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いつか
凪いだ海原にお月さまをみた
空にもお月さま
うさぎがお餅をご馳走している
海のお月さまには
お魚は何をご馳走するのだろう
と案じた
過去をわたしは持つ
早すぎる目覚めに
....
南から君は来て
気に入ったみたいだね
この島国
例外の北国もあり
らしいけど
まだわからない
君は風かい
たずねてみると
暦です
という応え
わたしね
八月の電気代が
....
#
さびしさが一輪咲いて
ほら風にそよいでいるよ
きのうも、
あしたもあさっても
♭
いつかのうたが立ち去りがたく
苦いの我慢してお薬飲んでる
#
か ....
一月も終わりの午後五時
ひとは空にさよならの意味をみる
悟っていますとしるしを頬にのこし
そんなものを持っているさいわいなひとならば
家路へ、と
かなしさは漆黒へは入り込めない
だから ....
できないこと
それは人並みのこと
それが多すぎる自分を
鏡に映す
鏡は冷酷じゃない
うそを映してくれる
許すように
そっと
なにもかもを捨てようか
たずねてみた
いのち ....
向こう側も金色だった
そしてこちら側も金色
幼女の背丈ではそれだけが
世界の全てだった
何者にも育てられず
彼女を育んだのは
その、原風景だった
こころの存在を教えられ
歩むことを ....