散る花と天馬のかたわら舞い踊る
         あなたの名前わたしの名前



一日に何度もひとりで水族館
         イルカ生きとるクリオネ死んどる



 ....
ごめんね、ごめんねと何度もあやまった。
泣けば泣くだけ、悲しくなった。
木の幹の中は
小人の国
「冬」という地下の駅から
汽車の音がきこえるよ
しゅっぽ しゅっぽ
長い長いトンネルぬけて
しゅっぽ しゅっぽ
新しい緑の帽子をかぶった小人たち
夢と希望ととき ....
寒い空 空も思わず 白い息 君と初めて会ったのは
病院の白い背景
小さな小さな君に
どんなに 喜びをもらっただろう
今はもう
上から見下ろされている

目の前に君が座ると
その背中で テレビが見えないんだ
あの ....
ほんのつまらないものにも
隠された意味があるのだとしたら・・・

どうしても捨てられない
くたびれたぬいぐるみ
君はずっと見てきたんだ
転んで擦りむいた膝小僧も
叱られてこぼした涙も
 ....
正直に言います

今 あなたを見つめてました

ふいに目があって

慌てました

アッカンベェをしました


正直に言います

アッカンベェは 嘘です


心でそう言っ ....
でも一応上 略 はわかる あ大っ   そうだなあ。ま
  ここで 中 。何食べ ンった      ご注文は
じゃん。羨 上 で。私も ャたし  こういうのラブラ
タバコだめ 係 ぜ。   シ・ま ....
おじさん
おじさんにも 青い頃があったでしょう?
訳知り顔で ウンチク
だけど
突拍子もない頃が あったでしょう?

おばさん
おばさんにも 蕾の頃があったでしょう?
無駄を省いて ア ....
何かとちったことをしても、君が笑ってくれれば
それもいいかもしれない。



初恋のときのような幼稚さはないけど、
「つながっていたい」と想えるよ。


わがままは言ってほしい。
 ....
穴の中のくまさん
土の中のもぐらさん
起きて下さい
春ですよぉ!

あっちには花の春
こっちには恋の春
目を覚ませ
眠ったままの夢たち
春ですよぉ!
おれは最近外に出る時
いつもはだかで歩くようにしてる
なんだかすーすーして気持ちがいいんだ
服を着るのも面倒になってきたしさ
わかるだろそういうの
おまわりはやさしいので
今回だけだぞって ....
春のリボン 木々を包んで
花も咲き 小鳥もうたう
うららかな 青い空には
雲もなく
私は待ってる 風に吹かれて
よぉく 見つめてごらん
ほら
枯枝のさきっちょ
じーんって 赤くなってるよ

耳をすませてごらん
ほら
凍った土の下
みしって 春の音

何気ない日常に
春が来つつあるよ
池袋 雨の路肩に胃薬を泡だてる闇 I’m the SLIME!!!

日暮里のウィル・オ・ウィスプが公園で「兄ちゃんライター貸してくれんか?」
雪の降る中の
街角の公園で
花のつぼみと
恋のつぼみと
少しずつほころびながら
誰かが来るのを待っている
木の芽 くすくす
爆発寸前!

春のくす玉
一番最初に
ひもをひいたの
だあれ?
あなたから
別れのメールが来ました

気がついたのは
余光わずかな
アパートの階段を上る時
スカートの中に
想見の風が吹き込んできた

2段上がって
またメールを読んだ
左隣りの ....
猛吹雪のなかを二時間ずっと
半分眠りながら歩いていると
誰かに殺されたもの達の声が
いくつもいくつも降ってくる



それらを聴いているうちに
それらに応えているうちに
 ....
俺は本屋が好きなんだ
久しく今日も行ってきたよ

麻雀が最強になる本を
ピラピラ見ながら
となりに立ってた押し花好きの
内気なスカートさんをチラ見して
何歩か歩いてパソコン本の棚に行き
 ....
もし恋が
何の証拠も残さずに
燃えつきるものだとしたら
いくつだってしてみたいけど
これはなかなか難しいこと
どうしたって何かが残る
それが苦しいものだと知っているから
私は恋なぞするも ....
繁殖するキウイの輪切り 
あなた 傍で眺めていて  
色づいていく 
街の中はロマンスであふれていて 
すっぱいね 
味なんてしなかったけど 
そう言ってみて 
お互い確認しあって、噛み ....
店はまばらな客入りで
台から流れる音楽も
街から離れゆきながら
奏でる憂鬱のチンドン屋の調

