いのちに寄り添えば
なんでこんな哀しいのか
外灯がけぶってます
希望、
寂しい、
胸を
見つめた
いのちに寄り添えば
なんでこんな哀しいのか
....
素直な君
明るい君
元気な君
憂鬱な君
淋しげな君
怒っている君
みんな
君のものだから
心配はいらない
笑っている君も
怒っている君も
しょげている君も
君らしく ....
集められる限りの写真を集めて、アルバムにすればいい
一人部屋でページをめくり
かつてあった日々の思い出を愛せ
それらの日々をノートに刻み込め
言葉にできないことはみんな行間に遊ばせたまま
言 ....
何もかも投げ出したくなる衝動を
バネにして
走り続ける 努力 をしてきたけど
そろそろ 息切れ
助けてほしい と
願っている間は
どこまで行ったって ....
朝が更けてゆく
アフリカの太陽が
この街に
遠い音楽のように照りはじめる
ビジネスマンもウーマンも
スターバックスの紙袋抱えて
仕事場までの獣道歩いてる
....
あいしているよ!
アイシテイルヨ!
愛しているよ!
I shiteiru yo !
アイシテイルヨ!
あいしてるよ!
I shiteiru yo!
愛しているよ!
あいしているよ!
....
春の空が眠そうなのは
太陽が少しだけ優しくなったからかもしれない
地上から沸き上がる息吹きは
空を真似て
まだ少しだけ眠そうだ
薬で眠る
あなたの一日は
たぶん
誰とも違う一日
ときどき
あなたは目を覚まし
ありもしない
歴史を説いて
目が合うと
もういい、とか
すまんのう、とか
もう
語り ....
知らなくても
生きていけることは
知らないままで
いたいものだなぁ
木々が踊りをとめて黙していた
夜が青かった
外灯が規則ただしい涙のようだった
リズム&ブルースの
ゲゲゲの鬼太郎みたいな旋律
信号に停止するテールランプが
この世の ....
美味しそうな楽しみがあったので
夫と半分こして食べた
牛乳パンのようにほんのり甘く
甘いものが大好物の夫は
半分になった楽しみを
美味しそうに食べている
その頬が幸せを含んで
ぷくり、と ....
息を吸う
それはいまから
深海に
深海に
潜るために使われる
だからいま
息を吸う
未来に
未来に
未来に会うために
息を吸う
....
空を見上げれば
It’s only a blue sky.
ジェットコースター
今日も張り切って
ポップコーンも弾け
夢の世界へ
はりきって行こう
バネガムで悪戯をする
金色の ....
橋がかかる
四年に一度だけ同じ日に
同じ人に会う
きっと同じ思いで川を見てる
同い年なら結婚しよう
私はもう百五十六歳よ
消えていく
橋を渡りながら消えていく
そこ ....
君に明日会えるのが
楽しみ
で そりゃもう
君に明日会ったら
嬉しみ
で そりゃもう
なんて
どうして言えないの
楽しい
にミを着せて
嬉しい
は裸のまま
うっ 寒 ....
おはようと合図する
朝日はいつもより
力強く循環している
ことばで愛し合えば
ふつうの営みもすこし
二人だけの性癖のようだ
キスの話なんかなかった
こどもみたいな熱だった
すばらしい ....
好きの定義はわからないけど
目を赤くさせながら
メールのやり取りをしている
セックスがゴールなら
そうではないと教えるだろう
月はまるいというけれど
ちがう光のかた ....
路地には梅が
夕日は夕日で鏡のようで
黄砂は地球の
メカニズムにのって
ぼくらは愛や恋やで
胸を痛めてみたり
切なくなってみたり
か弱い螺旋の生き物です
....
人を責めるのは簡単で
人に責められる事も簡単。
あなたも私も。
つい相手に完璧を求めて
つい自分を甘やかしている。
あなたも私も。
そしてそんな毎日を送って
小さな幸せを見逃したりもして ....
すごくねこころがしめつけられたとき
ひとは出たくなくなるのかな
悲しみまるごと受け入れるだなんて
神様だってできないでしょう
辛さを笑い飛ばせるあなたは
辛さを消 ....
ぼくが
何かを書こうと捻り出す文字も
誰かが造ったモノで
ぼくが
何かを伝えようと搾り出す言葉も
やっぱり誰かが造ったモノで
ぼくが
納豆食べられるようになったのも
彼女が ....
ほんとはね
こんなふうに困らせたいわけじゃない
あなたの そんな顔を見たかったわけじゃない
傷つけたかったわけじゃない
こんな顔して会いたかったわけじゃない
もう 優しい言葉をかけるのは ....
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
塵は
つもり
やがて
土に
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
行けるとこまで
行ってみようよ
0からのスタート
お巡りさんも
振り切って
走れ
この途が果てるまで
0からのスタート
スピード上げて
しっかりハンドル握って ....
私の前を
一台のトラクターが通っていく
エンジンは悲鳴を上げ
しかしその音と反比例するかのごとき
スピードで
私の前を
一台のトラクターが通っていく
タバコを燻らし
もう片方の手は ....
目を閉じれば
貴方はそこにいる
目を開ければ
貴方がそこにいる
目玉焼きの匂い
コーヒーの香り
トースターの音
洗濯機の音
朝日がまぶしい
カラオケ行って
ランチ食べて
....
宵の群青
まぁるい月に
控えめな 冬の星
薄い 雲は
氷の飛礫
凛とした
空気の冷たさは
春めく景色に
待ったをかけて
早咲きの花々を ....
涙声の 嘆願を
蹴り飛ばされて
冷たい雨の中 駆け出す
闇夜の繁華街
僕 が 愛したい
あの人は もう いない
だったら いっそのこと
おちるところまで
おちていけるところまで
....
とろける舌先
めくるめく快感
貴方のキス
ずっとずっと好きでした。
苦しくて
切なくて
愛しくて
熱くなる
貴方の匂い
貴方の仕草
貴方の煙草
貴方の吐息
ああ
いくつもの候補があったよ
さくらとか、みかんとか、まりんとか
植物や風景が多かったかな
もう生まれてくる季節なんか
どうでもよくってね
まろんとか、こなつとか、みさきとか
次々 ....
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