星たちの輝き
静まりかえった町
ピアノの音
ノックターン

古時計の歌
ちょっと良い気分
ブランデー片手に
ランとじゃれる

ゆっくり時間が流れる
戸を叩け、すれば開かれん
一 ....
総武線に乗る
今日もはっきりと黄色いが
乗ってしまえばわからない
終電の一本前
日本シリーズの直前とくれば
立っているひともいない、
空いている席もない、
という絶妙な乗車 ....
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける

あの日僕らは雨上がり ....
あの、病院のにおいってあるよね。
薬品くさいの。
あれ、ぼくは嫌いなんだけど、きみは好きって言った。
ふしぎだな。
そういえば、ぼくがちいさなころ、包帯を巻かれるのが好きだった。
ねんざ ....
ひとは指折り数える

その日の訪れを確かなものにしようと
指を折り
心に刻み込む
自らの身体に刻み込む

いつの日か死は必ず訪れることを知っている
それでも
死に往く日まで知ろうとす ....
どこまでも強くはばたくんだ
失敗を怖れずに
力強くつき進むんだ
噂なんて気にしない

自分の果すべき仕事をこなし
人を愛する
知を愛する
一歩一歩確実に歩くんだ

それには美味い物 ....
全てが始まった
夜明け前
霧が立ち込め
モノノフのうめき声

今千年の眠りから
目覚める
立ち上がる
不安と期待の渦

日の光が温かく
包んでくれる
良く頑張った。
これから ....
いつも
泣いて
喚いて
笑っていたのは
あなたじゃないか
また話そう
今度は
私が
きっと
絶対
ゆっくりしゃべるから
間違いを消すため
線を引いても
塗りつぶしてしまえば
背景になる
感情は適当だ
哀しみも幸せも
よく似ていて

冬空、
小さな水滴で
曇った窓越しにはいつも
月に小さな顔をえ ....
いつまでも怠惰に
うたた寝をしていたらしい
わたしの深層心理
片目で様子を窺えば
あなたが
優しい眼差しで見ている
くりかえして聞いていたのに
わかることのできなかった、  ....
運命なんて

ないようなもんだと思うわ

別れてすぐは

たがいのこと心配だけど

あたし忘れてしまえるじゃない


風が吹くから

波があるのかしら

海流と波って
 ....
夜しか会わないふたりだから

裸でしかさけべない愛だから


不倫だろうと純愛だろうと

互いにさびしいふりをして

互いを途方に暮れさせてた

しなびたゴムに白が溜まる

 ....
ねぇ‥? うん。 冷たい風が 縮める距離                 2008年2月14日完成
{引用=〜チョコレート同盟の皆様の合同作品です。〜}
ほんの少しだけでもと君との接点を持っていたくて
なんてないことない質問をなげかけて ....
こわいです

うすらこわいです

蛍光灯の無機質さ

でもあるんです

あるんです

そんな無生物だけが

ぼくをなぐさめるということが
アリバイづくりに

ドキドキと思考している夢をみた

そんとき思ったこと

?.時間帯別行動パターンってあるよなー。なかなかウソつき通すの大変だわ。

?.?をふまえて、どうせやるんな ....
すれ違う人たちの
魂の先端を少しずつ摘み取ってはポケットに入れる
ひっそりとした動きなので
たいていの人はすれ違っても何も気付かない
ときどき
けげんな顔をして立ち止まり
胸の辺りに手 ....
翌日は温かだった

陽だまりは

哀しみのひかりだ


冬の夜が

音を立てています

雪のあと

月や星ひかります


翌日は温かだった

陽だまりは

哀し ....
冬はやっぱり
おこたがいいな

みんなが自然に集まって
他愛のない話をして

ねこもこたつで
丸くなるし
俺を忘れてくれますか

ただ息がとまるのを

待つだけの身です

吹雪も永久ではありません

黄ばんだ夕日の

いずれ餌食になるわけですから


やさしく取り囲む

偽善 ....
山うどの酢味噌和え
水々しくて美味い
カツオの削り節を入れ
大人の味

山うどの皮の金平
斜めに千切りに
するのがコツ
春の予感が味わえる

お客様の笑顔
これが食べたかったんだ ....
同じ高さの
等高線を歩いてたら
あなたに出会ったので
二人は等高線を
同じ色で塗り潰した

眼下には
果樹園の地図記号が
広がっていた
まるで恋のように

山頂を示す記号は
 ....
伝えたいこともなく君は背中の彼方に
誕生日はただの24時間であり
裸もただの曲線であった
一つも通じないランゲージが
シーツの上で収束していく

こうしてまた季節は過ぎるのだった
今年は ....
瞳を反らされるたびに
鈍い音が響きます

背中を見送るたびに
激しい刹那が襲います


近付く距離の真実は
遠退く距離を意味し
追ってはいけない足跡と知りました


決断の揺らぐ一瞬に
泣けない弱さを ....
そっと触れた涙に 苦しいよと呟いた亡骸
世界の終わりの鐘が響いて 馬鹿らしい晩餐は始まった
割れた月の破片は飛び散る 抵抗する術なぞ考える事さえ出来はしない

貴女と笑い誓い合った 唯一の ....
美しくなんて咲きたくない

土の中で

がんばって

がんばって

やっと日の目を見れたのに

「わあ、きれい」なんて

摘まれてしまうくらいなら



綺麗になんて咲 ....
紫色のくちびるを震わせ
熱いコーヒーで暖を取るわたしに背を向けて
あなたはストーブに薪をくべている

見覚えのあるチェック柄の毛布
あなたの匂いを胸一杯に吸い込んでみた

冬の嵐の去った ....
一秒ごとに
とどまる
時間が
抜殻として
輪郭を残し
なだらかに
連なる

呼吸と
思考
いくつかは保たれ
いくつかは置かれたまま

ふりむけば
うすい
半透明の
殻が ....
    
      失うということ     失いたくないということ



        はじめから知っている人なんて誰もいない

            その手の中にあ ....
一見まっすぐ直線のこいつらも

血管みたいに蛇行しているんだ

日本中にはりめぐらされた鉄路

きょうもこいつがおいらの轍だ


なんて地球的なんだ!

なんて運命的なんだ!


一見まっすぐ直線のこ ....
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