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さよなら お月さん

もう いないよね


優雅に じっと釣り糸を垂れている

なんて 

そんなのは

事実じゃない


さよなら

そんな言葉

何度も言いたく ....
私の紫陽花が色を求めはじめる

もう一度白い雨の日を思い描く

止まない雨はないのですね

白く白く煙のようにぬれていた

私の白い紫陽花を

一目でいいから見せたかった


 ....
 埃の体積する部屋にも
 光りは射す
  
 この空は

 吸い込むの
 落ちてくるの

 光りは涙みたいだね
 
 透き通った影
 触れるとあたたかいから

 僕はとか ....
道々考えます。
       いつも・いつでも・いまでも


道々風が吹きます。
       いつも・いつでも・いまでも


道々貴方を追いかけます。
       いつも・いつで ....
守りたいものがあった

それは

とても小さくて

他人から見れば

どうでも良いものだろうけど

それでも

必死で守ろうとした

守りたかった

宝物だったから
 ....
いつか通販で買ったあの赤い実の生るあれ
今年はやけに沢山生ってる
エッ去年もそうなの
そうか
今朝小鉢に取ってきた
一緒に買ったローズマリー
生い茂って大変だよ
ああ良い匂いだ
山椒が ....
小さなピンクのつむじ風は梅雨前線をくすぐり
日本海に柔らかな雨を降らせた
灰色のおおきな背中を撫でられて
海はじっと沖を見ている

昼前にここ数年の病歴を書き込んだ診断書を
提出すると ....
小さな声で
好きと言ってみる
夕立の降りはじめ

小さな声で
好きって言ってみる
夕立のうちに

ときおり
馬鹿と言ってみる
夕立の終わるころ

小さな声で
好きと言 ....
一つ一つ扉を開けると

いろんな風景が頭の中に見えた。

私の狭い世界で

見えない景色もあった。

見たくない景色もあった。

詩の中の幻は

夜には夜の姿容 昼間には昼間の ....
  けだもの


かぜ 

そよいで
いる


だもの
ほぅいとよべば こぅいとかえる
こっちばよれさ と 川のおと
 
あずきとごぅか〜 ひととって食おぅか〜

アッ しゃか しゃか

アッ しゃこ しゃこ
 
アッ もしゃ むしゃ ....
僕は、いつものように、
かのん、と救急車に乗っていた。
かのん、は三つで
救急車はキライで
でも、救急車のおじさんはヤサシイ、
って言う。
透明な酸素吸入マスクのゴムがきつくて
イヤイヤ ....
−計測−

重さではなく
距離を測りたい

大きさではなく
熱さを測りたい

姿ではなく
真意を測りたい




−引力−

ひかれあうのではなくひきあうの ....

ビデオテープの町には
あの頃のままの
恋人がいて
老人は
画面に張り付き
色の雨粒を見ている



空と地面に一本の線が伸びる
その端っこを
紙コップにつなげて
い ....
あの頃のオレはひどく臆病で
自分の思っていることを伝えられない
そんな{ルビ子ども=ガキ}だった
オレは周りを悲しませることしかできなかった
そんな情けないオレが
君を不安にさせていたのだろ ....
命を

洗濯機に入れて ぐるぐる回す

洗剤は

たくさん泡がでるやつ

香りは

洗剤のでいい

そうだな..

漂白剤も入れて

しばらく置いて

また回す
 ....
激しさの後には

心臓が弱ってしまって

ポンコツ寸前


私の耳よ

もう雑音を拾うな

笑えないのなら

余計な荷物を背負うな


水をたくさん飲むから

身体 ....
幸せになろうね

囁いたその唇で
幸せになってね

呟かれた

言わせたのは、私のはずなのに。
アナタハ イツノトキモ キヨク タダシイママデ イテクダサイ


アナタダケハ キレイナ ハネノママ トベルヨウニ


ボクノ カワリニ ドウカ オシアワセニ。。。
秋のあいだ
ひとり山に引きこもって
ギンナンギンナンって踊っています
つま先で立って
小さい冠をかぶって
麗しの八合目で
姫です