座る台は
どこでもいいのさ

ランドセルが重い頃
晴れた土曜の昼下がり
見上げた我が家 ....
「やす」といると変な感じな

心臓が変な感じな


無駄に動きすぎじゃないかと
心配になる

「やす」もそうですか?

そうだといいなぁ



目が合わせられないの

 ....
鏡の前で唇に

口紅を塗り君に同化してみたよ

好きこそものの上手なれ

とはいうけれど

やはり君ほど上手くは濡れないな

俺が君にあげた口紅を

君の趣味ではなかったけども ....
ある時あなたが産まれた
あなたを抱いた看護婦さんは
「わあ〜やわらか〜い」
と、とても暖かな気持ちになった

ある時あなたは小さな子供で
あなたのまるいほっぺたを見たおじさんは
「ああ、 ....
「おはよう!」息が白い
「あけおめ!」頬が赤い
「ことよろ!」空も青い
今年最初の授業が始まる
みんなコートにマフラーしてるけど
この寒さは前とは違う

さぁ春のエンジンがかかったぞ!
 ....
曇った窓の向こうは風の街
私を一人 ここに残して変わってく
電話とにらめっこしながら
ポストとにらめっこしながら
過ごす
冬休み最後の日
私はまだ去年の私なのに時は流れる
毎朝眼にするお日様は
暇なしほどに変わらない
歩けば季節は変わるけど

ゆめゆめ惹起するには疲れたな
貰って置いたクリスマスローズの
花は何処かで咲いているんだろうか

生きる為の手段 ....
乾季にはいったらしく日毎
陽射しも強くなってまこと
南国らしいあかるい空の下 
元気ですと書いた手紙の後

ひどい雨がやってきました
ナイヤガラの大漠布の真下
さながら、川に浮かぶ船 ....
折釘さんのおすすめリスト(174)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(戯れ音)- 木立 悟短歌504-2-11
すがりつく。- 千翔自由詩204-2-10
しゅぽっ!- 春日野佐 ...自由詩504-2-9
雲ぽっかり- 春日野佐 ...俳句304-2-9
遠くなる- さち自由詩4*04-2-9
テディ- さち自由詩3*04-2-9
告白- さち自由詩5*04-2-8
ランチタイム- 不老産兄 ...自由詩204-2-8
くりかえし- さち未詩・独白3*04-2-7
ナルシスト論。- 千翔未詩・独白104-2-6
春ですよぉ!- 春日野佐 ...自由詩3*04-2-6
はだかのひと- 不老産兄 ...自由詩204-2-6
春のリボン- 春日野佐 ...自由詩204-2-5
春の音- 春日野佐 ...自由詩304-2-5
山手線挽歌- 石原大介短歌4*04-1-31
待ち合わせ- 春日野佐 ...自由詩404-1-30
春のくす玉- 春日野佐 ...自由詩404-1-29
なみだ- 純太自由詩504-1-27
ノート(人非人)- 木立 悟未詩・独白204-1-27
マイノリティー- 純太自由詩504-1-26
証拠の残らない恋- 春日野佐 ...自由詩304-1-22
初恋- ふう自由詩8*04-1-21
パチンコ- 純太自由詩204-1-17
2のお話。- 千翔自由詩2*04-1-13
ルージュ- 純太自由詩104-1-10
ある時あなたは- ふるる自由詩11*04-1-9
春のエンジン- 春日野佐 ...自由詩104-1-8
風の街- 春日野佐 ...自由詩104-1-7
今日より明日- 純太自由詩204-1-4
カノムは雨です- 狸亭自由詩204-1-1

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