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ただよう雲
なびく風
うなだれる向日葵
生きているよ 
話しかけられた気がして

ただようぼく
なびくぼく
うなだれるぼく
生きているか
軽く肩をたたかれた気がして

地平 ....
傷つけてる?
って
聞きたいけど

聞いたところで
変わらないから

愛は
かたちのない夕暮れだから

終わりも始まりも
ただ

沈みゆく夕暮れだから
 
 
 
  ....
生きてるだけでもうけもん
さんまちゃんは言う
そうだね

ときどき
2ちゃんねるをみる
実にうつくしくないことばの羅列
そうだ
ボクらは紙一重で
生きてる
生きてない

ここは ....
昼下がりの人気の少ない公園のテーブルで
ノートを広げ
考え込んでいる様子

まさか遺書でないでしょうね
まだまだ若そうな女性の人差し指が
あごを支えて止まっている

見知らぬ人だか ....
夜中のしずけさの中で
言葉が涙をこぼしている
いたらなかったこと
おこらせたこと
言葉であるために泣いていた

言葉が化粧をするときは
ひとを欺くため
言葉が銃を持つときは
ひと ....
    (わたしは秋
     枯れゆく落ち葉のしたで
     春の夢を待ち焦がれている)



北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ....
太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
どこにだったか
どこでだったか

てんしのこえきいた

いつだったか
うまれるまえだったか

てんしのこえたしかにきいた

なんていったか
なんかいったか

てんしのこえ ....
       あいするそのひとは
       いのちあるひと
       あいするそのひとは
       ひかりあるひと
       あいするそのひとは
       うたのある ....
{画像=080831113523.jpg}

私の中に
醜いなにものかがあって、
私が私であるようにしている。
私の中にあるなにものかを
しっかりと掴みだして、
目の前においてみよう。
 ....
詩が生まれないこと
満腹な証し
なにもいらない
なにももとめない
言葉は
ことばであればいい
深みもなく
潤いもなく
その場限りの
ものでいい

詩はないほうがいい
幸せなもの ....
そうだ、中三のとき

愛について、いつも考えていた

こころの灯、なんて題名つけて

愛について、ノートまでつけていた

母が死んで整理していたら

耕太郎関係、って書いた段ボール ....
{引用=laisser vibrer

(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}

0,

ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
 ....
一日が終わっていく
きょうは
1/150億年の一日
ちいさな一日

僕の一日は乾いていた
びしょ濡れだった人もいるだろう
途中で息絶えた人もいるだろう
寝過して飛ばしてしまった
 ....
コンクリート
信号機
看板

君がうたうのは何処。
君は何をうたう。

夏風がそっと聞いてくる

今年は
蝉の声が聞こえてこない

だから



君が鳴いてよ
君が ....
揺れる大空を
手のひらで掬ってみた
零れていくのは
昨日までの涙
真夏の炎天下の昼間に
涼しくて気持ちいい
この飛んでみたくなる水色を
ごっくん
花の都
水の都
霧の都
東の都

東京を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意見に賛同しない
猫を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意 ....
ことばは 手段
伝えるための

深夜の国道は
暗く流れて
6車線 約50メートル
渡りきるのは造作ない

遠い信号が
赤に変わった
ヘッドライトが
右へ流れた

やすやすと
 ....
微かな音だけになって

宇宙に放り込まれたみたいに


地上の星屑が
夜を点滅させる
   (七色の輝きの物語りを
    伺うことはない)

    ただ
    静かに

 ....
掴む

あなたをしることは
太陽をつかむよう

刻んだ空の破片を
脇に抱えて
あなたを見つめると
丘の上の鐘の音が七色に飛び散っている

あなたはいつもそこで
わたしはいつもここ ....
おまじない

君の名前を書く
君の名前を書く
君の名前を三度書く

そうしたら

嬉しくなって

なんでも叶う気がしてきた





 信じられる

信じられる ....
{画像=080622022551.jpg}

今日もまた
窓硝子に映った自分を見て、
少し微笑んでみせる。

いつもの挨拶
いつもの仕草、

駅前の喫茶店の指定席、
リングノートに ....
地球からながめると
原子核よりも
    ちっちゃな
          ちっちゃな
自分のからだの
   どきどきしている
       どっきどっきな
むねの奥で

