すれ違い
フクスケ
予定調和のような
すれ違い
なつかしい面影を
背に感じながら
たぶん二度とない
偶然に戸惑い
それでも
秋の雲が
遠ざかるように
見えなくなるまで
ずっと
振り向かせないで
自由詩
すれ違い
Copyright
フクスケ
2009-09-05 19:24:29