すべてのおすすめ
傍にいてくれる「君」がいない僕にとって
この体を歩かせてくれるのはやっぱり歌でしかなくて
その歌を奏でてくれるあなたが「キミ」ならば
その答えは「歌であり、キミである」だろう

この途のその ....
閉じていた扉を開けて
出かけた 散歩道
Y字路の 右
いつもは知らない方角へ


桜の木が立ちふさがった
思い出すことのできない道で
名前も知らない誰かの家の前で
心に 4月が訪 ....
雪が溶け出して
落ち着けなくなった
暖かくなっている
確かに影が薄くなる

雪がなくなった公園に
ウォークマンを持っていった春
さくらはつぼみにもなっていない
誰もいなくて泣きたくなる ....
冬も真剣

春も真剣

季節をまっとう出来たなら

勝ち負けなんてどうでも良い


きょうは季節の関ヶ原

天下分け目の大決戦

三寒四温の趨勢だから

春の勝利は分かっ ....
神様のひとり
もっと愛してあげても
好いんじゃないかな
路地裏の朝顔が綺麗なのは
それに丹精を込めた人の息遣いや想いを
一緒に重ねてしまうから

そういった情緒を
たっぷり吸い込んだ花だから

アパートの洗濯物なんかにそれぞれの家族構成やら
 ....
人は
たくさんの事柄を
忘れながら
生きています

朝起きてみれば
隣の空き地は
白く覆われて
ただひとつの足跡もない
とてつもなくやわらかい
真新しい道に思われました

その ....
あなたの手に触れたとたん
恥ずかしくなって文字が滲んでしまったかも
読んでいただけましたか
言葉と言葉の間のためらいと
僕とあなたと間との小さな活断層
信じ合うためには強力な接着剤が必要 ....
しまっておいた物が見つからない
きっとかくれんぼをしている

不意に見つかるときは
隠れているのに飽きて
そろそろ見つけてよ
と言いたげに現われる

普段からよく使う
机の引き出しか ....
あれは白鳥座の頭あたりだろうか、と15才の若いアマガエルが夜空を指差さしました
30になるウシガエルの私には星なんてもう見えません
けれど
見えるものには見えるのでしょうか
王冠のように、それ ....
数年ぶりに会った代表は疲れ果てた顔で
良い方向に会社は向かっているのだといっていた
よくわからないが 僕は
そうであってほしいとも思わない


僕も会社を見限った人間として
こうして ....
月のまわりにちいさな虹が

そのおおきな横をヒコーキ雲が

夜空もぼくらを許していたよ

夜空もぼくらを応援していたよ


つぎはぎだらけの愛のことば

なんか聞いてほしかったん ....
空が何も言わなく成って

もう随分と時が流れた

雲が背中を見せて

流れ過ぎ去り

稜線に時折光が遊んでも


空の無い絵が貯まるに連れて

益々沈黙で地に押し付けられる
 ....
口数の少ない
鳥の姿を探して
見上げれば
冬の朝焼け
冷ややかに燃え
寝起きの木々が
頬を緑に染め
はにかみ
目覚めたばかりの
空に描かれた絵は
またたくまに
太陽に消された
 ....
借りてきた猫 又貸しされてる猫 ゆきがちりふるのをみています
とてもさびしいこころです
とおいそらはましろくうすくらく
とおいとおい
とてもとおいのです
こころがあすにふるようなきがします

ないているのはあなたです
 ....
遠い人は自由だ
理想を語ることができる

見えないから

無垢な心で理論を振りかざす
割り切ることができる

 中空に浮かぶ月が綺麗
 それは遠いから

 月面では人は一時も生き ....
生易しいことも優しくないことも
最後には過ぎ去ってしまいます

人の血や肉は
入れ代わらないから
お医者様が大変です。

代わりましょうか?と葬儀屋


その日、姉が死にかけていた ....
町の人は言った
「女の子は宝石が好きなのよ」

今日も行商人の男が
小さな宝石を売りに来る

娘たちは彼を囲み
一つ一つ宝石を手に取って
ため息をつきながら
金持ちが買って行くのを見 ....
不意に
胸を 風が
攫う
泥が 溢れて
宙に舞う

あと何回?

