満天の星空から
こぼれ落ちた
青白き花よ

草陰に
ひっそりと
佇んでいる

それは

あなたの涙と同じく
尊い

手折ることなんて
出来ない

私は
掬うようにして
花を見つめる

青白い涙、
花に ....
貴方の涙で
貴方の絵を
台無しにしないで
だから泣かないで
雨は去り
すべてが
元どおり
日が戻る

夢の架け橋
虹が奇麗だ
楽しくなって
心も温まって

子供はスヤスヤ寝ている。
一人でご飯を食べ
毎日何が何だか
分からない。

 ....
 赤い夜明けの子守歌。
 青い果実が交わす密談。
 緑の森に蝶の舞う音。
 黒の墓場に響く慟哭のオペラ。
 白兎が沈む沼のため息。
 黄金の地平を巡る聖歌。

 君は歌いながら旅をする。 ....
三十年の間 
一つ屋根の下ですごした 
八十八の祖母が 
悪性腫瘍と知ってから 

街を歩いて目に映る 
すべての人が
やがては空に吸い上げられる 
幻の雫に見える 

曇り空の果 ....
交わることのない
一組の線が
また
描かれてゆく。
しとどに濡れた
森の中で
目覚めたのは誰

ふんわりシーツで
目覚めたのは誰

朝露光る
草原で
目覚めたのは誰

泣きながら
目をはらして
目覚めたのは誰

おはよう
 ....
大切な言葉
気持ちを分ち合う
大切な感情
共に涙する時

価値観が同じ時
ほっとする
心が緩む
心を確かめ合う

心が解き放たれる
楽になる
この世に僕を
理解してくれる
 ....
話をしよう
歌を歌おう
飴を舐めて
桜を見よう

城ヶ島散歩
雨が降って
誰もいない
船が行交う

休みを取り
リラックス
桃の芳香剤
奇麗な部屋
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
 
華やいで
きみ 
咲いているよ 

あの花は 
すべてを忘れろっていうように 
咲いて、風に流れているんだ 

 ....
青い鳥は家にいた
ないものねだりで
外を探したが
友達の話を聞くと

これほど楽な生活はない
これほど楽しい生活はない
これほど美味いご飯はない
これほど誉められる仕事はない

味 ....
穏やかな日々というものがある

一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう

それでも僕は
虹の掛か ....
夜風がゆるく吹いていた

さくらが銀河のようだった

カップルが一組

川向こうのベンチに座っていた

僕たちはすこし道に迷ったようだ

たまに肘があたる

あてどない人生が
 ....
命の水
木のえさ
動物の命
人の飲み水

星の精
木の精
水の精
花の精

一番大切なもの
ジュンスイ
澄んだ心
真心
君が一瞬で
描きあげたモノを


私は一生をかけて
描き続けていくのだろうね



それでも、いっか。
最後に笑えれば。
自惚れていた自分
高慢な自分
痛みの分からない自分
でしゃばっていた自分

間違えていた
謙虚に下向きに
頭を下げ、無言で
苦しみに耐えてゆく

人の評価は変わるもの
自分のなす ....
世の中に

たくさんのスナックがあるのには

理由があるんです

おんなじ店で

なんども哀しみ見せられないでしょう

今夜も女は男に狙われ

身体を手で○○てゆくようです
 ....
あなたはいま、幸せですか?

君の単純な問いかけに
イエスともノーとも言えなかった僕は
不断桜の幹に身体をあずけ
枝先の小さな葉を気にしていた

こいつも光合成してるんだなあ
陽ざ ....
きみのつくってくれた

カレーうどんが

得意料理になっています

息子ふたりの

大好きな食べものになっています


公園のさくらは満開で

雲のなかにいるようでした

 ....
あの人の
邪魔にならぬよう

あの人に見つからないように姿を隠し
息をひそめ
ただじっと
あの人を感じ
眺めてみる

邪魔をしたくないから

私という存在で
あの人をかき乱した ....
いつ人生が始まったか
いつ人生が終わったかを知らない
そんなの不変に存在する。
自分では分からない。

でも僕と君が何をしたのか
の方が大切だ
お互いに尊重して
楽しい時を持って
困 ....
木蓮はほどけて

黄いろい死斑を散らせていた

桜の木々は赤く汚れて

ところどころに

灰いろのピンクを零していた


季節はひとつを終わらせ

ひとつを始めてゆくというの ....
カフェテラスの窓から
映る通行人
サラリーマン、農夫
主婦にベビーカー

1杯189円のアメリカン
一息の休息
敵も
味方もない

カフェモカ飲んで
気分一転
花屋で花束持って ....
高速道路は、おりしもの強い雨で、視界もひどく悪い。私はちょっと急いでいたので、追い越し車線をそのまま走ることになる。

120キロ。雨の高速では、あまりほめられたスピードではない。走行車線の方は、 ....
東口を出た歩道橋に 
一人立つ 
目の見えない 
フルート吹きの奏でる 
あめーじんぐぐれいすの 
音色を前に 

手押し車の老婆は通りすぎ 
土産袋を持ったサラリーマンは通りすぎ 
 ....
春雨の降る午後 
私は一人傘を差し 
無数の蕾が開き始める 
桜並木の道を往く 

三っつ目の信号を曲がり 
学校に沿う坂を下ると 
傘を差す 
君の母が立っており 
喪服の私は頭を ....
今期も残すところ実働六日です

計画達成まであともうひと踏ん張りです

強く持続した思いは、必ず物質化する、なんて

偉そうなこと言ってるもんだから

僕は間違いなく追いつめられていま ....
きみが少し元気なときに
庭に植えた白梅に
真珠の粒がころころと
それは春の序章とも言える

きみが好きだった春の 前髪が見えて
それはきみの季節とも言えるが
メディアから塗りつけられる春 ....
霞みのとれた空のブルー

宇宙が透けている

白がこぼれる

木に花の咲くふしぎ

少女の純潔を黄色でよごした


僕たちはあれからどうした

宇宙が透けている

軒先で ....
てのひらから
つばめの影が飛び立って
どこへやら
つと
消えていきました
わたしはひとり
立ち止まっていたのです
自動車に
跳ね飛ばされるドラマを
軽くいなして歩きます
小さな翼に ....
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