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空白のページに
跡をつけたのは私
全体の四分の一にも満たない
まだ短いストーリー
ベストセラーになんかなりっこない
本屋の端の方で埃をかぶっている
ちょっと悲惨なストーリー
....
世界は現実味がなくて
絵葉書を見てるみたい。遠い。
この窓を開けて
風を部屋に送り込めば
少し生きてること
実感できるけど
ねぇ、なんだか
とうめいにんげん、になった気分
....
君が一瞬で
描きあげたモノを
私は一生をかけて
描き続けていくのだろうね
それでも、いっか。
最後に笑えれば。
(私の身体にある悪をすべて打ち消して)
(痛いくらいの優しさで満たした)
(そんな人間になりたいと願ってた、ずっと。)
私と彼女は正反対
感情のままに怒鳴る彼女 ....