ....
私はいつでも
あきらめられない
あきらめないのではなく

だからこそ
つづく一歩をだしている
秋の空へ

栗の木は今年も実らせた
だいじにだいじに栗の実かかえている

まぶしい空 ....
おにぎりは
人のために握っても
自分のために握っても
いいものですね

ぱっと手が熱くなって
はふはふがまんして ぎゅっ

相手のことを考えながら
自分の今日を考えながら
おまじな ....
明日の天気について調べている

明日の日が不安だ
そういう君にかける言葉がなくて
ごめんね もなんかちがう

指を動かしている
心が逃げそうだから

メールの光がちかちか
応援され ....
ハムスターは耳がいい
ささいな音も知っている

がじがじ がじがじケージをかんで
えさよこせ
えさよこせ

飼い主はねむってる
飼い主は怒ってる
飼い主は ナイテイル

やれやれ ....
秋の山肌は
あかときいろにゆれている
思ったより悲しくないらしい

少し風だけが
さみしがりやで
いつのまにか心の中にまで
ふいていた

長袖の人と
半袖の人の同居で
季節のあい ....
制服は重かった
着る理由も教えられないまま
私たちはだれもが脱げなかった

なにかというと並ばされた
振り向いて
目があうことがこわくて
ホントウノコトがほしくてたまらなかった

大 ....
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする


暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう


春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ....
コスモスが道をふさぐ
迷っている私をみすかすように
濡れたコスモスが
ふれて冷たい

いかなくちゃ
そうおもうときほど
いかなくてすむ方法を
想ったりする

大人になるって
迷わ ....
自分の言葉にしか安心できない


眠る前に足で毛布を確かめるみたいに
こそこそ
これはちがう
それもちがうと
言葉をさがしてる

想う風景はあるのに
言葉がでてこない

一人だ ....
街波 茜さんの朧月さんおすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いい人の影- 朧月自由詩313-8-16
砂絵- 朧月自由詩613-8-16
真実の手- 朧月自由詩513-8-11
意地っぱりの花- 朧月自由詩813-5-5
風の花咲く日- 朧月自由詩413-3-18
僕のことば- 朧月自由詩513-3-4
ごほうび- 朧月自由詩313-3-4
電車をとめた凧- 朧月自由詩513-2-5
今日の残り香- 朧月自由詩513-1-29
ゆうぐれの音- 朧月自由詩913-1-20
雨の雫- 朧月自由詩412-11-26
空に咲いた栗の実- 朧月自由詩312-10-8
魔法のおにぎり- 朧月自由詩512-10-6
裏側の星- 朧月自由詩312-10-1
ハムスターは耳がいい- 朧月自由詩912-9-29
夕焼けの海- 朧月自由詩1412-9-27
秋の校舎- 朧月自由詩912-9-25
正しい秋- 朧月自由詩512-9-24
雨とコスモス- 朧月自由詩912-9-23
風がうたう夜- 朧月自由詩912-9-17

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