真っ赤に猛る裾を尻目に
ギンナンギンナ ....
この原稿を依頼されたときの特集名、
「女を口説く為の詩」でした。
じつはこの、「女を口説く為の詩」ってのが、
すでに口説くという行為から外れてるんですね(爆)。
「女」ではなく、せめて ....
触れてしまうと
消えていくものがある

まなざしに耐えられず
溶けていくものがある

凍えるべきは
私の手だ
蔑むべきは
私の目だ

暗闇の中
独り 閉じ篭って
見据 ....
来る気配のない

来ようとしているのかも
わからない

待ち人を待つ


ただ、苦しいと。

腕章をつけた腕で
その児童会役員は、挨拶運動をしていた
少年は、中心的人物で
1組の代表だったが
実はこの学校には、まだ1年半しか通っていない
(しかし、当然6年生ではある) ....
あの日
ボクと君が巡り会った
それは
ただの偶然じゃなくて
あれは
神様が出した道しるべだったんだよ
あの時
ボクは君を知った
友達の
友達としての君をね
なのに
君の存在はどん ....
堪え切れない悲しみが、 涙になった。
抑え切れない怒りを、 自分にぶつけた。
どうする事もできなくて、 ただ泣きじゃくるだけの自分に苛立ちを感じていた。
元気でいた頃のキミと、 もっと早く知り合 ....

目の見えない私には
百科事典は
何の指針にもならない

漬物がよく漬かる重さだから
重宝しているんだ

それだけだよ




これはぼくのばいぶるなんだわからないことは ....

ばあちゃんは、朝一度
仏壇に線香をたいて
夫と長女に行って来ますをする
六畳間は、線香の匂いでいっぱいになる


煙たそうな赤ん坊の叔母さんとじいちゃんを見ながら
中学生 ....
ビートルズの曲は
たいていタイトル部分しか
歌詞がわからなくて
あとはみんなホニャラ〜とごまかして歌う
これ日本の法則

で終わろうとしたテレビ側が
最後にインタビューしたのは
く ....
眠れない夜ってのは
色んなことをごちゃごちゃと
考えてしまっているからで
色んなことをごちゃごちゃと
考えないようにしようと
また考え始めてしまっているからで

眠っている朝ってのは
 ....
ひよりさんの未詩・独白おすすめリスト(243)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お月さん- 蒼木りん未詩・独白1*04-6-22
紫陽花#2- mayaco未詩・独白904-6-19
アーガス- マッドビ ...未詩・独白604-6-19
悲しみの螺旋階段- 未詩・独白3*04-6-16
I_want...- Lily of the ...未詩・独白7*04-6-16
今朝- まんぼう未詩・独白204-6-13
台風四号は四国沖で温帯性低気圧になった- まんぼう未詩・独白604-6-12
夕立の音- AB(な ...未詩・独白404-6-7
長居- 蒼木りん未詩・独白2*04-6-7
- 砂木未詩・独白12*04-6-4
あずきとぎ- 湾鶴未詩・独白3*04-6-2
『ヤサシイ救急車のオジサンと一緒に』- 川村 透未詩・独白35*04-5-30
物理学- いとう未詩・独白15*04-5-27
「雨細工の町」- クローバ ...未詩・独白14*04-5-24
My_thought,my_penitence...- Lily of the ...未詩・独白7*04-5-21
命の洗濯- 蒼木りん未詩・独白2*04-5-17
ポンコツ- 蒼木りん未詩・独白5*04-5-15
痛み。- 未詩・独白404-5-14
I_wish_you_kept...- Lily of the ...未詩・独白4*04-5-14
ペチカ- 嘉村奈緒未詩・独白1904-5-13
詩で女性を口説くためのマーケティング論- いとう未詩・独白17*04-5-11
要冷凍- いとう未詩・独白1104-5-7
待ち人- 未詩・独白204-4-29
空の骨- クローバ ...未詩・独白3*04-4-10
Fall_in_love...- Lily of the ...未詩・独白3*04-4-10
Mourning...- Lily of the ...未詩・独白3*04-4-3
百科事典の使い方- クローバ ...未詩・独白8*04-3-26
- クローバ ...未詩・独白3*04-3-26
ビートルズ- 石畑由紀 ...未詩・独白1404-3-25
A_sleepless_night...- Lily of the ...未詩・独白3*04-3-25

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