ときどき ....
郵便受けに入っていたのは
営業スマイルの葉書と
ネクタイをきちんと締めた葉書

営業スマイルの葉書を開いてみると
べりっという音を立てて
用のないパンフレットを差し出してきた
次から次へ ....
どこにいくんだろうね。わたしって。

この重々しい閉塞感はなんだろうね。



びっくりするくらい簡単に。わたしたちはそこにいたね。

どうしてゆるしてしまうんだろう。何を信じてしま ....
表面だけを取りつくろって
内部は瓦解した家族の物語

けれど持ち合わせた秘密は
あまりにありふれていて
事件らしい事件が起こっていない

ただお互いの視線のズレが
互いに相手に抱く人物 ....
あの日
びるのてっぺんは
どれだけ
さみしいひかりがみえたの

むてっぽうなことで
きみも
やっぱり そんを したのだろうか

そっとちかづこうとすると
花をちらすみたいに ....
片手くらいの
かわいい顔した手帖があって
女の子のような
詩がたくさん書き連ねていた
僕には
春の風を思わせる旋律が聞こえ
夏の陽気さを感じる水彩画でもあり
ちいさな言葉たちだが
海原 ....
貴方には大きく翔たく
翼がある
貴方にはやらなければ
ならない使命がある。

生きているからには
役目をはたす。
生きているからには
苦を共にする

くつろぎの時
力が抜け
頭 ....
あなたはいつも
わたしの
開かれた窓でした
そこにはいつも
新鮮な空気が流れていて
清潔な水色の空とつながっている

たとえばそれは
岬の草はらの淡いスケッチで
たとえばそれは
ガ ....
こゆりさんの自由詩おすすめリスト(221)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
聞こえた気がして- 乱太郎自由詩24*12-1-10
かたちのない夕暮れ- umineko自由詩10*12-1-4
フライング・ソーサー- umineko自由詩18*11-10-21
詩作する人- 乱太郎自由詩28+*11-9-28
言葉- 乱太郎自由詩19*08-10-15
わたしは秋- 乱太郎自由詩29*08-10-3
ふたつの輝き- 乱太郎自由詩11*08-9-24
きいたよ- 乱太郎自由詩10*08-9-18
二十四時間- 乱太郎自由詩22*08-9-5
なにか_/_私が私であること- beebee自由詩20*08-8-31
詩はいらない- 乱太郎自由詩23*08-8-29
愛について- 吉岡ペペ ...自由詩2708-8-28
laisser_vibrer- rabbitfighte ...自由詩23*08-8-19
1/150億年の一日- 乱太郎自由詩22*08-8-19
うた- 乱太郎自由詩11*08-8-14
手のひらに- 乱太郎自由詩13*08-8-3
東京- rabbitfighte ...自由詩31*08-7-29
J-walk- umineko自由詩8*08-7-28
- 乱太郎自由詩12*08-7-25
掴む- 乱太郎自由詩26*08-7-2
- 乱太郎自由詩21*08-6-22
いつもの席のいつもの仕草- beebee自由詩16*08-6-22
ゆらゆら- 乱太郎自由詩21*08-6-13
客の来ない家- 小原あき自由詩19*08-6-9
ノウエア- umineko自由詩5*08-6-9
視線/人物像- kauz ...自由詩3*08-6-9
てん、- はな 自由詩42*08-6-8
ちいさな手帖- 乱太郎自由詩25*08-6-1
苦しみが和らぎますように- ペポパン ...自由詩11*08-5-24
あなたという風景- 佐野権太自由詩22*08-5-22

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