あと何秒?

渡り鳥は惑星のルールに縛られてる

「魂だけになって旅に出たい日だってあるさ、
魂だけになって ....
幼い日々が
やわらかく在ったのは
いつわりごと、が
易しかったから

不器用な手に
添われていたから


ひとつひとつの横顔は
おぼろ気だけれど
ぬくもる匂いは
きえ去らな ....
子供が育ってくると
この世に未練がなくなっていく
休日は外食したいとか
趣味をまたはじめたいとか
生きてるうちに
一度は海外に行きたいなとか
昔あったはずの欲望が
次第に枯れ ....
昨日が消えていって
今日もほとんどが消えようとしている

私の心には
残るだなんて
そんなこと

忘れないよ
っていう人の
どこに残るというのだろう

思い出を
思い出す時間が ....
何かをのこしておきたくて
つづりたい指がかじかんで
きもちごとポケットの中
くしゃっとしたままだ

あきらめることがたくさん?
しかたないに変換
かなしいことを冬の海の底へしずめるの ....
大切なことは

前進していること

過去は既になく
未来はまだこない

空は青く澄みわたっている
それだけで充分じゃないか
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

 ....
人間がうさぎを喰っていたころ
うさぎたちは月へ逃げた

いま うさぎを喰う人が無くなって
うさぎたちが青い星へ帰ってくる

風の朝 小高い山から眺める海に
浪の上を走る姿が見える
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ....
一月も終わりの午後五時
ひとは空にさよならの意味をみる
悟っていますとしるしを頬にのこし
そんなものを持っているさいわいなひとならば
家路へ、と

かなしさは漆黒へは入り込めない
だから ....
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら 
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う  ....
街波 茜さんの自由詩おすすめリスト(425)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
語るのは- 邦秋自由詩1*13-2-5
ありふれた春- 番田 自由詩313-2-4
公園- 加藤自由詩2*13-2-3
節分の戦- 吉岡ペペ ...自由詩1313-2-3
死神だって- HAL自由詩5+*13-2-2
路地裏- 梅昆布茶自由詩19+*13-2-2
残り雪- そらの珊 ...自由詩2913-2-2
手紙- 乱太郎自由詩17*13-2-1
無くしたものとの対話- 殿岡秀秋自由詩813-2-1
水玉もようのカエル- 月形半分 ...自由詩613-2-1
仮面の中- 番田 自由詩113-2-1
夜のヒコーキ雲- 吉岡ペペ ...自由詩813-2-1
無言の空へ- ドクダミ ...自由詩6*13-1-31
冬の朝- ナラ・ケ ...自由詩513-1-31
借りてきた猫_又貸しされてる猫- 北大路京 ...自由詩613-1-31
ゆき- 宮岡絵美自由詩213-1-31
遠い人- kauz ...自由詩14*13-1-31
幸福論- 月形半分 ...自由詩613-1-31
アンテーゼという娘の物語- 凪 ちひ ...自由詩4*13-1-30
ピリオド- ボトルシ ...自由詩313-1-29
千代紙- 千波 一 ...自由詩11*13-1-29
命のリレー- 小川 葉自由詩14*13-1-29
今日の残り香- 朧月自由詩513-1-29
すぎてゆくこと- 唐草フウ自由詩14*13-1-29
青空- 渡辺亘自由詩213-1-29
夜に浮かぶ光のように- 梅昆布茶自由詩2413-1-29
月のウサギ幻想- イナエ自由詩8*13-1-29
スクールデイズ- そらの珊 ...自由詩17*13-1-29
あかね- もっぷ自由詩413-1-29
_やさしいちえのわ- るるりら自由詩17*13-1-29

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