真っ白な消しゴムで
夜の闇を消すと
鉛筆を持った妖精が
朝を描く
僕は思い出す
間違えては文字を消し
覚えたての言葉を
何度も語り直していた
たとえ間違えても
きっと正しい ....
星が見たいの どうしても。
地方から上京したての彼は
翌日 東京にあるプラネタリウムを探してきた
講義を終え掲示板の前で落ち合う
いつものように私は彼の後ろにまわると
彼の背負っているリ ....
寒いねって、つぶやいた
Fw:寒いねって、返ってきた
あなたの膝のうえで
まんまあるくなった
温かいねって、ささやく
温かいねって、返ってくる
春は名のみのきさらぎの
未だ温まぬせせらぎの
橋のたもとの裸木の
わづかに赤き冬芽かな
春は春とてきさらぎの
未だ冷たき春の風
襟立て歩く川筋に
ちらほら青く下萌ゆる
我の窓辺 ....
森に歌え
回廊に響け
ルチウスのヴァイオリン
少年の痛みを
世界にはびこる欺瞞を
ルチウスのヴァイオリン
まちがった正しさや
反吐をも ....
なぜすいません、なんだろう
雪山でロストして
大捜索して助かった
禁止区域に入ったからだ
つつしめ
慎め
行動を
識者たちは憤る
政治の嘘には絡まぬくせに
なぜすいません、なんだ ....
ミクロになって
きみを見ている、感じている
きみが動く、おおきな風がおこる
わざとじゃなくても
ぶつかると、死んでしまう
きみは
ぼくに対して
無意識だっ ....
沈んでく夕日みつめてひとりきり誰を待つのか知らない黄昏
さよならと言えないままに日は暮れて君と二人でどこまで行こう
終わらないあの日と同じ夕間暮れ悪夢にも似た遊戯は続く
いつまでも日 ....
頂(いただき)に辿り着いたら
総てを見渡せて
達成感は味わったけれど
あとは降るだけ
なんて
寂し過ぎるから
頂(いただき)に辿り着いたら
次の希望(いただき)が見える
....
もう
あなたにかけることばを
私は持たない
あなたは
私を傷つけない
薄墨を
重ねるみたいに
記憶
コアになるはずの
つないだ手
それさえ
桜
もう一度咲くころ ....
難しいことはわかりませんが、詩について思ったことをそのまま書いてみます。詩がもっと歌われることを信じて。
詩を書こうとして書く人も、書いてみたら詩になった人もいると思う。例えば、「か ....
あなたを支えていきたい
いっしょう恋ができなくても
あなたを守っていきたい
いっしょう恋が実らなくても いいから
ねぇ わたし
咲かなくたっていいの
花なんかじゃな ....
(私の身体にある悪をすべて打ち消して)
(痛いくらいの優しさで満たした)
(そんな人間になりたいと願ってた、ずっと。)
私と彼女は正反対
感情のままに怒鳴る彼女 ....
元気ですか
そういってメールを打つと
少し
微妙な間隔で
クタクタ
風邪 ひいたみたい
って
そんなこと
聞きたいわけじゃない
∞
元気ですか
もう君もわか ....
こゆりさんのおすすめリスト
(263)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
消しゴム
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小川 葉
自由詩
3
08-2-7
プラネタリウムの夜
-
ましろ
自由詩
8*
08-2-7
Fw:寒いね
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吉岡ペペ ...
自由詩
5
08-2-7
今様習作_きさらぎの
-
佐々宝砂
伝統定型各 ...
7
08-2-7
ルチウスのヴァイオリン
-
草野春心
自由詩
4
08-2-6
春告げ鳥
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umineko
自由詩
8*
08-2-6
つめたい頬を
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-2-5
黄昏遊戯
-
未有花
短歌
12*
08-2-5
山
-
Honesty
自由詩
3*
08-2-4
桜ターン
-
umineko
自由詩
3*
08-2-3
批評祭参加作品■詩について書いてみる_詩は歌うもの_物語は読 ...
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よしおか ...
散文(批評 ...
3*
08-1-26
咲かなくたっていいから
-
北大路京 ...
自由詩
7*
08-1-15
優しき人
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三奈
自由詩
4*
07-12-13
星座の街
-
umineko
自由詩
7*
07-12-9
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