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方向性を定めず水面を揺らす少年少女
アイデンティティーの火花が空をのぼっていくから
頬杖ついた透明な空虚
あくびをしながら眺めればいい
空はなにひとつ言葉をもたない
殴り書きの小 ....
宇宙を売っ払って 天国にしのびこんでいよう 
それはあっという間の出来事
はなびらがお金の代わり なけなしの花で 
小麦粉を買ってこようか
ホワイトホールの入り口付近 
なぜだか粉々 
押 ....
9月の終わり
終い忘れた風鈴がきらきら泣いている







オリオンの寝言はいつだってざっくばらん
今日はあらしの夜だってね
それでも何事もなく光っていておく ....
太陽がラッパを吹いても
月がバイオリンを弾いても
最後は祈ることしか頭にない
最後は祈ることしか頭にない


私の湖に小舟がやって来て
そっと浮かばせてあげるこの腕は
いつでも身軽であ ....
三角子猫二人乗りの皮肉
貴男の発車音





―ピストルが泣いている―





撃て私を
空海の喉に溺れ死ぬのは
束の間
真夏の灯火
それは初恋


 ....
隣ん家の白い猫が鳴いている
早朝五時に朝ごはんをねだって
起き抜けのご主人様の足元を
くるくると尻尾を巻き付けては
あのグレーの瞳で上目っ面気どっているのかもしれない
どうもその声に少し ....
天気雨で起きた朝寝坊の日曜日 カーテンを翻している風
ごきげんな空模様に思わず あくびをした

モノクロの虹をおもいだして   くちずさむ唄 

夢見がちなあの子はありったけの想いで あ ....
かなしいことを口にしたら雲が風任せにすばやく流れていた 
ミネストローネのスープ色をして 
逆上がりの途中でぐるんとかき混ぜてみた
急いで脱ぎ捨てた夏の終わりは
ドットが三つ歯切れの悪い調 ....
あの深紅の風には
乗れませんでしょうか?
わたくしは夕空に
問いかけるところでした
時間がたなびくのを
この目が確かに
みとどけていたのでした


ピアノの白い鍵盤の上を
光のくちづけが降りかかり ....
リーン リン
リーン リン
星達が銀色のベルを
ほんのり微笑みながら
揺すり始めましたのは
真夜中3時頃のことでした

星旅をしに来る人々を
快く招きます
遥かとおい頭上から
見上げる人々すべてに ....
ふと


白い屋上で見えた風船のいろとりどりが 胸に散らばった 
わたしのこころが 無数の風船なら 空でゆめをばら撒くんだろう
ばら撒いたゆめはどこかでだれかに食べられる 仄かな奇跡を贈 ....
雨水ではしゃぐ雀を見ていた 水浸しになった朝はコラールで起きる 割れやすいグラスになった気分だ
一昨日、わたしの青い庭にルルという野良猫がやって来た 随分と眠たそうな目をしている黄色い猫だ
毎朝、 ....
僕は皮膚の内側が
赤く錆び
その欠片が1つ落ちるまでは何もしないでいたい

そうしたら
透明になってゆく血液と漣の色を覚えて
ひたすら画家になった
気分で文字をカサカサと描いてみる

 ....
beebeeさんのマーブルさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
少年少女- マーブル自由詩412-10-10
コンドルドライブ- マーブル自由詩312-10-2
9月の風鈴- マーブル自由詩712-9-30
チャチ- マーブル自由詩612-9-23
懐抱- マーブル自由詩3*12-9-22
素直- マーブル自由詩6*12-9-17
なけなしの花- マーブル自由詩6*12-9-16
夏の結晶- マーブル自由詩412-8-28
深紅の風- マーブル携帯写真+ ...312-8-25
泳ぐ星たち- マーブル携帯写真+ ...6*12-8-22
ふと- マーブル自由詩312-8-20
飛べ16:6分- マーブル散文(批評 ...2*12-4-19
空が喋れなくなった日のしずかな青い唄- マーブル自由詩411-11-18

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