わたし は わたし を 拒絶する
わたし は 世界 を 拒絶する
純で
真っ直ぐな
君を想う
だんだん
うちとけてきたね
お酒が好きなのも
一緒だった
今度飲もう
何時になるかな
君と一緒だと
楽しくて
飲みすぎてしまうかも ....
自然の水はあふれんばかりに、今日も
泉に湧き、滝から落ち、川を流れ
{ルビ人間=ひと}の哀しみさえも
自然に湧き出ずる水の如く
美しい涙の{ルビ滴=しずく}は
君の瞳から、 ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で
どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる
リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか
小刻みに
あえて無 ....
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人に優しいから自分に優しくなれる / 逆もまた真なりだ
一生懸命生きて来て楽なことばかりじゃない
辛い時にしっかりと支えてくれるもの / ....
泣いてもいいよ
怒ってもいいよ
あなたは
あなたでいいよ
きっとそう言える
なのに
どうして自分にだけは
今のままじゃだめ
泣かない
怒らない
そう思ってしまうんだろう ....
楽器を
演奏している人がいました
うたを
うたっている人がいました
月が綺麗でした
星も綺麗でした
カラダが揺れて
汗が光って
月も
星も
光っていたので
がんばるこ ....
この夜はあかるすぎる
きみが上手に眠るには
だからぼくは
月も星も
希望もしまってしまおう
明日も
あさっても
きみのみえないところへ
しまってしまおう
手さぐりで
あなたを想う
言葉を選ぶよりも
ただ想う
私はどこへもいかないと言ったけど
歩いているから
離れてるのかもしれない
人は
同じところにいられない
カラダは置いてあ ....
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独りぼっちの花へ / 夜の公園にて
孤独な魂には
孤独な所作が必要だ
孤独な笑いと
孤独な涙が
顔を色分けている
....
明るい日差し、風、笑い声
帰り道、手のひら、力強さ
両手で慎重に掬い上げて
零さないように壊さないように
そおっと抱きかかえても
風雨に晒されて時間に色褪せて
そうやって思い出になって ....
本当に望んでいることなのか今はよくわからない
あの時は望んでいたことだとはっきりとわかるのだが
俺は焦がれていただけなのかもしれない
かっこいい自分になれると自意識過剰に ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに
君のことを
煙草3本分考えてた
煙草の煙は
君への
想いのように
柔らかく漂ったり
ため息のように
切なく漂ったり ....
「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く
う〜ん、淋しいかも
開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ....
君がふれた場所に
指を這わせた
私が抱き締めたのは
紛れもなく君でした
今日も私消えずに
君がふれた場所を
抉ってみる
誰にでも
素晴らしい時があった気がする
ただオレにとっては
その時がいったい
いつのことだったか
もう思い出せないだけ
オレはそうして
静かに目を閉じる
やっぱ秋だものね
いつのまにか下腹のあたりに不吉な弛み
食べ過ぎた覚えないんだけど
運動不足ってこともありそうだし
いつのまにか
そう、いつのまにかなんだよね
いつのまにか ....
真っ直ぐな道は歩きづらい
かと言って迷路みたいでも困るのだけど
適度に曲がりくねっていて
ちょうど昔ながらの畦道のように
赤い帽子によだれかけしたお地蔵さんが祀られているとか
時には肥だめみ ....
まぼろしのような毎日が辛い
家族ごっこ、友達ごっこ、恋人ごっこ
楽になりたい、
思う度に絶望する
私は一生、変われない
うつむいて歩く
笑顔の奥は、無表情
私はずっとこのままだ
....
私は止めないよ
壊れるほどに塞ぎ込んだって
あなたを置いて歩んで行くからね
私は止めないよ
どんな使われ方をされたって
全部あなたが選んだんだからね
私は知ってるよ
....
人を想い、国を想い、
世界を想い、心を想う。
この世界は繋がっていて。
私たちはいつだって一つで。
あなた達のその瞳に映る青も、
その耳に触れる風 ....
真冬 心臓を射ぬかれた
彼は舞台の上で輝いていた
視線が釘付けになる
必死で名前を検索し
ブログにつきあたる
それからは、毎日ブログに
アクセスし、
”ファンです”とコメント ....
予定調和のような
すれ違い
なつかしい面影を
背に感じながら
たぶん二度とない
偶然に戸惑い
それでも
秋の雲が
遠ざかるように
見えなくなるまで
ずっと
振り向かせないで
....
落書きが欲しくて
お金を渡すと
気軽に売ってくれた
壁のような人が
また何かを遮るため
無表情のまま立っている
それを見ている
人のような壁が
落書きの中にいた
壁のよ ....
出口の見えないトンネル
光射す場所は何処だろう。
答えは風のみ知っている?
否、
風はなんにも知りやしない。
ましてやトンネル
風など吹かない。
知 ....
もう、
戻れないのかなあ...
こんなにぎくしゃくしてない
あの頃の自分に.
どうしていいのかわかんないし
ずっとこのままじゃ
いつかダメになってしまう.
そんな気がした
出来る事ならもう一度だけ
....
やさしそうな人が人を殺したと
ニュースの中で取り上げられていた
何故やさしそうな人が人を殺したのか
顔を隠した人達はそろって口にしていた
だけどやさしそうな人は
やさしい人とは少し違 ....
平らかな荒野があるなら
木々を植えよう
木漏れ日が一番美しいように
蝶たちの食草や
鳥たちの好む木の実も植えよう
荒地には荒地のままの面影も残して
水辺には水松
オレンジのオラン ....
ねえ にゃんこ
私が仕事に行っているあいだ
君はなにをして帰りを待っているにゃ?
お腹がすいたらカリカリを食べ
眠たくなったらお気に入りの場所にゴロンってなって
本当にに ....
イメージの中で溺れる歌姫
今は誰もがみな彼女の虜さ
イメージの中で溺れる歌姫
だけどそれは永くは続かない
一時代を築き上げた華々しい功績も
流行の波に曝されてもはや過去の遺物
巷に ....
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